8月2日(火)■米・債務上限問題の合意期限日。『米国の債務問題』と『欧州の財政問題』、そして『金融市場のリスク許容度』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の債務問題』と『欧州の財政問題』、そして『金融市場のリスク許容度』にあり。

米国の経済指標は、
・米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・豪)第2四半期住宅価格指数
・豪)住宅建設許可件数
・ス)小売売上高
・ス)SVME購買部協会景気指数
・英)建設業PMI
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・豪)RBA政策金利＆声明発表
・8月の月初要因
・米国の主要企業の決算発表(ファイザー、コーチ、ファーストエナジー、他)
・本日が、米国の債務上限引き上げ問題での議会と政府の合意期限となる点
・米国の債務問題(8月2日に、議会と政府の合意期限)
・欧州の財政問題
・為替介入への警戒感(特にドル円に対して)
・金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・ECBの金融政策への思惑(8月4日に、金融政策結果発表)
・米国の金融政策への思惑(8月9日に、FOMCを控える)
・金融当局者や要人による発言
・8月4日に、ECB金融政策結果発表を控える点
・週末に、米国の雇用統計の発表を控える点
などの要因に注意。

★★★

8月入りでの2営業日目で、RBA政策金利＆声明発表が予定されている。

米国の経済指標は、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターぐらい。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、7月中旬から本格化している主要企業の決算発表は株式市場の変動要因となりやすい。

ここ最近の為替相場は、米国の債務問題と欧州の財政問題、金融市場のリスク許容度を主要因に大きく上下している。
先週は、欧州の財政問題が燻り続けながらも多少なりとも緩和傾向となる中、米国の債務問題への懸念は更に高まり、大きな変動要因となった。

週明けの昨日の金融市場も、米国の債務問題を主要因に大きく変動した。
本日は、これまでに引き続いて、米国の債務問題とユーロ圏の財政問題、金融市場のリスク許容度による方向性に注視しながら、諸々のイベントでの影響を見極め、方向性をつかみたいところ。
また、8月の月初要因やドル円での介入警戒感による動きも気になる他、本日が米国の債務上限引き上げ問題での議会と政府の合意期限となっている点にも注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)第2四半期住宅価格指数
・10時30分：豪)住宅建設許可件数
→発表での豪ドルへの影響はなかなか。ただ、本日は、13時30分からの金融政策結果発表に焦点が

・13時30分：豪)RBA政策金利＆声明発表
→声明での言及による、今後の金融政策の思惑次第。変動要因になりやすい

・16時15分：ス)小売売上高
→発表でのスイスフランへの影響はなかなか

・16時30分：ス)SVME購買部協会景気指数
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず

・17時28分：英)建設業PMI
→発表でのポンドへの影響はまずまず

・21時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
→本日の注目に値する米国の経済指標はこれぐらい。この発表自体よりも米国の債務問題などによる金融市場の方向性に注視。そのキッカケとしてこの時間にも注目したい


8月1日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼8月の月初要因
▼日本のFX取引のレバレッジ規制第2弾実施の影響
▼欧州の金融機関の決算発表が本格化
▼米国の主要企業の決算発表が本格化
▼米国の債務問題(8月2日に、議会と政府の合意期限)
▼欧州の財政問題
▼為替介入への警戒感(特にドル円に対して)
▼金融市場のリスク許容度(株価が主動しやすい)
▼主要経済指標の発表(週末に米国の雇用統計)
▼主要株式市場の動向
▼ECBの金融政策への思惑(8月4日に、金融政策結果発表)
▼米国の金融政策への思惑(8月9日に、FOMCを控える)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の国債の入札状況
▼米国の長期金利の動向
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国の景気動向及び金融政策

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8月2日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国の債務上限引き上げ問題での議会と政府の合意期限 ・欧州の大手金融機関の決算発表(予定・変動有り)→BNPパリバ、バークレイズ ・米国の主要企業の決算発表(予定・変動有り)→ファイザー、コーチ、ファーストエナジー、他
08:50		日)マネタリーベース	×	-	+17.0%
10:30		豪)第2四半期住宅価格指数 [前期比/前年比]	○	-1.0%	-1.7%
				-3.0%	-0.2%
		豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比]	○	+3.0%	-7.9%
				-10.3%	-14.4%
13:30		豪)RBA政策金利＆声明発表	◎	4.75% 据え置き	4.75% 据え置き
未定		欧)BNPパリバ決算発表	△	主要企業決算
未定		英)バークレイズ銀行決算発表	△	主要企業決算
16:15		ス)小売売上高	○	-	-4.1%
16:30		ス)SVME購買部協会景気指数	○	52.8	53.4
17:28		英)建設業PMI	○	53.1	53.6
18:00		欧)生産者物価指数 [前月比/前年比]	×	+0.1%	-0.2%
				+5.9%	+6.2%
		南ア)Naamsa自動車販売	×	-	+12.6%
21:30		米)個人所得	BB	+0.2%	+0.3%
		↑・個人支出		+0.1%	±0.0%
		↑・PCEデフレーター[前年比]		+2.6%	+2.5%
		↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比]		+0.2%	+0.3%
				+1.4%	+1.2%
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

米債務上限問題合意期限で臨機応変に

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