【目次(気になる項目をクリック!)】
・業界最多の取扱い通貨ペア
・最小取引数量と取引単位
・必要証拠金とレバレッジ
・取引時間とメンテナンス時間
・スプレッド
・約定力
・注文方法と決済ルール
・為替ニュース(情報コンテンツ)
・入出金
・デモ口座
・ロスカット・追証制度
・スワップポイント
・取引ツール
・口座開設関連
・サクソバンク証券の評判は?
・会社概要
■業界最多の取扱い通貨ペア
取扱い通貨ペア数は158。これは、金融先物取引業の登録を受けて営業している国内のFX会社の中ではダントツの多さを誇る(2021年2月現在)。

※2021年2月現在
※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
たくさんの通貨ペアは必要ないと思う人は多いかもしれないが、取引しなくても、普段、あまり目にする機会がないマイナー通貨ペアのチャートを見て、自分がトレードしている通貨ペアのうち、どちらの通貨の方が、マーケット全体の中で相対的に強いかを確認するなんて使い方もできる。
また、メジャー通貨ペアがあまり動いていないときに、マイナー通貨ペアの中に思いもかけないトレードチャンスが訪れていることだってあるかもしれない。
そんなときは、マルチデバイス型取引ツール「Saxo Trader GO」に搭載された、取引チャンスをリアルタイムで教えてくれる「オートチャーティスト」が役立つ。分析対象は55通貨ペアと、すべてをカバーしているわけではないが、トレンドの出現や加速を示唆するチャートパターンが完成した通貨ペアを見つけることができるかもしれない。
・マルチデバイス型取引ツール「Saxo Trader GO」の詳細を見る
■最小取引数量と取引単位
最小取引数量は1000通貨が基本。
1000通貨から取引できるFX会社は珍しくはないが、1000通貨単位でしか取引量を設定できないのが一般的なのに対し、サクソバンク証券なら1001通貨、1002通貨…といったように、最小取引数量以上なら1通貨単位で取引することができる。

(出所:SaxoTraderPRO)
一定の投資額で購入できる分だけのポジションを建てていく「ドルコスト平均法」を用いて、リスクを分散させた中長期目線のトレードをすることも可能だ。
ただし、トルコリラ/円は5000通貨~、メキシコペソ/円は1万通貨~、南アフリカランド/円は1万5000通貨~など、スワップポイント(スワップ金利)狙いで日本のFXトレーダーに人気が高い新興国通貨などの一部通貨ペアの中には、1000通貨から取引できないものがあるため注意したい。

※2021年2月現在
※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
平常時の市場環境なら、米ドル/円やユーロ/米ドルは最大2500万通貨まで一度に発注できる。大口トレーダーも、ストレスなく取引できるだろう。
・取扱い通貨ペア一覧を見る
■必要証拠金とレバレッジ
個人口座の必要証拠金の金額は、為替レートと「証拠金率」に基づいて算出される。もっとも低い証拠金率は、法律で認められている最大レバレッジ(25倍)に相当する4%となる。メジャー通貨ペアにはおおむね4%が適用されているが、流動性がそれほど高くない通貨ペアや値動きの大きめな通貨ペアには、4%以上の証拠金率が適用される。

※2020年9月現在
※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
・取扱い通貨ペア一覧を見る
為替レートが100円のときに、1000通貨取引に必要な総代金は10万円(1000通貨×100円)なので、証拠金率が4%の通貨ペアは4000円(10万円×4%)、10%の通貨ペアは1万円(10万円×10%)が必要証拠金額となる。
トレードチケット(発注画面)に取引数量を入力すると、おおよその必要証拠金額が表示される。資産に対してポジションの量が大きくなりすぎないよう、確認しながら取引するよう心がけたい。
■取引時間とメンテナンス時間
★取引時間
一般的なFX会社における週明け月曜日の取引開始時刻は、日本時間午前7時がほとんど。米国の夏時間(サマータイム)中は午前6時から始まるFX会社も一部あるが、サクソバンク証券の月曜日の取引開始時刻は、オーストラリアの夏時間中は午前3時、標準時間中は午前4時からと、とにかくめちゃくちゃ早い。

