

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
・2017年12月06日配信号のサンプル
日経平均急落(西原宏一のトレード戦略指令!)
前メルマガでの米大使館エルサレムへの移転の報道も影響したのか、今週金曜日の
SQを控え日経平均は現在470円ほど急落し、22,160円レベルで推移。
呼応してドル円は112.15円まで下落。
安値は112.11円。
Optionが112.00円にまとまって残存しており、サポートになっていますが
米株の動向次第でぬけると想定しています。
ドル円と日経平均のショート、ポンドドルのロングは継続。
株の下落を横目に、デイトレですが、豪ドル円をショートにしています。
株があれそうなのでeurgbpはスクエアのまま。
取り急ぎ。
・2017年12月08日配信号のサンプル
GBPが再びヘッドラインドリブンの展開、本日は米雇用統計(竹内典弘のロジカルFX)
昨日の東京時間に発表となった豪10月の貿易収支は、1.5億AUDの黒字と予想を大幅に下回った。AUDが売られAUDUSDでは直後のこの時間帯の安値0.7541まで下値を伸ばした(AUDは以降も下げ幅を拡大)
日経平均株価がギャップアップで寄付き上げ幅を拡大、USDJPYも買われあっさり112円台半ばを回復した。
欧米時間に入り目立った経済指標の発表等が無いなかで、EU報道官より「ブレグジット交渉に関し、ここまで目立った進展は無い」と伝えられた。GBPが売られGBPUSDで昨日の安値1.3320、EURGBPでは同高値0.8848を示現した。
GBPはヘッドラインドリブンの展開が継続、その後EUトゥスク大統領「日本時間8日15:50に声明を発表」、アイルランド当局者から「アイルランドと英国はブレグジットの際の国境問題でも合意が近い」と流れた。一転してGBPが買われ昨日の高値1.3483を示現した。
独SPD(社会民主党)は党大会でメルケル首相の率いるCDU・CSU(キリスト教民主・社会同盟との連立協議を可決した。EURが買われEURUSDでは昨日の高値1.1814を示現した(その後反落)。
米国の税制改革で上下両院が一本化へ動き始めたなかで、トランプ大統領は「来年1月30日の予定される一般教書演説までに、橋や道路といったインフラ投資」の発表に意欲を示した。米長期金利は上昇、多くの通貨に対しUSDは買われUSDJPYでは昨日の高値113.15を示現した。
欧州株は区々、米株3指数は上昇、ダウは+0.29%、原油先物は反発56.69、金は反落1253、
一日では、主要通貨の騰落は上昇通貨はGBPのみ、一方で下落通貨ではその幅の大きい順にNZD、JPY、AUD、SEK、NOK、CAD、CHF、EUR、DKKと続いた。GBPがオセアニア通貨やJPYに対してアウトパフォームとなった。
既に本日の米雇用統計に先立ち水曜に発表となった11月のADP雇用報告は、前月比で+19.0万人とほぼ予想通り、この結果を踏まえると本日の非農業部門雇用者数の増加幅も市場予想の+20-21万人程度に収れんするとみられる。市場の関心が税制改革や、上述トランプ政権のインフラ投資に傾斜するなかで、焦点は再び平均時給の前年比の伸び。良好な結果は一部織り込まれ、この雇用統計の数値が予想から大きくかけ離れない限り相場の材料になりにくい。
トランプ大統領が「イスラエルの首都をエルサレム」発表し、英独仏の指導者は全て反対の声明を発表。こうしたなかでイスラエル軍は日本時間8日未明、パレスチナ自治区ガザからロケット弾2発がイスラエルに向け発射と発表した。今後中東発のニュースにも注意しておきたい。
・2017年12月08日配信号のサンプル
ドル円の113円台(田向のdinapoli戦略!)
ドル円は、113.099と111.429の12月のレンジを上抜け。
11/6と11/27の11月の高値と安値の61.8%(113.247)も上抜けてきました。
本日は雇用統計がありますが、終値で113.247を上抜けるようだと11/6の114.732、そして3/10の115.511に向かう可能性が高まります。
たた、依然ドル円はレンジの中の動きで、112円で推移する一番狭いレンジを上抜け、その次の113.009と111.429の12月に入ってからのレンジを上抜けていますが、その上には11月高値と安値のレンジがあり、さらに上には、今年3月と9月のレンジがあります。
まずは11/14の高値113.91を上抜けて行けるのか、また61.8%を終値で上抜けることができるかが注目されています。
なお、昨夜twitter(@maru3rd)でつぶやきましたが、]USDCHFも上昇、AUDUSDは下落し、ドルが買われてきています。
LIBOR(London Interbank Offered Rate)は11月中旬から上昇しており、年末に向けてドル需要が高まっているのかもしれません。
このため、円では動いていないのでクロス円は振られやすくなりそうです。
ドルが動き出した可能性があり、そうなるとマーケットも動くので、来週もこの動きが続くのかが注目されます。
メルマガ会員WEBには、ドル円の日足とLIBORの1monthを添付します。
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・2017年12月08日配信号のサンプル
<読者からのご質問と回答>(今週の戦略会議&読者からの質問)
西原様
質問させてください
万一、アメリカが北朝鮮への攻撃をした場合の事ですが、素人目に考えても、それは極秘に計画され、失敗は許されず、また反撃の糸口を与えない為にも極めて敏速に遂行されなければなりません
同盟国と、あと、最低でも中国とは攻撃の件と攻撃完了後の事を擦り合わせておく必要があると思います
ここに来てエルサレムを巡る問題が再浮上しましたが、こちらは大変デリケートで、短時間で解決出来る問題ではなく、むしろ永遠に抱える問題でもありますので、反発力を抑止する為にも北朝鮮が見せしめ的に攻撃の的になる、もしくはすでに計画が進んでいるためにエルサレムの件に言及して来た可能性はあると考えます
これらを踏まえて、アメリカによる北朝鮮への攻撃のニュースが飛んできた場合、ニュースのタイミングにもより1度はドル売り円買いになるでしょうが、結果的に大きくドル買いに振れる(ポジティブサプライズとなる
)事は考えられないでしょうか?
FXを始めて3ヶ月になります、今月からメルマガに登録させていただきました
最初に手に取った教本が西原さんの著書であった事は幸運でした
また、私事ですが、西原さんが自分の大学の先輩だと知り嬉しく思います
それでは、これからも毎日配信楽しみにしております
以上
<お答え>
西原です。
これらを踏まえて、アメリカによる北朝鮮への攻撃のニュースが飛んできた場合、ニュースのタイミングにもより1度はドル売り円買いになるでしょうが、結果的に大きくドル買いに振れる(ポジティブサプライズとなる
)事は考えられないでしょうか?
9月8日の北朝鮮の建国記念日前後の相場観としては、おっしゃるような見方をしていました。
北朝鮮の攻撃を懸念して、ドル円をショートにしている参加者が多数。
そのため、攻撃が行われた場合、buy the facts、つまり利益確定でドル円が買われるという展開。
ただ今回は攻撃があった場合、ドル円は素直に売られるのではないかと想定しています。
その理由は参加者のposition.
IMMを筆頭に今回は、円ショート、つまりドル円をロングにしている参加者が多いためです。
以上です。
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