12月6日(木)■『欧米の株式市場の動向』と『米国の財政の崖問題への思惑』、そして『ECB金融政策発表後のトリシェ総裁の発言』や『明日に米・雇用統計の発表を控える点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『米国の財政の崖問題への思惑』、そして『ECB金融政策発表後のトリシェ総裁の発言』や『明日に米・雇用統計の発表を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
・17時15分：ス)消費者物価指数
・18時30分：英)貿易収支
・22時30分：加)住宅建設許可
・24時00分：加)Ivey購買部協会指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・05時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
・09時05分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・21時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
・21時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・22時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・明日に米国の雇用統計発表を控える点
・来週にFOMCを控える点
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の財政の崖問題への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・日本の政局や金融政策への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
などの要因に注意。


★★★

本日は、RBNZ政策金利＆声明発表とBOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表、ECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見が行われる。
また、明日に米国の雇用統計発表が控える。

米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、感謝祭明けで上下に大きめに振れるも、方向感なく調整が主体となった。

今週の為替相場も、大きめに動いてはいるが、クリスマス相場入りということもあり方向性が読みにくい展開となっている。

本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務問題、米国の財政の崖問題、日本の政局や金融政策が大きな焦点。
その他、米・新規失業保険申請件数やECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見、明日に米国の雇用統計発表を控える点などにも注意。
既に12月に入り、金融市場はクリスマス相場で商いが薄くなる頃。チョッピーな動きなどには十分に気を付けたい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・05時00分：NZ)RBNZ政策金利＆声明発表
→コンセンサスは据え置き。今後の金融政策や景気動向への思惑が高まれば、動き出すキッカケになりやすい

・09時05分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→言及次第

・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい

・17時15分：ス)消費者物価指数
→発表での影響はなかなか

・18時30分：英)貿易収支
→発表での影響はなかなか

・21時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
→コンセンサスは据え置き。今後の金融政策や景気動向への思惑次第

・21時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
→コンセンサスは据え置き。この後のドラギECB総裁の記者会見に大きな注目が集まる

・22時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
→本日のメイン。明日に雇用統計を控えて反応しやすくなっている。ただ、同時刻に行われるECB金融政策発表後のドラギ総裁の発言も重要

・22時30分：加)住宅建設許可
・24時00分：加)Ivey購買部協会指数
→発表での影響はなかなか


12月3日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼12月の月初め要因
▼ユーロ財務相会合などによる影響
▼NZ、豪、英、欧、加の金融政策の結果発表が行われる点
▼週末に米国の雇用統計発表を控える点
▼来週にFOMCを控える点
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼日本の政局や金融政策への思惑
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体、週末の米国の雇用統計が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑

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12月6日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・明日に米国の雇用統計発表を控える ・来週にFOMCを控える
05:00		NZ)RBNZ政策金利＆声明発表	◎	2.50% 据え置き	2.50% 据え置き
08:00		豪)デベルRBA総裁補佐の発言	△	要人発言
09:05		NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言	○	要人発言
09:30		豪)失業率	◎	5.5%	5.4%
		↑・新規雇用者数		±0.0万人	+1.07万人
15:45		ス)失業率	△	3.1%	2.9%
17:00		南ア)第3四半期経常収支	△	-2130億	-2000億
17:15		ス)消費者物価指数 [前月比/前年比]	○	±0.0%	+0.1%
				-0.1%	-0.2%
18:30		英)貿易収支	○	-86.50億	-83.68億
19:00		欧)第3四半期GDP【改定値】 [前期比/前年比]	×	-0.1%	-0.1%
				-0.6%	-0.6%
20:00		独)製造業受注 [前月比/前年比]	△	+1.0%	-3.3%
				-5.6%	-4.7%
21:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠発表	◎	3750億 据え置き	3750億 据え置き
21:30		米)チャレンジャー人員削減予定数	C	-	+11.6%
21:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	0.75% 据え置き	0.75% 据え置き
22:30		欧)ドラギECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		加)住宅建設許可	○	+2.3%	-13.2%
		米)新規失業保険申請件数	AA	38.0万件	39.3万件
24:00		加)Ivey購買部協会指数	○	58.2	58.3
翌 07:30		豪)AIG建設業指数	×	-	35.8
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

ロングヨリ

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ドラギ総裁の記者会見での反応を狙い

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