青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2024年07月30日配信号のサンプル
(西原宏一のトレード戦略指令!)
明日の日銀を控えて、ドル円volatilityが高まってドル円とクロス円の値動きが早くなっています。
豪ドル円を@101.52円で0.3shortを追加しました。
これで0.6のshort
stopは103.20円
・2024年07月28日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
いつもわかりやすい説明をありがとうございます。
ドル円と日経平均株価について質問させて下さい。
来週の会合で国債買い入れの具体的な減額計画が発表されるとのことで、日銀が減額すると金利は上昇しますので、米国のように金利上昇=通貨高(多少の円高)に日本もなると思われますか?
SQ前に神田財務官の介入もあり円高が進むことで投機筋が投げて日経平均も急落。
円高になれば、日経平均もセットで下がると思うのですが
国債買い入れの減額となれば金利上昇でも、円高ドル安の日本株安にトレンド転換すると思われますか?
西原さんのお考えを聞かせていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
<お答え>
お疲れ様です。
今、日銀のコンセンサスをチェックしていたのですが、
①利上げはなし(一部に7月の利上げ予想もあり)
②国債買い入れの減額計画。現在は月額6兆円程度ですが、これをどこまで減らすのかが焦点ですが、コンセンサスは2年後に半減の3兆円程度といったところ。
これがどうもコンセンサスなので、これから発表がどうなるかということになります。
一番、ケアしているのが、日銀トレード。
過去2年、日銀後のドル円は必ずといっていいほど急騰しています。
これまでであれば、それを狙って日銀直前にlongにしたまま日銀を迎えたこともあります。
ただ、今回は日経平均が4800円も急落し、ドル円もサプライズな介入により162円で中期的な天井をつけたようにみえます。
結果、発表内容によりドル円は数年上昇する可能性は高いのですが、再び162円をトライするようなことがなくしばらくドル円も日経平均も下値を模索する展開になると想定しています。
ドル円は引き続き、152.00円がわれるかどうかが問題ですね。
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