

テクニカル分析で、チャートの節目や、指値・逆指値のポイントを探すものとして愛用する人が多いフィボナッチ・リトレースメント。メタトレーダー(MT4)でも、もちろんフィボナッチが引ける。
■フィボナッチ・リトレースメントのラインを引くには?
チャート上でトレンドの天井と底を2つ決めたら、「Fibonacci Retracement」のアイコンをクリックするか、画面上部の「挿入」メニューから「フィボナッチ」→「Retracement」と選択してみよう。

マウスカーソルの形が変わるので、高値と安値の2つのポイント間をドラッグ&ドロップしてみよう。チャート上にたくさんの黄色い水平線が引かれるはず。この水平線がフィボナッチの示してくれる節目のポイントとなる。
また、高値と安値を単純に結んだ斜めのラインも赤い点線で表示される。

■フィボナッチ比率の変更は「プロパティー」で
フィボナッチで引かれる水平線を変更するには「プロパティー」のウィンドウを開こう。まず、赤い点線をダブルクリックすると、ぽっちが赤い点線上に3つ表示される。これでフィボナッチが選択された状態になっている。
この状態にしたまま、赤い点線上で右クリック→「Fiboプロパティー」と進んでいこう。
「フィボナッチ・レベル」のレベル設定を追加したり、変更したりすることで自分好みに変更することができる。

たとえば、「レベル設定」が0.236となっていたら、高値・安値の間、23.6%のところにラインが引かれるし、0.5なら高値・安値の半値のラインが引かれることになる。
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