本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計の発表』と『米国の量的緩和早期縮小への思惑』、そして『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
への注目度が高い。
米国以外では、
・16時15分:ス)消費者物価指数
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
・19時00分:独)鉱工業生産
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
への注目度が高い。
これら以外では、
・『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響
・週末要因
・G20首脳会議(5日・6日開催)
・シリア情勢やその思惑
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・欧米勢が夏季休暇明けとなる時期
などの要因も重要。
★★★
本日は、『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けの週末金曜日。
また、G20首脳会議が開催中。
米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週の為替相場は、シリア情勢や米国の量的緩和早期縮小への思惑で、ドル円は大きく上昇し、ユーロドルは大きく下落している。ドル円は昨日の相場で100円乗せとなり、ユーロドルは昨日のドラギECB総裁の発言でユーロ売りが加速した。
本日の為替相場は、米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率の発表に最大限注視しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点であるシリア情勢やその思惑や米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑などにも注意したい。
その他、『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響や週末要因やポジション調整、G20首脳会議での影響も重要。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず
・17時30分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・17時30分:英)貿易収支
→発表でのポンドへの影響はなかなか
・19時00分:独)鉱工業生産
→発表での影響は限定的も、欧州市場が動き出すキッカケになりやすい
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→直近ではシリア情勢にも大きな注目が集まっているが、依然として金融量的緩 和の早期解除が大きな焦点となっており、経済指標発表での影響力は非常に大きくなっている。そんな中で行われる金融市場にとって月に1度のビッグイベント と言える米・雇用統計の発表。この発表次第では今までの流れを一変しかねない。株式市場や長期金利と共に発表での変動に注目
・23時00分:加)Ivey購買部協会指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
■9月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週にオーストラリア、日本、英国、欧州、カナダの金融政策の発表が行われる
▼今週末(6日)に米国の雇用統計の発表が行われる
▼4日(水)に米地区連銀経済報告(ベージュブック)が行われる
▼9月の月初め要因
▼2日(月)に米国が祝日で休場
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼シリア情勢やその思惑
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼欧米勢が夏季休暇明けとなる時期
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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9月6日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ 『欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明け ・週末 ・G20首脳会議(5日・6日開催) |
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08:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 44.1 | ||||||||||
14:00 | 日)金融経済月報・基本的見解 | △ | - | - | ||||||||||
日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | 106.9 | 105.5 | |||||||||||
107.9 | 107.2 | |||||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | △ | +165億 | +169億 | ||||||||||
独)経常収支 | × | +140億 | +173億 | |||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | -0.4% | ||||||||||
±0.0% | ±0.0% | |||||||||||||
ス)第2四半期鉱工業生産 | × | +1.5% | +3.0% | |||||||||||
17:30 |
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +1.1% | ||||||||||
-1.7% | +1.2% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +1.9% | |||||||||||
-0.7% | +2.0% | |||||||||||||
英)貿易収支 | ○ | -82.00億 | -80.82億 | |||||||||||
19:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | -0.5% | +2.4% | ||||||||||
+0.9% | +2.0% | |||||||||||||
21:00 | 米)エバンス米シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 加)失業率 | ◎ | 7.2% | 7.2% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +2.00万人 | -3.94万人 | ||||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +18.0万人 | +16.2万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 7.4% | 7.4% | ||||||||||||
23:00 | 加)Ivey購買部協会指数 | ○ | 53.0 | 48.4 | ||||||||||
英)NIESRGDP予想 | △ | - | +0.7% | |||||||||||
26:30 | 米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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米国の雇用統計発表直後の変動とそこからNYクローズまでの流れに臨機応変に。特にロング方向への加速に注視
米国の雇用統計発表直後の変動とそこからNYクローズまでの流れに臨機応変に。特にショート方向への加速に注視
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