※FXの主要通貨ペアにおける取引時間。一部マイナー通貨ペアやFX以外の金融商品の取引時間はこれとは異なる
※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
実はサクソバンク証券の月曜日の取引開始時刻は、インターバンク市場で週明けの取引が始まる時刻とほぼ同じ。これは前の週の金曜日に相場が大きく動いたまま終わったり、週末に為替相場を動かす材料が出たときに恩恵を受けやすい。
そのようなときは、多くのFX会社の取引開始時刻となる午前7時時点では、すでに相場が結構動いていて、週末終値と取引開始直後の為替レートに大きな差が生じる場合もある。しかし、インターバンク市場とほぼ同じタイミングで週明けの取引が始まるサクソバンク証券なら、前週末の終値と月曜日の始値があまり変わらなかったり、異なっても一般的なFX会社よりはその差が狭いものになる可能性が高まるからだ。
これをうまく利用すれば、他のFX会社では取引できない時間帯に一足早くポジションを建てて相場の流れに乗ったり、窓埋めトレードを狙った取引もできるのだ。
【窓埋めトレードに関する記事】
●月曜日の窓埋めトレードを狙ってひと儲け! 午前3時からトレードすればニ度オイシイ…!?
週明け月曜日の取引開始時刻が早いという点だけで、サクソバンク証券の口座を持っておくメリットは十分にあると言っても過言ではない。
なお、RON(ルーマニアレウ)・ILS(イスラエルシェケル)・SAR(サウジリヤル)・AED(アラブディルハム)・RUB(ロシアルーブル)が絡む通貨ペアの取引時間は制限されている。もし、これらの通貨を取引するときは注意したい。
★メンテナンス時間
もう1つ、サクソバンク証券のスゴイところは、平日の間は一時的に取引できない時間帯が存在しないということ。
一般的なFX会社だと、火曜日から金曜日のNY市場が終了した午前7時(米夏時間中は午前6時)前後は、日時処理やスワップポイントの算出などを兼ねた5~30分程度のシステムメンテナンスが行われ、その時間帯は取引できない。
ところが、サクソバンク証券のシステムメンテナンスは週末のみ。もちろん、日時処理やスワップポイントの算出は平日も行われているが、その間も途切れることなく取引することができる。平日なら文字どおり24時間、ぶっ続けのトレードが可能なのだ(ほかにも平日にメンテナンス時間を設けていないFX会社は一部ある)。
■スプレッド
サクソバンク証券のスプレッドは、常に狭くなったり広くなったりする変動制。タイミングによっては、思った以上にコストが割高になってしまう可能性もゼロではない。
ただ、過去の平均スプレッド配信実績を見ると、米ドル/円0.2銭、ユーロ/円0.5銭、ユーロ/米ドル0.4pips…など、あくまでも変動制ではあるものの、主要通貨ペアの多くが原則固定の業界最狭水準と遜色ないことがわかる。

※2020年8月26日~9月23日のコアタイム(日本時間16時~翌0時)における10万通貨(トルコリラ/円と南アフリカランド/円は50万通貨)発注時の平均実績値
※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
原則固定でも、為替レートが大きく動いたときや、市場の取引が薄い時間帯には、スプレッドは変動することがある。また原則固定の場合は、基本的に原則固定水準よりも狭いスプレッドが提供されることはない。その点、サクソバンク証券のスプレッドは、常に市場の動向にあわせて提供されるため、相場が落ち着いているときなどは、かなり狭いスプレッドで取引できることもあるだろう。
■約定力
約定力の高さにも評判がある。相場が急変しやすい重要イベント時にもスプレッドがほとんど広がらず、米雇用統計発表前後に0.1pipsの許容スリッページ幅で出した注文が、すべて約定したという調査結果(※)もある。
(※矢野経済研究所による調査。2018年2月の米国雇用統計発表時間(日本時間22時30分)前後の、10分程度の時間帯。スリッページ許容幅を0.1pipsに設定して発注した結果)

(出所:サクソバンク証券)
SAXO(サクソ)系と呼ばれる独自のシステムは、サーバーがメチャメチャ強いことでも有名。高い負荷がかかるスキャルピング取引を公式サイトで堂々と容認していることからも、その自信のほどがうかがえる。
■注文方法と決済ルール
利用可能な注文方法、注文の有効期限、ポジションの決済ルールは以下のとおり。IFDはイフダン注文、IFD-OCOはイフダンOCO注文のことだ。

※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
少し変わった逆指値(指値)は、注文を執行するトリガーになる価格と実際に約定させたい価格の両方を指定して出す注文方法。執行時のスリッページを回避することができる反面、注文が執行されても約定しない可能性がある、他社ではあまり見かけない注文方法だ。
決済ルールにはFIFO(先入れ先出し法)が採用されている。これは約定日時の異なる複数ポジションの一部を決済する場合、ユーザーが決済するポジションを指定しなければ、約定日時の古いものから順に決済していくしくみだ。
■為替ニュース(情報コンテンツ)
取引ツールでチェックできる為替ニュースは「FXi24」、「NewsEdge Corporate」、「NewsEdge Macro」、「RANsquawk」の4つ。それに加えて、親会社・サクソバンクのアナリストが提供する「Market Analysis」を読むことができる。

