

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2024年10月30日配信号のサンプル
(西原宏一のトレード戦略指令!)
おはようございます。
ヘッジファンド、シタデルの創業者、ケン・グリフィン氏は、今年の米大統領選は接戦になるものの、最終的にはドナルド・トランプ氏が勝利するとの予想を示しています。
様々なメディアをチェックすると、カマラ・ハリスが善戦しており、現在接戦との報道が多いのですが
自分の米国の友人の中では、まずトランプだろうというのがコンセンサスになりつつあります。
トランプ大統領誕生であれば、トランプトレードが意識されます。
一般的にいわれているのが、トランプトレード=米金利高、ドル高。
一方、Bloombergの報道によれば、米の大幅利下げに対してはかなり後退しているようです。
ーー
世界の金融界トップが参加したパネル討論会では、今年あと2回の利下げがあると思うかとの問いに、手を挙げた経営者は1人もいなかった。年末までにあと1回の利下げがあるかもしれないという意見に大半が同意した。
ーー
少し前までは、年末までに2回の利下げがコンセンサスになりつつありましたが
様変わり。
視点を変えれば、ほとんどの参加者が米金利上昇、ドル高に傾斜しているといえます。
僕も基本そうなのですが、このトランプトレードを材料にしドルが上昇するのは152.00円までなのかなと想定していましたが、日本の政局の混乱もあり、152.00円を突破。
テクニカルの日足でもユーロドル、ドルスイス中心にドルが買われすぎの状態になりつつあると考えています。
この意味においては米大統領選前後でいったん米金利とドルは反落するのではないかと考えています。
足元の相場は月曜日にドル円中心にドルが急騰して以降、相場はもみ合いが続いており、動けないためpositionは変わらず。
8年前の米大統領選の時は、万が一?トランプ大統領が当選した場合、多くの日本のメディアは株安、円高としていましたが、それは、全く違っていました。
幸い米国の友人が違う意見をもっていたので、自分はドル高についていけましたが。
今回もマーケットのコンセンサスに大きな間違いがないか?、
間違っていればそこには大きなチャンスがあるともいえるため、友人達とどちらの方向性がvolatilityが上がるのか検証しているところです。
では、本日もよろしくお願いします。
・2024年10月02日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
はじめまして 質問します。
スイスのロングと有りますが私の取引きしているFX会社では
EUR/CHFの取引きが有りません、
この様な場合はどの様に取引きしたら良いのでしょう?
CHF円のロング もしくはUSD/CHFのショートでも同じ事ですか?
初心者すぎの、質問ですみません。
<お答え>
お疲れ様です。
いえ、新しいことを始める時は、必ず初心者ですの少しずつ楽しんでトレードされればいいと思います。
さてご質問の件ですが、同じではありません。
たとえば、家電量販店にいって、テレビを買うか、パソコンを買うかで迷ったとします。
テレビを買うということは テレビlongの現金short.
パソコンを買う時は、パソコンlongの現金short.
この2つは違うのと同じです。
慣れてくると、合成でどんな通貨ペアでも作れます。
例えば、eurchfのshortを作るとすると
ユーロドルのshortとドルスイスのshortで構築できます
もしくは
ユーロ円のshortとスイス円のlongでも同じものがつくれます。
ただ慣れてないと、では各通貨どこにstopをおくのかを考える必要があること、そして
2つの組み合わせでつくるとレバレッジを消費してしまいます。
まず練習という意味で、デモ口座か極めて少額で合成で組成してみてください。
慣れてくればできるようになります。
視点を変えて考えてみると例えば、昨年最も動いた通貨ペアはスイス円です。
スイス円はどこのFX会社でも取引できますが、スイス円のトレードをするときは
ユーロ円とユーロスイスの動きも重要でチェックする必要があります。
そのため、eurchfぐらいは取引できるFX会社をお使いになるほうがいいかもしれませんね。
※過去の配信や、チャートが見れる会員ページは、課金会員のみが閲覧できます。