西原宏一氏のFX手法は、ファンダメンタルズとチャート分析を駆使したシンプルなスタイル。メルマガはリアルタイムな為替予測でタイムリーな配信。トレード戦略に役立つ内容を月に50~100通ほど配信中。

株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
関東財務局長(金商)第2756号
FXトレード戦略指令! ZAiFX!
西原 宏一(にしはら こういち)

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

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西原 宏一(にしはら こういち)

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

2018年10月

・2018年10月02日配信号のサンプル

新NAFTA交渉で合意(西原宏一のトレード戦略指令!)



トランプ大統領は、USMCA(米国、メキシコ、カナダ協定)と命名された新協定について「歴史的勝利」と宣言。

「米国での自動車生産は増えるし、乳製品輸出で有利な条件を取り付けた」と表明。

ただメディアでは、USMCAに関して、懐疑的な声も。



外為市場では、新協定の合意を受け、カナダが上昇。


米株は大型株には買いが膨らんだが、小型株が売られた展開。



株は上昇するも、ドル円は膠着。

昨晩も113.95-00で推移していましたが、さきほどまで同じレートでフリーズ。

現在は日本株に利益確定の売りがでて、113.80円とわずかに下落。



前メルマガで配信させていただいたように、「EU離脱協議で新たな提案をしている」という報道で
一時ポンド円は149.42円まで踏み上げたものの、反発は一時的。

その後は反転に転じ、現在は148.20円で推移。(安値は148.06円)。

イタリア懸念を反映し、ユーロドルもじわじわと下落しており、再び1.1500に向けて下落中。

本日のNY cutを配信しておきます。

 ユーロ・ドル: 1.1500 (3.93億ユーロ)、 1.1550 (4.83億ユーロ)、1.1555 (3億ユーロ)、 1.1600 (7.87億ユーロ)、 1.1665 (11億ユーロ)、 1.1675 (4.63億ユーロ)、 1.1690 (4.52億ユーロ)
注目のストライク: 1.1500 (13億ユーロ 期限10月3日)


ドル・円: 113.20 (3.7億ドル)、 113.50 (3.07億ドル)、 115.00(8.9億ドル)
 注目のストライク: 112.50 (10億ドル 期限10月4日)

ポンド・ドル: 1.2970 (2.29億ポンド)、 1.3015 (2.21億ポンド)、1.3130 (2.06億ポンド)

 豪ドル・ドル: 0.7230 (2.38億豪ドル)、 0.7250 (7.24億豪ドル)、0.7285 (2.97億豪ドル)、 0.7300 (7.27億豪ドル)、 0.7325 (4.41億豪ドル)

注目のストライク: 0.7190 (12億豪ドル 期限10月3日)


ドル・加ドル: 1.2800 (2.32億ドル)、 1.2950 (2.7億ドル)、1.2980 (2.3億ドル)

ユーロ・ポンド: 0.8900 (3.95億ユーロ)
出所 Bloomberg

ユーロドルの1.1500に注目でしょうか?



ここまで書いてきている間に、ポンド円が148.00円を割り込んで、127.95円で推移。


まず145円割れを想定していますが、ポンド円はvolatilityが高いので147円ミドルをめどに、一部shortを縮小して回転させる予定。


ポンド円のshortのみ。

・2018年10月04日配信号のサンプル

米経済指標は軒並み急激な改善(竹内典弘のロジカルFX)



昨日のアジア時間のEURUSD/EURJPYの急伸とその背景は、既報の通り。

欧米時間に入り、一時落ち着きを取り戻していた新興国通貨ですが、昨日はトルコで9月のCPI(消費者物価)が発表され、前年同月比で+24.5%となりました。

8月のトルコショック以降のTRY(トルコリラ)安からの輸入物価の高騰が真因で、先月実施された利上げが依然不十分であったことになります。

この発表を受けTRYは一旦急落、高値圏で推移していた欧州通貨群も反落となりました。

英国バーミンガムで開催中の保守党大会の閉幕でメイ首相は、「無秩序離脱も恐れない」と従来の姿勢を強調しました。

この発言からGBPが反落、GBPUSDでこの時間の安値1.2962までの反落を演じる場面がありました(その後反発し1.30台を一旦回復)。

米国時間の午後の行われたFRBパウエル議長の講演で、「経済の拡大は相当の長期間にわたり継続へ」、「依然として中立金利には『程遠い』」、「金利を正常な水準まで引き上げる必要がある」と極めてタカ派の内容で講演を締めくくりました。

