来週に控えているアメリカやカナダの金利会合に向かって、マーケットでの様子見姿勢が強まってきている。米国株を筆頭に、為替相場も値動きの幅がとても小さくなってきたのだ。 とくに週末に出るはずの雇用統計が…

 昨日は日銀総裁の会見がマーケットを動かした。これまでは春闘の成り行きを見てからと言うことを強調していたので、年内の利下げはないものと思われていたのだが、トランプ関税の不透明さも解消されてきたことを指…

 先週の金曜日はアメリカもお休みモードだったので、マーケット全体に著しい動きはない。ニューヨーク市場も半日営業のみと、早々に閉まってしまった。 ドル円やユーロ円はすでに定位置といってもよいのだが、今年…

 アメリカが感謝祭のためお休みだった。そのためマ－ケットは全般的に動意が薄かった。年末商戦で盛り上がっているが、ブラックフライデーのセールに向けては厳しい見方も出ている。物価高のせいでもあろうが、ミド…

 イギリスでは財政悪化のための資金繰りをどうするかで前政権から方策を様々に検討してきたが、労働党政権はついに富裕層に増税をすることに決めたようだ。これは先日のニューヨーク市長選での動きと同様である。持…

 昨日は政府閉鎖で遅れて出てきた経済指標が、マーケットを動かした。経済指標はPPIや小売売上高などが出たのだが、いずれも市場が望んでいるように低めの数字となった。それでドル金利は短期も長期も低下。ドル相…

 昨日もFRBの理事が利下げを支持したことで、12月利下げの可能性は急速に高まった。先週に30％暗いまで低下していた12月利下げの確率も、80％近くまで上昇。これだけ経済指標が出ないなかだ。 FEDメンバーの、しか…

 先週はマーケットのリスク調整が進んだ。そして調整が進むと、バブルであるとの言葉が飛ぶようになる。考えて見ればここ５年間だけでも、大きなバブルが３つも乗っかっている。ひとつ目はワクチンバブルである。 …

 昨日は米国株がエヌビディアの力強い決算発表があったので、それをうけてマーケットはリスクテークの流が強まって始まった。すでにアジア市場や欧州市場でもハイテク系を中心にしてＡＩ開発期待の株価上昇が現われ…

 いよいよ円安が加速してきたようだ。ドル円は155円台に乗せてきてもステーブルな動きを示していたし、ユーロ円もまったく目立った押しもないままで180円に向かっている。日本の新政権が円安を誘っているという見方…