青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2018年03月06日配信号のサンプル
105.00円のバリア(西原宏一のトレード戦略指令!)
セミナー前なので簡単に。
ダウの上昇に呼応して、本日の日経平均も反発。
375円高(+1.79%)の21,417円でclose.
株に比較するとドル円の反発は鈍く、高値は106.46円どまりでその後はじり安。
現在は106.05円レベルで推移。
マーケットの話題は既報の105.00円のバリア。
久しぶりに巨額のバリアがあるということで
ドル円もバリアを割り込めず大きく反発したのですが
バリアで反発したのであれば、ドル円の戻しも限定的となります。
簡単ではないのでしょうが、逆に105.00円を割り込むと下げ幅が大きくなる可能性も高いので要注意です。
個人的にはMSQにむけて、downsideの可能性が高いと想定しています。
ドル円、日経先物とも方針は変わらず。
・2018年03月07日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
西原様
いつも明確な文章に大変感謝いたしております。
先週の配信に3/7 、3/9に107円の大きなオプションの情報がありました。
これとMSQの105円とではどちらに相場が動きやすい、ということが想定できるものでしょうか?
比較することが無意味なものなのでしょうか?よろしくお願いいたします。
<お答え>
西原です。
ちょっと専門用語がはいって申し訳なのですが、107.00円のoptionは通常のバニラ optionになります。( put or call)
通常ですと、107.00円の±50 pips圏内に入ると、そのレートに近づくような動きになります。(gammaの影響で)。
MSQと105.00円とはなんの関連もありません。
105.00円はバリアoptionになります。
その手前ではかなりbidがでて、105.00円がつきそうでなかなかつかないという動きになります。
(防戦買いという言い方をよく散見しますが、そうではないのですが
動きとしてはそうなります。)。
仮に105.00円が決壊すれば、うって変わって大きな売り圧力が加わります。
以上です。
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