(出所:SaxoTraderPRO)
残念ながら、FXi24以外は英語表記だが、特にRANsquawkは海外のトレーダーの多くがチェックしているニュースソースで、金融機関の現役トレーダーも参考にするほど有益な情報がたくさん配信されている。オプション情報など、英語が苦手な人でも理解できるコンテンツも配信されているので、ぜひ一度、チェックしてみることをおすすめする。
■入出金
口座への入金方法は、「通常入金」と「クイック入金」の2とおり。初回入金の最低金額が10万円となっている点には注意が必要だ。外貨の入出金や受渡しには対応していない。
★通常入金
通常入金はサクソバンク証券の指定口座(専用の入金先口座)へ入金する方法。全国の金融機関の窓口やATM、またはクイック入金に対応していない金融機関のインターネットバンキングなどから行うやり方だが、ユーザーが振込手数料を負担する必要がある。
入金の確認作業は1日3回行われ、確認が完了すると取引口座に入金額が反映される。タイミングによっては入金から口座反映までに時間がかかる可能性もあるので、取引チャンスが来たのに入金がまだ反映されていない…なんてことがないよう、早めの入金を心がけたい。
★クイック入金
手数料がかからず24時間365日、入金がほぼリアルタイムに取引口座へ反映されるクイック入金は、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、楽天銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行から利用可能。これら金融機関のインターネットバンキングを契約している人は、積極的に活用したい。

(出所:サクソバンク証券)
★出金
日々の出金締切り時間は銀行営業日の午前9時30分。それまでに出金依頼が完了していれば、最短で銀行の翌営業日に登録先金融機関の口座に出金が反映される。午前9時30分を過ぎた出金依頼は、翌営業日の受付けとなる。
出金手数料は1カ月3回まで無料。4回目以降はユーザーの負担となるため、こまめに出金を行う人は注意しておきたい。
クイック入金と出金は、取引ツール「SaxotraderGO」、「SaxoTraderPRO」の両方から行うことができる。別ウィンドウでマイページが表示されるので、そこから手続きすれば完了だ。

(出所:サクソバンク証券)
もちろん、公式サイトからマイページにそのままログインして手続きすることも可能。スマホアプリには入出金の機能がないため、スマホアプリをメインツールにしている人は注意しよう。
■デモ口座
20日間、無料で使えるデモ口座がある。デモ口座は氏名・メールアドレス・電話番号の登録、パスワードの設定が完了すれば誰でも使うことができる。

(出所:サクソバンク証券)
ダウンロード型、マルチデバイス型の両方の取引ツールから、本番さながらの環境でデモを体験できる。他のFX会社にはあまり搭載されていない珍しいテクニカル指標や、取引チャンスをリアルタイムで教えてくれる「オートチャーティスト」機能(※)の実力を、ぜひ試してほしい。
(※オートチャーティストはブラウザ型取引ツール「Saxo Trader GO」でのみ利用可能)
サクソバンク証券の公式サイトには、デモ口座開設時の承認事項として、サービス案内やデモ口座の感想、口座開設の意向確認などで、登録したメールアドレスや電話番号宛てに連絡をする可能性があると記載されている。
ごく一部にはデモ口座の開設に、メールアドレスの登録さえ不要なFX会社もある。連絡が来る可能性があるという点は、軽い気持ちでデモ口座を試してみたい人にとって、躊躇する条件になるかもしれない。
■ロスカット・追証制度
「ロスカット」は、含み損(保有しているポジションの未確定損失)がある一定の水準に達すると、FX会社によってポジションを強制的に決済させられる、法令で執行が義務づけられた制度。
サクソバンク証券が強制決済を執行する水準に適用しているのは「証拠金使用率」。これが100%に達すると、システムが自動的にポジションを強制決済する。
証拠金使用率は、純資産(口座内の資産)に対する必要証拠金の比率。証拠金使用率100%は、純資産すべてを必要証拠金として使用している状況に達したということだ。

