青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2019年04月26日配信号のサンプル
円高への備え(西原宏一のトレード戦略指令!)
欧米の参加者はドル円において円ショートのほうが目立っていますが、本邦投資家のpositionは逆に傾き始めている模様。
個人が対ドルで最大級の円買い越し、大型連休中の円急騰リスク緩和か?
個人投資家の対ドルでの円買い越しが過去最大級に膨らんでいる。外国為替市場では、異例の大型連休を前に年初のようなフラッシュクラッシュ(瞬間急落)への警戒感がくすぶるが、少なくともドル・円相場については急落リスクは小さいとの見方が出ている。
東京金融取引所の外国為替証拠金取引(FX)データによると、個人投資家の対ドルでの円の買い越しは23日時点で20.9万枚と、データがさかのぼれる2006年7月以降で最大だった4月17日(22.3万枚)に迫る高水準。一方、高金利通貨のトルコ・リラに対しては29.2万枚と大規模な円の売り越しが恒常化している。
出所 Bloomberg
海外勢もドルプットを使っての円高に対する備えも進んでいるため、10連休の円高リスクはまだ残るものの、年初のフラッシュ・クラッシュのような暴落リスクは
かなり緩和されているようです。
・2019年04月16日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
お世話になっております。
現在保有中であるドル円、キウイ円、ユーロドル、ポンドドルの利益確定の目安はどのあたりを想定されていますでしょうか?
お忙しいと思いますがご回答宜しくお願い致します。
<お答え>
西原です。
僕は現在、中期のドル円の買い場を探しています。
予定ではGW中にマーケットが買い場を提供してくれると想定していますが、なかなか反落しないという段階です。
上がると思うのであれば、無理にshortにせず、少しずつ買い下がればいいのではという意見もありますが、機関投資家の方(=ドル円のlong)でも1月3日のフラッシュクラッシュときの急落ではかなり収益を落としたとという話もきいています。
そこで、レートよりもイースターと10連休にかけて、円shortにひっくり返すポイントを探しているという段階です。
うまく安値でひっくり返せた場合は118円にむけてholdする予定です。
ただ仮に118円まで上がったとしても6円しかありません。
結果、よくご紹介させていただいているように、2016年のポンド円やドル円のように大きな値幅を伴ったトレンドのあるマーケットでは、ドル円は118円までholdといえるのですが、(実際トランプラリーのときは118 円を目標にしていました)現在はそういうトレンドのある相場を待っているという段階でしょうか。
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