4月12日(木)■『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の経済指標の発表』や『米国の長期金利の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の経済指標の発表』や『米国の長期金利の動向』にあり。

米国の経済指標は、
・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)貿易収支
・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
が注目に値する。

米国以外の経済指標は、
・10時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
・17時30分：英)貿易収支
・18時00分：欧)鉱工業生産
・21時30分：加)新築住宅価格指数
・21時30分：加)貿易収支
が注目に値する。

経済指標以外では、
・米国の長期国債の入札(本日30年債130億ドル、米国の長期金利に影響を与えやすい)
・米国の主要企業の決算発表→グーグル、他
・欧州の債務問題(燻り続ける)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

米国の経済指標は、週間新規失業保険申請件数と貿易収支、生産者物価指数＆【コア】がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は長期金利に、米国の主要企業の決算は株式市場に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、欧州債務問題への懸念や金融市場のリスク許容度、米国の長期金利の動向、世界経済の先行き懸念などで上下し、週末に発表された米国の雇用統計が弱い結果で、ドル売りとリスク回避の流れが加速した。

今週の為替相場は、ドル売り及びリスク回避の方向に傾いている。

本日は、引き続き欧州債務問題へ懸念と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、米国の長期金利の動向での方向性に注視。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表と今週に入って加速したリスク回避の流れが復活するのかどうかに注目したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・10時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい

・17時30分：英)貿易収支
→発表での影響はまずまず

・18時00分：欧)鉱工業生産
→発表での影響はまずまず。時間的に欧州タイムで動き出すキッカケになる可能性も

・21時30分：加)新築住宅価格指数
・21時30分：加)貿易収支
→発表での影響はまずまず

・21時30分：米)週間新規失業保険申請件数
・21時30分：米)貿易収支
・21時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
→1つの時間に3種類の経済指標。どれも注目度及び影響度は非常に高い。まずこの発表での変動に注視。その後は株式市場や米長期金利の動向も踏まえて流れを捉えたい


4月9日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明け
▼イースター休暇＆休暇明けでの影響
▼欧州の債務問題(燻り続ける)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の超低金利政策の長期化(追加金融緩和観測や日米金利差拡大)への思惑
▼米国の長期金利の動向(今週入札が相次ぐ、ドルに影響、国債の動向も重要)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りに注意)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の主要企業の決算発表

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4月12日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表→グーグル、他
06:00		米)ブラード：セントルイス連銀総裁の発言	B	要人発言
07:30		NZ)企業景況感	×	-	57.7
08:15		米)イエレンFRB副議長の発言	B	要人発言
08:50		日)国内企業物価指数[前月比/前年比]	×	+0.4%	+0.2%
				+0.4%	+0.6%
		日)マネーストックM2+CD	×	+2.8%	+2.9%
10:30		豪)失業率	◎	5.3%	5.2%
		↑・新規雇用者数		+0.65万人	-1.54万人
14:30		仏)消費者物価指数	×	+2.1%	+2.3%
17:00		欧)ECB月例報告	△	-	-
17:30		英)貿易収支	○	-76.50億	-75.32億
18:00		欧)鉱工業生産[前月比/前年比]	○	-1.8%	+0.2% (+0.3%)
				-0.2%	-1.2% (-1.5%)
20:00		欧)アスムセンECB理事の発言	△	要人発言
20:15		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
21:30		加)新築住宅価格指数[前月比/前年比]	○	+0.2%	+0.1%
				-	+2.4%
		加)貿易収支	○	+22.0億	+21.0億
		米)週間新規失業保険申請件数	AA	35.5万件	35.7万件
		米)貿易収支	A	-518億	-526億
		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	AA	+0.3%	+0.4%
				+3.1%	+3.3%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.2%
				+2.8%	+3.0%
22:00		欧)プラートECB専務理事の発言	△	要人発言
		米)ロックハート：アトランタ連銀総裁の発言	B	要人発言
24:00		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	B	要人発言
25:30		米)プロッサー：フィラデルフィア連銀総裁の発言	B	要人発言
26:00		米)30年債入札	BB	130億ドル
		米)コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁 の発言	B	要人発言
27:00		英)ポーゼンMPC委員の発言	△	要人発言
28:30		米)ラスキンFRB理事の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

欧米の株式市場が続落でショートで追随

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様子見

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