青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2021年05月28日配信号のサンプル
米国の3連休と月末(西原宏一のトレード戦略指令!)
来週の月曜日、米国はメモリアルデイで休場。つまり3連休を控えています。
そして月末。
つまり今日の米国市場は月末の要因に加え、long weekendの調整が出る可能性が高まります。
友人によれば、昨日ドル円のone monthで110.00円と110.50円のドルコールがまとまって買われた模様。
これがドル円が一気に110円台まで駆け上がったきっかけになったようです。
加えて、月末のドル買い需要がでているという報道が目立ちますが、真偽のほどはよくわかりません。
Demarkの日足を見ると、ユーロドルはカウントダウンを点灯したままでtop outを示唆、
一方ドル円はカウントダウンを12までカウントした時点で上記の要因もあり一気に反発。
結果ドル円とユーロドルはドル買いに反応している動きであり、ユーロ円はこれまでのところ大きな陰線を形成できず、明確なトレンドを示さないまま。
そして今回のRBNZの結果を受けてのキウイの反発をみると、金融緩和縮小に向かっている通貨は買われるという流れに。
ただ繰り返しになりますが、次のテーパリングは米国とみる参加者も多いため、キウイのlongは対ドルではentryしないという自分の考えは同じ。
短期は別として円安の方針は変わらないため、キウイ円のlongは週超えに。
キウイ円が79.47円までdipしてきましたが、週末を控えてriskを増やすことは控えたいため、swing のキウイ円のlong positionは同じ。
短期では79円ミドルは買っていいとおもうのですが。
この後、月末のフローによる乱高下に巻き込まれないように注意したいところ。
・2021年05月13日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
いつも有益な情報をありがとうございます。
ファンダメンタル的な質問を1つ、させて下さい。
あまり日本ではニュースになりませんがイスラエルとパレスチナの問題がかなりの大事になっていると思うのですが為替に影響することは考えられますでしょうか?
<お答え>
おはようございます。
今マーケットのテーマは
①カナダに続くテーパリングに入るところはどこだ?
②商品市場の活況で利するところはどこだ?
③ワクチン供給がうまくいっているところはどこだ?
この3点が注目されています。
そのため、中東問題はあまり意識されていません。
ただこの中東問題が更に深刻化すれば、risk offで株がさらにうられることになるかも知れません。
Game changeによりRisk offで円は買われませんので、EURAUDが買われたり,AUDCHFが一時的に売られたりするのではないでしょうか?
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