※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
証拠金使用率が75%と90%に達した時点で、そのつど「マージンコール」が発動する。これは取引ツール内でのポップアップ画面と、登録してあるメールアドレス宛てにロスカットの接近を知らせる機能だ。その後、証拠金使用率が下がらず、最終的に100%に達すると、成立していない注文はすべて取消され、全ポジションが即、成行注文で決済される。
含み損が縮小しない限り、ロスカット回避にはポジションの一部決済か、資金を入金するなどの対応で、証拠金使用率を抑える必要がある。マージンコールが発動したらロスカットがすぐそこに迫っているぐらいの気持ちで、早めに対応するよう心がけたい。
なお、日々、決まった時間にポジションの評価損を計算し、それが一定水準を超えていた場合に追加入金やポジションの一部決済を求める「追加証拠金(追証)」のルールはない。
■スワップポイント
サクソバンク証券のスワップポイント(スワップ金利)は、日々の金利市場の動向がかなり明確に反映される。
そのため、金利市場次第で他社に比べて非常に有利になるときもあれば、そうでないときもあり、金利市場が極めて不安定な状況のときは、売りポジションでも買いポジションでもスワップポイントを支払わなくてはならない通貨ペアが出現することもある。また、1日あたりの金額を平均すると、一部の新興国通貨ペアにおいては、そこそこ悪くない水準のスワップポイントを提供しているFX会社と言うことができそうだ。

※単位…円(マイナスは支払い、プラスは受取り、小数点以下第3位を四捨五入して算出)
※1万通貨のポジションに対する1日あたりの平均金額を掲載
※サクソバンク証券のスワップポイントカレンダーをもとに作成
サクソバンク証券では原則、ポジションを水曜日から木曜日へ持ち越す(ロールオーバー)と、土日を含めた3日分が付与される(祝日などが絡んだ場合は例外)。
スワップポイントの付与判定は、NY市場がクローズする日本時間7時(米夏時間中は午前6時)に行われ、一部のマイナー通貨ペアを除き、ポジションを持ち越した当日の日本時間正午すぎには口座へ反映される。
ただし、取引報告書関連の各種レポートにスワップの受払いが反映されるのは、ポジションを持ち越した翌日の正午ごろになるので、レポートのダウンロードなどを行うときには注意したい。
■取引ツール
サクソバンク証券が独自に提供している取引ツールは「SaxotraderGO」と「SaxoTraderPRO」の2つ。
「SaxotraderGO」はPC・タブレット・スマホと、あらゆるデバイスからアクセスできるマルチデバイス型の取引ツール。「SaxoTraderPRO」はPC専用のダウンロード版ツールだ。
どちらもCFDやFXのバニラオプションといった、サクソバンク証券が提供するすべての金融商品が取引できる「オールインワン」のトレードツールで、チャートに表示できるテクニカル指標やラインの種類、時間足の数などの基本スペックは共通している。




※取組高や取引高をもとに算出する一部のテクニカル指標はFXの通貨ペアでは利用できない
※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
★SaxotraderGO
直感的な操作が可能な「SaxotraderGO」は、シンプルな画面構成ながら運用成績やポートフォリオまでもがひと目で確認できる、機能性の高さが魅力。世界中のトレーダーから支持され、数々のアワードを受賞しているのもうなずける。


(出所:SaxotraderGO)
「SaxotraderGO」のみで使える注目機能がオートチャーティスト。チャ-トパターンやサポート・レジスタンスなどといったテクニカル的観点から、取引のチャンスをリアルタイムで教えてくれる機能だ。

(出所:SaxotraderGO)
確率や信頼度に加え、為替レートがいつ、どのぐらいの水準へ到達するかもパターンから予測してくれる。「日足で上昇チャネルを形成している通貨ペア」を探したいなどといった感じで、時間軸やチャ-トの形状などから細かく探すこともできる。
この機能を提供しているFX会社は少ないものの、あることはある。しかし、取引ツールに内蔵されていて画面から直接発注できるなど、サクソバンク証券の使い勝手は群を抜く。画面構成も秀逸なので、ぜひ一度、試してみることをおすすめする。
★スマホアプリ「SaxotraderGO」
「SaxotraderGO」のスマホアプリは、iPhoneとAndroid端末の両方でリリースされている。入出金の手続きができないなど、多少の制限はあるものの、オートチャーティスト機能も使えるスグレモノだ。

(出所:iPhone版「SaxotraderGO」)
★SaxoTraderPRO
ダウンロード版の「SaxoTraderPRO」はその名にふさわしく、プロトレーダーも納得の取引ツール。Macユーザー用のダウンロードファイルも提供されているのはありがたい。

以前あった「SaxoTrader」の提供が2019年6月で終了し、現在はこの「SaxoTraderPRO」が新取引ツールとして、多くのトレーダーの支持を集めている。
カスタマイズ性も非常に高く、マルチディスプレイで複数の画面を表示させれば、さながら金融機関のディーリングルームにいるような雰囲気を感じさせる。
「SaxoTrader」にはなかったメニュー一覧画面、ウォッチリストの一括管理、最大16枚のチャート一括表示など、新機能が加わって一段と進化している。使えば使うほど、機能性の高さに驚かされるだろう。


