本日の為替相場の焦点は、『日本の株式市場の暴落の行方とその影響』と『ドル円の調整入りでの動向』、そして『英国と米国が休場明けでの動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
への注目度が高い。
米国以外では、
注目度の高いものの発表はない。
これら以外では、
・英国と米国が休場明けとなる点
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(28日・2年債、29日・5年債、30日・7年債)
・日本の株式市場の暴落の行方とその影響
・ドル円の調整入りでの動向(日本株の暴落などでリスク回避のドル売り・円買いヨリ)
・米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
・主要な株式市場の動向(バーナンキFRB議長の発言で軟調に)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
などの要因も重要。
★★★
英国と米国が休場明け。
米国の経済指標の発表は、消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、22日のバーナンキFRB議長の議会証言及びFOMC議事録公表後に世界の株式市場が大きく下落して、ドル円も大幅下落となり、その後も調整局面となっている。
週明けの為替相場は、日本の株式市場が大きく続落して、一時的にリスク回避の流れが強まったが、英国と米国が休場で、方向感なく揉み合いとなった。
英国と米国が休場明けの本日の為替相場は、引き続き、日本の株式市場の暴落の行方とその影響とドル円の調整入りでの動向に最大限に注視しつつ、現在の為替相場の焦点である米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響、主要な株式市場の動向、金融市場のリスク許容度、米国の国債市場と長期金利の動向、金融当局者や要人による発言、欧州の金融政策への思惑、米国の注目度の高い経済指標の発表などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→2つの時間に2種類の経済指標の発表。米国の量的緩和早期解除観測が高まっており、経済指標への注目度も増している。消費者信頼感指数への注目度が高い。英国と米国が休場明けでの動向を見極めたいところ
■5月27日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼27日に英国と米国が休場
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ
▼5月の月末要因
▼5月31日に大量の米国の中長期国債の利払い・償還日となる点
▼日本の株式市場の暴落の行方とその影響
▼ドル円が調整入りでの動向(日本株の暴落などでリスク回避のドル売り・円買いヨリ)
▼主要な株式市場の動向(バーナンキFRB議長の発言で軟調に)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の量的緩和[QE]早期解除観測での影響(金融政策への思惑)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州各国の国債市場の動向(入札状況や利回り)
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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5月28日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・英国と米国が休場明け | ||||||||||||||
08:50 | 日)企業向けサービス価格指数 | × | -0.2% | -0.2% | ||||||||||
15:00 | ス)貿易収支 | △ | +20.5億 | +19.0億 (+18.9億) |
||||||||||
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.4% | -0.1% | |||||||||||
-2.3% | -2.3% | |||||||||||||
18:30 |
南ア)第1四半期GDP [前期比年率/前年比] |
△ | +1.6% | +2.1% | ||||||||||
+2.2% | +2.5% | |||||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
B | +1.00% | +1.24% | ||||||||||
+10.20% | +9.32% | |||||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | S | 71.0 | 68.1 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | -4 | -6 | |||||||||||
26:00 | 米)2年債入札 | BB | 350億ドル | |||||||||||
英)タッカーBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
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