青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2019年06月29日配信号のサンプル
月末のリバランス、そして米中首脳会談へ(西原宏一のトレード戦略指令!)
本日は月末。
月末のリバランスはドル売りという噂。
確かに、日本時間24時のリバランスにむけて、ユーロドル、AUDドルはじり高に推移。
ただドル円は底堅く107.75円レベルで膠着。
結局、107.50円のoptionが効いているのか、安値は107.56円どまり。
(本日半分expiryしているのですが。。)。
本日日本時間11:30からいよいよ米中首脳会談。
週超えのリスクを取るかどうかで迷ったのですが、既報のように豪ドル円がdemarkで反発を示唆していることもあり、AUDドルのlongをkeepすることにしました。
ただ、現在AUDドルは0.7015レベルで推移しているため、このレベルで一部利益確定して、リスクを減らしてから週ごえする予定。
Stopは0.6800.
ドル円は米中首脳会談でgood newsが出て、反発すればいい売り場になるのではないか?と考えています。
AUDドルのlong.
日経平均のshort, put longは変わらず。
・2019年06月22日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
西原様
お疲れ様です。
初心者の域を出らでず 悪戦苦闘の毎日です。いつもいつも 配信内容にプロの凄さを実感するトレードに感謝しております。
ありがとうございます。
少しわからないので、ご質問させていただきます。
一人勝ちのアメリカが金利引き下げを年内に開始予定⁈、ユーロ圏も緩和継続を求める状況で、世界経済が減速傾向を強める時に日本が消費税増税を開始した場合、ますます日本経済が減速に陥り、独り負けの状況(リーマンショック級⁇)になるのではと思えるのですが?
先ほども、世界経済緩やかに回復と日銀から発表がありましたが、どうもしっくりきません。
消費税増税を開始した時に、円はどのように推移すると思われるか、ご教授願いますでしょうか。
よろしくお願い致しましす。
<お答え>
西原です。
アメリカは遅ればせながら、景気が回復している局面で、利上げを実施しています。
少なくも2.25~2.50%まで金利を戻しているため、マーケットに強い負荷がかかった場合、利下げを実施して対応することができます。
一方、日本は「量的質的金融緩和」の出口を模索してきましたが、結局出口を見つけられないまま現在に至っています。
結果、日本はこれから、リーマンショックのようにマーケットに大きな負荷がかかるようなことが起こっても中央銀行として対処するのが極めて難しい状態にあります。
この段階で消費税増税を決定すると、ドル円の下値余地は極めて大きくなり
100円への道がひらけてしまうと考えています。
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