(出所:SaxoTraderPRO)
サクソバンク証券の公式サイトには、「SaxoTraderPRO」は取引額が大きく取引頻度の多い上級者向けとあるが、誰でも無料で利用できるのだから、PCにダウンロードできる環境があれば積極的に活用したい。
★Saxo Tradingview
無料のチャートツールで世界的に人気の高いTradingviewとサクソバンク証券のアカウントを連携すれば、Tradingviewから取引もできる。為替レートはサクソバンク証券の提供するものが反映され、ポジション情報もTradingviewで確認することができる。

(出所:Tradingview)
チャートはTradingviewの仕様に沿ったものなので、SaxotraderGOやSaxoTraderPROにはあるけれど、Tradingviewにはないテクニカル指標もあるが、Tradingviewにも100種類を超える豊富なテクニカル指標が搭載されており、ここでしか使えないものもある。
サクソバンク証券のアカウントと連携させるためには、Tradingviewにアカウントを開設する必要はあるが、基本プランは無料なので、気になる人はチェックしてみてはどうだろう。今はFXの通貨ペアしか取引できないが、今後、サクソバンク証券が取扱う膨大な銘柄数のCFDも取引できるようになる予定だ。
■口座開設関連
口座開設手数料や取引手数料は無料。以前は取引が一定期間なかった口座には口座維持手数料が発生していたが、現在は廃止されている。取引時に発生するスプレッド分のコスト以外、費用は一切かからない。

※ザイFX!にて一部編集
(出所:サクソバンク証券)
口座開設には本人確認書類とマイナンバーの提出が必要で、マイナンバーカードがあれば、そのどちらにも対応できる。
マイナンバーカードがない人は、顔写真のある運転免許証・パスポート・在留カード・住民台帳基本カード・特別永住者証明書の中からいずれか1点と、マイナンバー確認書類が必要だ。
顔写真付きの書類がない人は、各種健康保険証、住民票の写し、印鑑証明書の中からいずれか2点と、マイナンバー確認書類を準備しよう。住民票の写しと印鑑証明書は、発行から3カ月以内の原本でないと受け付けてくれないので注意したい。

※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
口座開設が完了すると、登録した住所宛てに「取引口座開設通知書」が郵送されてくる。そこにマイページや取引ツールへログインするのに必要なID(ユーザー番号)・パスワードなどが記載された書類も同封されている。
■サクソバンク証券の評判は?
ユーザーから寄せられたサクソバンク証券の評判/口コミは以下のとおり。
【50代男性 会社員】
・ FX投資歴 : 2年以上3年未満
・ 口座の満足状況 : 満足
スプレッドが狭く、通貨ペアの種類も豊富なのでお勧めです。取引ツールはちょっと日本のFX会社のものとは異なり、とっつきにくいかもしれませんが、経験者ならだいたい使いこなせるはず。より奥の深い取引をしたい方はぜひお試しください。
【40代男性 会社員】
・ FX投資歴 : 10年以上
・ 口座の満足状況 : やや満足
良く言えばガラパゴス化していないグローバルスタンダード寄り、悪く言えば痒いところにはあまり手が届いていない(特に公式サイト)といった、外資系色を強く感じるFX会社。ツールの機能やスペックは悪くないが、操作性などは初心者にわかりにくいと思う。デモ口座開設時や新規口座開設時にカスタマーサポートから電話がかかってくるのはやめてほしい。ただ全体的にはおおむね満足
【50代男性 自営業】
・ FX投資歴 : 10年以上
・ 口座の満足状況 : 不満
スマホからの発注がわかりにくい。スマホのチャート操作がひどい。パソコン画面がわかりにくい
※クチコミのご利用については、「クチコミ利用規約」に同意いただいたうえでご活用ください
■会社概要
サクソバンク証券の会社概要は以下のとおり。
会社名 | サクソバンク証券株式会社 (Saxo Bank Securities Ltd.) |
金融庁登録番号 | 第一種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第239号 |
代表者 | 代表取締役社長 伊澤フランシスコ |
本社所在地 | 東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー22階 |
設立 | 平成18年(2008年)4月 |
株主 | SAXO BANK A/S(デンマーク)100% |
資本金 | 3億円 |
自己資本規制比率 | 500.1%(2019年12月) |
信託先 | 日証金信託銀行 |
加盟団体 | 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本投資者保護基金 日本商品先物取引協会 |
公式サイト | https://www.home.saxo/ja-jp |
※サクソバンク証券の公式サイトをもとに作成
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)