青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2020年01月03日配信号のサンプル
イラン VS 米国(西原宏一のトレード戦略指令!)
既報のようにイラン VS 米国の地政学リスクの高まりがもう一段の円高を誘引する可能性が高まっています。
ーー
トランプ大統領の指示でイラン精鋭部隊司令官を殺害-
トランプ米大統領が命じた米軍によるイラクでの空爆でイランの精鋭部隊、革命防衛隊の司令官1人が死亡した。
米国とイランとの対立が深まる恐れがある。
米国防総省は2日夜、トランプ大統領の指示を受けたバグダッド国際空港付近での空爆により、革命防衛隊の有力者ソレイマニ司令官
が死亡したと発表。ソレイマニ司令官は「米国の外交官やイラクや中東に駐留する米軍を攻撃する計画を積極的に策定していた」と説明した。
ソレイマニ司令官殺害を受け、米国とイランの緊張の高まりが他国も巻き込みかねない武力衝突につながるとの懸念が強まった。米株
価指数先物と3日のアジア株はこのニュースを受けて反落。原油相場は急伸した。安全資産需要が強まり米国債先物と円がいずれも上昇している。
ーー
出所Bloomberg
今年は米大統領選もあり、戦争につながるようなリスクをトランプ大統領はとらないといった意見も多かったのですが
トランプ政権の考え方は違うようです。
現在、ドル円と日経先物でrisk off positionをkeepしたまま。
豪ドル円をデイトレでshortにしており、risk off positionが増えるので
Swingにはしない予定だったのですが、デイトレをいったんスクエアに、
Swing positionとして豪ドル円を75.23円で再び0.3 shortにしました。
stopは76.20円。
取り急ぎ。
・2020年01月02日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
おそらくは西原さんはすでにお気づきで調べていらっしゃると思うのですが、一部のサイトでドル円が111円台を表示するところで出ており、話題になっています。その他いくつかのサイト(xe.comなど)でも109円台半ばとなっており、この動きをどのように見ていらっしゃいますか。
2019年12月26日8時45分に配信されたメルマガでも、全市場休場の中ポンドドルの暴騰、ドル円の暴落が起きたことに触れていらっしゃいましたが、これと同じように理解したらよいでしょうか。
お正月早々恐れ入りますが、以上よろしくお願いいたします。
<お答え>
明けましておめでとうございます、西原です。
今回の場合12月26日の状況とは違います。
Bloombergのrateは全く動いておらず、ずっと108.60-70円でした。
つまり妙な出会いはなし。
いろいろなサイトでドル円があがっているというのは単に気配値です。
気配値というのもいい表現ではなく、恣意的にマーケットを撹乱しているだけですね。
余談ですが、僕が銀行に所属していたころのCitibankのドル円のレートはマーケットをリードしていました。
そこで、マーケットに気配値だけ自分の好きなようなレートを入れてマーケットの需給を確認しようとしたことがあります。
つまり気配値だけなので、本日のアジア市場は、窓なしでスタートしています。
※メルマガ会員WEBはこちら
http://zai.diamond.jp/fxmail/nishi/index
なお、過去の配信や、チャートが見れる会員WEBは、課金会員のみが閲覧できます。