青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2024年05月30日配信号のサンプル
ヘッジファンドの思惑を更新しました。(西原宏一のトレード戦略指令!)
https://zai.diamond.jp/articles/-/445516
27日の配信でご紹介させていただいたように、月末のリバランスのドル売りも効いて
ドル円が一時156.54円まで下落。
月曜日のメルマガを確認してみます。
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NY市場が休場なのですが、少しずつドルが売られているのは、月末のリバランスが効いているようです。
英系のバークレーズバンクの月末リバランスモデルは、月末までに広範で強いドル売りのシグナルを示しているとのこと。
市場は5月の米国指標がやや軟調だったことに反応し、債券は上昇、米株式は最高値を更新。
このため、月末にはドル売りの「リバランス」ニーズが高まるだろうとのレポートをだしているようです。
月曜の配信より
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加えて、EURCHFが0.9800レベルまで続落していることがrisk offの流れにあることを示しています。
一方、日経平均が急落したことも円高に寄与している模様。
しかし日経平均は一時37,617円まで急落するも、現時点では38,190円に回復しています。
一方、ドル円は156.55円と依然として上値の重い展開が続いています。
結果、この円高は月末にリバランスのドル売りが影響していると想定しています。
明日は月末なので、日経平均とドル円の相関性が「やれどうした、こうした」」とか
考えず、simpleに月末のリバランスと捉えたほうが、トレードしやすいと考えます。
相関性を考えるのは、明日の月末のリバランスが終わってから。
メイントレンドは「ドル高、円安」だと想定しているため、ドル円のshortをあまり長くkeepしたくはないのですが、日足のsequentialの示唆、risk off、月末のリバランスのドル売り。
この3点から、ドル円の0.4のshortは継続。
・2024年05月29日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
いつも配信を参考にさせていただきお世話になっております。
お忙しい中、初歩的な質問にご回答いただきありがとうございます。
質問が紛らわしくて申し訳ございません。
お聞きしたかったのはオプションではなく日経平均先物のほうです。
SQが近づいている場合が初めてだったので、そのまま期日を迎えるのか、期日の前日までに売却するのが一般的にリスクが少ないのかが わかりませんでした。
また、引き続き9月などの日経平均先物を購入予定なのかもお考えを教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
<お答え>
お疲れ様です。
例えば、SQがらみの仕掛けでSQの前日 or 前々日は大きく動くことが多いのはご存知の通りです。
前回のSQ時は、関係者達からの情報で、今回のSQは売りだとし、いったんcoreも含めて全部売り切ったのが数ヶ月前になります。
ただ都合よくSQ時の仕掛けがどうなるかわかりにくいこともあるため、今回もうまくいくとは限りません。
SQ前だからriskが高いというわけではなく、今回は中東絡みでrisk offになったほうがRiskが高かったですよね。
ともあれ、僕は日経平均はドル円よりブルであるため、6月限をクローズしても次の限月でLongをkeepする予定です。
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