本日の為替相場の焦点は、『欧州債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『米国の経済指標の発表』や『週末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
が注目に値する。
米国以外の経済指標は、
・11時00分:中)第1四半期GDP
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)固定資産投資
・11時00分:中)小売売上高
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
が注目に値する。
経済指標以外では、
・08時50分:日)BOJ議事録(3月12日・13日開催分)
・20時00分:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・26時00分:米)バーナンキFRB議長の発言
・週末要因
・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、スーパーバリュー、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末金曜日でBOJ議事録(3月12日・13日開催分)が公表される。
米国の経済指標は、消費者物価指数&【コア】とミシガン大消費者信頼感指数【速報値】がメイン。
その他、JPモルガン・チェースの決算発表やバーナンキFRB議長の発言にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は長期金利に、米国の主要企業の決算は株式市場に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、欧州債務問題への懸念や金融市場のリスク許容度、米国の長期金利の動向、世界経済の先行き懸念などで上下し、週末に発表された米国の雇用統計が弱い結果で、ドル売りとリスク回避の流れが加速した。
今週の為替相場は、週明けから先週に引き続いてドル売り及びリスク回避の方向に傾いたが、週半ばから反発が優勢となっている。
本日は、引き続き欧州債務問題へ思惑と金融市場のリスク許容度での方向性に注視。
その他、米国の経済指標の発表と欧米の株式市場の動向、週末要因にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・08時50分:日)BOJ議事録(3月12日・13日開催分)
→内容次第も、追加金融緩和策実施の思惑が高まれば、大きめの反応も
・11時00分:中)第1四半期GDP
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)固定資産投資
・11時00分:中)小売売上高
→中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は、金融市場全体に影響を与えやすい
・17時30分:英)生産者物価指数&【コア】
→発表での影響はまずまず
・20時00分:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
・26時00分:米)バーナンキFRB議長の発言
→4つの時間に2つの経済指標と1つの要人発言及び1つの金融機関の決算発表。要人発言は言及次第だが、経済指標は注目度及び影響度が非常に高い。まずは発表での変動に注視しつつ、週末に向けた株式市場の動向を含めた金融市場の方向性を見極めたい
4月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明け
▼イースター休暇&休暇明けでの影響
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼米国の長期金利の動向(今週入札が相次ぐ、ドルに影響、国債の動向も重要)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表
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4月13日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・米国の主要企業の決算発表→JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、スーパーバリュー、他 |
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08:50 | 日)BOJ議事録(3月12日・13日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
11:00 | 中)第1四半期GDP | ◎ | +8.4% | +8.9% | ||||||||||
中)鉱工業生産 | ◎ | +11.6% | +11.4% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ◎ | +21.0% | +21.5% | |||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +15.1% | +14.7% | |||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+2.1% | +2.1% | |||||||||||||
15:55 | 欧)アスムセンECB理事の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
17:30 | 英)生産者物価指数[前月比/前年比] | ○ | +0.5% | +0.6% | ||||||||||
+3.5% | +4.1% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】[前年比] | +2.6% | +3.0% | ||||||||||||
20:00 | 米)JPモルガン・チェースの決算発表 | BB | 大手金融決算 | |||||||||||
21:00 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 米)消費者物価指数[前月比/前年比] | S | +0.3% | +0.4% | ||||||||||
+2.7% | +2.9% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.2% | +2.2% | |||||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数 【速報値】 |
AA | 76.2 | 76.2 | ||||||||||
26:00 | 米)バーナンキFRB議長の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
27:15 | 米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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