本日の為替相場の焦点は、『米国の債務問題』と『欧州の財政問題』、そして『リスク回避の流れの継続・加速』や『米国の経済指標発表』にあり。
米国の経済指標は、
・米)ADP全国雇用者数
・米)ISM非製造業景況指数
・米)製造業受注指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・豪)貿易収支
・豪)小売売上高
・英)サービス業PMI
・欧)小売売上高
翌・NZ)第2四半期失業率&就業者数増減
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・欧州の大手金融機関の決算発表(スタンダード・チャータード、ソシエテ・ジェネラル)
・米国の主要企業の決算発表(デボン・エナジー、コムキャスト、タイムワーナー、プルデンシャル、他)
・米国の債務問題
・欧州の財政問題
・為替介入への警戒感(特にドル円に対して)
・金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑(8月4日に、金融政策結果発表)
・米国の金融政策への思惑(8月9日に、FOMCを控える)
・金融当局者や要人による発言
・週末に、米国の雇用統計の発表を控える点
・明日に、ECB金融政策結果発表を控える点
・8月9日に、FOMCを控える点
などの要因に注意。
★★★
明日にECB金融政策結果発表、明後日に米国の雇用統計発表を控える。
米国の経済指標は、ADP全国雇用者数とISM非製造業景況指数がメイン。
その他、製造業受注指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、7月中旬から本格化している主要企業の決算発表は株式市場の変動要因となりやすい。
ここ最近の為替相場は、米国の債務問題と欧州の財政問題、金融市場のリスク許容度を主要因に大きく上下している。
先週は、欧州の財政問題が燻り続けながらも多少なりとも緩和傾向となる中、米国の債務問題への懸念は更に高まり、大きな変動要因となった。
今週の為替相場も、米国の債務問題と欧州の財政問題、金融市場のリスク許容度で大きく変動している。昨日の日本時間に米国の債務上限引き上げ問題が可決により一旦の解決も、格下げ懸念で依然として不安は解消されていない。
本日は、これまでに引き続いき、米国の債務問題とユーロ圏の財政問題、金融市場のリスク許容度による方向性に注視しながら、米国の経済指標の発表など諸々のイベントでの影響を見極め、方向性をつかみたいところ。
また、ドル円での介入警戒感による動きや明日にECB金融政策結果発表、明後日に米国の雇用統計発表を控える点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・10時30分:豪)貿易収支
・10時30分:豪)小売売上高
→小売売上高がメイン。発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・17時28分:英)サービス業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・18時00分:欧)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はなかなか
・21時15分:米)ADP全国雇用者数
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
・23時00分:米)製造業受注指数
→3つの時間に3種類の経済指標。発表での変動はもとより、週初からの相場の流れの加速を上手く捉えたいところ
・翌7時45分:NZ)第2四半期失業率&就業者数増減
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
8月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼8月の月初要因
▼日本のFX取引のレバレッジ規制第2弾実施の影響
▼欧州の金融機関の決算発表が本格化
▼米国の主要企業の決算発表が本格化
▼米国の債務問題(8月2日に、議会と政府の合意期限)
▼欧州の財政問題
▼為替介入への警戒感(特にドル円に対して)
▼金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
▼主要経済指標の発表(週末に米国の雇用統計)
▼主要株式市場の動向
▼ECBの金融政策への思惑(8月4日に、金融政策結果発表)
▼米国の金融政策への思惑(8月9日に、FOMCを控える)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の国債の入札状況
▼米国の長期金利の動向
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国の景気動向及び金融政策
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8月3日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・欧州の大手金融機関の決算発表(予定・変動有り)→スタンダード・チャータード、ソシエテ・ジェネラル ・米国の主要企業の決算発表(予定・変動有り)→デボン・エナジー、コムキャスト、タイムワーナー、プルデンシャル、他 |
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10:00 | 中)非製造業PMI | △ | - | 57.0 | ||||||||||
10:30 | 豪)貿易収支 | ○ | +22.00億 | +23.33億 | ||||||||||
豪)小売売上高 | ◎ | +0.4% | -0.6% | |||||||||||
11:30 | NZ)マクダーモットRBNZ総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
未定 | 英)スタンダード・チャータード決算発表 | △ | 主要企業決算 | |||||||||||
未定 | 欧)ソシエテ・ジェネラル決算発表 | △ | 主要企業決算 | |||||||||||
16:53 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 52.9 | 52.9 | ||||||||||
16:58 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 51.4 | 51.4 | ||||||||||
17:28 | 英)サービス業PMI | ◎ | 53.2 | 53.9 | ||||||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.5% | -1.1% (-1.3%) |
||||||||||
-1.0% | -1.9% (-2.3%) |
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20:30 | 米)チャレンジャー人員削減予定数 | C | - | +5.3% | ||||||||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | +10.0万人 | +15.7万人 | ||||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | AA | 53.5 | 53.3 | ||||||||||
米)製造業受注指数 | B | -0.8% | +0.8% | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | BB | +150万 | +230万 | ||||||||||
翌 07:45 |
NZ)第2四半期失業率 | ◎ | 6.5% | 6.6% | ||||||||||
↑・就業者数増減 | ±0.0% | +1.4% | ||||||||||||
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ショートヨリ。下落継続で追随で回転。介入警戒感に注意。経済指標発表での変動狙いも
中立ヨリ。反発上昇or下落加速で追随。経済指標発表での変動狙いも
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