主要通貨に対しUSD買いが加速、USDJPYは年初来高値を更新する114.53、EURUSDも昨日の安値1.1463を示現しています。

欧州株はまちまち、米株3指数はそろって上昇、ダウは史上最高値を更新し5日続伸+0.20%、原油先物は反発、2014年11月以来となる76.41で引け、金は4日ぶり反落1202

一日では、主要通貨の騰落は対USDで全ての通貨が下落、その幅の大きい順にNZD、AUD、CHF、JPY、NOK、SEK、DKK、EUR、CAD、GBPと続いています。

昨日の米経済指標、ISM非製造業指数やADP雇用報告も軒並み米経済の好調さを再確認する内容となりました。

米10年債金利は3.183%へと単日で12bp(0.12%)の上昇、金利水準自体は実に7年ぶり、上昇幅ではトランプ候補が大統領選に勝利した2016年11月以来の上昇幅となっています。

貿易摩擦の影響は杞憂となりそうな展開となってきました。

・2018年10月08日配信号のサンプル

ドル円週足の113.52(田向のdinapoli戦略!)


金曜日にも配信しましたが、ドル円は113.52を割り込むか、サポートされるかが今週の注目です。

ドル円は先週114.546まで上昇しましたが、添付図のように2017年11/6高値114.732で抑えられています。
ここは月足の最小レンジの高値なので、上抜けは簡単ではなさそうです。

また先週足は、陽線ですが長い上ヒゲです。
先週安値が113.522なので、ここを割り込むと、週足が調整に向かう可能性が出てきます。

Dinapoli週足は、それでもまだ3本の移動平均線の上にあり、上昇の流れ。
ディナポリMACDもプラス側でシグナルを越えて拡大していますが、ストキャスティックスは天井圏ながら少し下げています。

今回はDinapoliに加え最下段にはRCIも出しています。
RCIは長期線が緩やかに上昇していて、上昇の動きですが、中期線と短期線は天井にあり、一旦短期線が下げる可能性があります。

ただしドル円が下げても下値は限定的で、当面のメドは8/21安値109.774です。
この109.774を割れない限り、ドル円週足は上昇の動きを続けやすく、そうした上昇の動きの中で113.52を割り込むと調整が起こる可能性が考えられそうです。

メルマガ会員WEBには、USDJPYの週足を添付します。

※メルマガ会員WEBはこちら
http://zai.diamond.jp/fxmail/nishi/index
なお、過去の配信や、チャートが見れる会員WEBは、課金会員のみが閲覧できます。

・2018年10月11日配信号のサンプル

<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)

いつも、メルマガで勉強させて頂いているf x初心者です。
日経先物は以前から、売買しておりましたが、為替の予測無くしては投資は博打になってしまうとの考えから
fxの勉強を始めた次第です。225先物の売買頻度の方が現時点では多いため、下記の10月11日、7:42コメントに関して質問させてください。

『豪ドル円のshort, GBPAUDのlong.
日経平均先物のshort.』

と、ございましたが本日10/11からさらにショートに入られたという意味でしょうか。
それとも昨日以前から入られいたものでしょうか。

どうぞ宜しくお願いいたします。


<お答え>
西原です。

10月5日の配信で
「PUTに加え、日経先物を少額のみ打診売り。」
との記載がありますが、その時のpositionです。


一応、日経先物、option、 仮想通貨についても配信していますが、このメルマガは基本的にはFXのメルマガです。

そのため、他のproductsに関しては補足的なものであると考えていただければ。

一度株についての配信もやめたのですが、要望が多かったため、また配信させて頂いています。

なお、会員WEBでは過去の配信を読むことができますので、そちらもご参考にして頂ければと思います。


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