西原宏一氏のFX手法は、ファンダメンタルズとチャート分析を駆使したシンプルなスタイル。メルマガはリアルタイムな為替予測でタイムリーな配信。トレード戦略に役立つ内容を月に50~100通ほど配信中。

株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
関東財務局長(金商)第2756号
FXトレード戦略指令! ZAiFX!
西原 宏一(にしはら こういち)

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

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青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。

2023年11月

・2023年11月27日配信号のサンプル

FX戦略! FX&コモディティ(商品) 今週の作戦会議 11月27日配信 #nishiharafx(今週の戦略会議&読者からの質問)



■151.91円で今年の高値をつけたか

西原 先週の米ドル/円は思惑どおり下がりました。週半ばからは反発していますが、150円がつかなければ、まだ売り方向でいいのかなと見ています。

ひろこ 米ドル/円はもうトップアウトですか?

西原 11月の月足は陰線ですし、週足チャートをテクニカル的に見れば売りです。来年には155円といった水準もあるかもしれませんが、今年の高値は151.91円になるのではないでしょうか。152円にはノックアウト・オプションもあるようですし、非常に重要なポイントです。



■来年の予想は、今年の予想とまったく同じ?!

ひろこ そろそろ来年の予想も出てくる時期ですね。

西原 今のところ155円という声もあれば下の予想もありますが、徐々に下目線が増えている印象です。その論拠は「米ドルが利下げに転じる一方、円金利は上昇する、そのため米ドル/円は下だろう」というものですが、これは昨年末に聞いた意見とまったく同じです。

ひろこ ところが今年の米ドル/円は上昇でしたね。

西原 米金利が思ったほど下がらなかったため、今年はキャリートレード相場となりました。低金利な通貨=円を売っていれば儲かったという相場です。ただ、以前のキャリートレード相場と違うのは買われるのがオセアニア通貨ではなく、米ドルや欧州通貨だったこと。オセアニア通貨は中国の影響もあったのか、他通貨ほどは上がりませんでした。

ひろこ 来年は米金利のトップアウトは本物なのか、米金利がどのくらいのペースで下がっていくか、といったあたりがテーマとなりそうですね。今週30日にはインフレ指標であるPCEデフレータが発表されます。

西原 米金利の低下スピードが思ったよりも遅いとなるとゴルディロックスとなり米ドル/円は下がりにくく、結果、クロス円が上がることにもなります。



■12月入りへ。2024年相場を先取りして動くか

ひろこ 今月は月末週ですね。

西原 11月末が決算のヘッジファンドも多いため、月末までは流動性が低下するかもしれません。

ひろこ 金曜日からは12月に入ります。クリスマス休暇を取る人も出てきますか?

西原 12月は例年、第1週と第2週は来年の予想を先取りする方向で動きやすく、第3週あたりからは休暇に入る人が増えてボラティリティが低下する、というのがパターン。その意味では12月相場となる金曜日以降に注目ですね。

ひろこ 今年はキャリートレード相場だったということですが、キャリートレード相場では株も上がりやすくなりますね。日経平均はここから上がっていくようだと33年ぶりの高値水準を更新していくことになります。ただ日本株、米株とも11月の月足は棒上げの陽線となっているだけに、すんなり上がるかどうかは微妙かもしれません。

西原 日経平均は上がり方が急だったので買えていない人も多そうです。どこかで買わないといけないと思っている人は多いでしょうね。



■アフリカの反乱で30日に延期されたOPECプラス

ひろこ 注目したいのが原油です。週末に予定されていたOPECプラス会合は30日に延期されました。ナイジェリアなどが増産を主張し、減産を維持したいサウジアラビアなどとの足並みがそろわないためです。

西原 WTI原油も下落基調ですね。

ひろこ もしもサウジアラビアが「逆ギレ増産」したら大暴落です。2020年にサウジが増産したとき、WTI原油は25%暴落しました。その意味でも30日のOPECプラスは大注目ですね。

西原 今週の戦略ですが、米ドル/円の戻り売り継続でいいと思います。150円台に戻らない限りは下落基調が続く、と見ています。

・2023年11月29日配信号のサンプル

ドル円 2(西原宏一のトレード戦略指令!)



こんばんは。


東京市場では、本邦実需筋が、ヘッジ目的として、ドル円を断続的に売っていたとの情報も拡大し、
一時的にドル売りが加速し、一時146.67円まで急落。

ただ146.50円のoptionがブレイクできず、反発。
あっさり1円以上値を戻しています。
徐々に上値は限定的になっているのですが、戻しも1円以上戻すので
ちょっとやりにくい展開。




ドル円のorderを以下のように変更しました。
■FX swing trade


①ドル円
0.4のshort@149.03円
limit@146.10円

stopは150.10円

②ドル円
0.3の売り注文@148.70円
limit@146.80円
stopは150.10円