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スイスフラン(CHF)

 1291年、ウリ州、シュヴィーツ州、ウンターヴァルデン州の3州が盟約者同盟を結成しました。この日がスイス建国の日です。

 しかし1798年、フランス政府からの圧力により盟約者同盟が解体され、 傀儡国家のヘルヴェティア共和国が成立。ところが「近代憲法に基づく中央集権国家」 という体制はスイスの国情に合わず、早くも1802年に瓦解してしまいました。

 翌1803年には、ナポレオンの仲裁により盟約者同盟が復活。そして、 1815年のウィーン会議以来、現在に至るまで、スイスは永世中立国として歩み続けています。 第二次世界大戦後には、何度か国際連合加盟の是非を問う国民投票が行なわれ、結果、 賛成が一定数に達しなかったため見送られてきましたが、2002年にはついに 加盟賛成派が一定数を超え、国際連合への加盟を果たしました。

 経済に目を向けると、このところ好調。2003年にはマイナス成長に陥ったものの、 2004年以降は好調な内需と世界経済の回復を背景とする輸出の増大に支えられ、 2005年は1.8%、2006年は2.7%の成長です。

 失業率も、2001年秋のスイス航空破綻に伴う大量解雇などが影響し、 2003~2004年は4%台を記録していましたが、好調な経済を反映し、2006年に は3.3%まで下がっています。

 スイスフランは、地域紛争やテロなどが勃発したときに買われる傾向が見られます。 冷戦の当事国が米国だったこともあり、冷戦中は特に有事のスイスフラン買いが対米ドルで目立ちました。

 1970年ごろに4.30ドル台だった米ドル/スイスフラン相場は、 冷戦が終結した1989年末時点には1.30ドル台にまで下落するほど、 米ドル売り・スイスフラン買いが活発だったのです。

 そして米ドル/円が市場最安値をつけた1995年4月には、1.10ドル台にまで下落しました。 米ドルが売られる局面では、スイスフランが買われるというケースが見られる……、ということは、 米ドルが弱含んで推移している時こそ、スイスフランに投資するチャンスと見ていいでしょう。

 「有事のドル買い」という傾向が後退する一方で、避難通貨としての地位が向上してい るのがスイスフラン。とくに「9・11」同時多発テロ以降、その傾向が顕著になっています。

 2003年のイラク戦争開始時、2006年の北朝鮮によるミサイル発射や、 イスラエル軍のレバノン侵攻の際には、いずれも有事のスイスフラン買いが、対円でも活発になりました。

 ただ、注意しなければならないのは「有事のスイスフラン買い」はそう 長続きしないということ。つまり、何か大きな事件が勃発した時、瞬間的に買われるものの、 少し時間が経つと、何もなかったかのように元の水準に戻ってしまうのです。

 このような特性を考えると、スイスフランはどちらかというと短期トレード向きの 通貨という結論になります。相対的な金利水準も低いため、スワップ金利狙いで 投資する対象にもなりにくいからです。

 なお、スイスフランの値動きは、対米ドルで見た場合、かなりの部分でユーロと 同じような動きを見せています。スイスの貿易対象地域の9割がユーロ経済圏ということが大きいのでしょう。

 ユーロが米ドルに対して強くなるとスイスフランも米ドルに対して強くなり、 ユーロが米ドルに対して弱くなると、スイスフランも米ドルに対して弱くなる傾向があります。 そして対米ドルでスイスフランとユーロがほぼ同じ動きをするということは、 対円でも同じことがいえることになります。

746万人 パスカル・クシュパン(自由民主党) 1.1% 3.3% 輸出:1414億1700万ドル
輸入:1321億1500万ドル
輸出:機械・機器、化学製品、金属等
輸入:機械・機器、化学製品、自動車等
輸出は約60%が対EU諸国
輸入は約80%が対EU諸国
各国GDP成長率の推移
各国政策金利の推移
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