11月8日(木)■『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の経済指標の発表』や『ECB金融政策結果発表』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務問題への思惑』、そして『米国の経済指標の発表』や『ECB金融政策結果発表』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)貿易収支
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・06時45分：NZ)第3四半期失業率＆就業者数増減
・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
・22時15分：加)住宅着工件数
・22時30分：加)貿易収支
・22時30分：加)新築住宅価格指数
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・21時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
・21時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
・22時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・26時55分：加)カーニーBOC総裁の発言
・米国の大統領選明けでの影響
・中国共産党大会(8日～14日開催)
・米国の主要企業の決算発表→ウォルト・ディズニー、デューク・エナジー、他
・米国の中長期の国債の入札が相次ぐ(6日・3年債、7日・10年債、8日・30年債)
・欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

オバマが再選した米国の大統領選明け。
中国共産党大会は14日まで開催予定。

米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と貿易収支がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の主要企業の決算発表は株式市場の動向に、米国の中長期の国債の入札は米国の長期金利(米国債)に影響を与えやすい。

先週の為替相場は、週末の米国の雇用統計後にドル買い・ユーロ売り・円売り及びリスク回避の流れが優勢となった。

今週の為替相場は、米国の大統領選挙絡みで上下に大きめに振れている。オバマ再選で米議会のねじれ状態継続の結果が出た昨日の金融市場では、米国の株式市場が大きく下落している。

本日は、米国の大統領選明けでの影響に注視しながら、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)、世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要）での方向性を見極めたい。
また、ECB政策金利＆声明発表＆ドラギECB総裁の記者会見での反応が重要となる。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・06時45分：NZ)第3四半期失業率＆就業者数増減
→発表での影響は非常に大きい

・09時30分：豪)失業率＆新規雇用者数
→発表での影響は非常に大きい

・21時00分：英)BOE政策金利＆声明発表＆BOE資産購入枠発表
→据え置きでサプライズはなく、今後の金融政策への思惑次第か

・21時45分：欧)ECB政策金利＆声明発表
→据え置きでサプライズはなく、声明や直後のECB総裁の記者会見に大きな注目が集まる

・22時15分：加)住宅着工件数
・22時30分：加)貿易収支
・22時30分：加)新築住宅価格指数
→発表での影響はまずまず

・22時30分：欧)ドラギECB総裁の記者会見
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・22時30分：米)貿易収支
→米国の経済指標の影響力も大きいが、ドラギECB総裁の発言に大きな注目が集まっていて大きく反応しやすい

・26時55分：加)カーニーBOC総裁の発言
→言及次第


11月5日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計の発表明けでの影響
▼ECB金融政策結果発表
▼RBA金融政策結果発表
▼BOE金融政策結果発表
▼米国の大統領選挙
▼中国の共産党大会
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州債務問題への思惑(スペインやギリシャ絡みの話題に敏感)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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11月8日(木)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の大統領選明けでの影響 ・中国共産党大会(8日～14日開催) ・米国の主要企業の決算発表→ウォルト・ディズニー、デューク・エナジー、他
06:45		NZ)第3四半期失業率	◎	6.7%	6.8%
		↑・就業者数増減 [前期比/前年比]		+0.3%	-0.1%
				+0.8%	+0.6%
08:50		日)機械受注 [前月比/前年比]	×	-2.1%	-3.3%
				-4.9%	-6.1%
		日)貿易収支	△	-4135億	-6445億
		日)経常収支	△	+7618億	+4547億
09:30		豪)失業率	◎	5.5%	5.4%
		↑・新規雇用者数		+0.05万人	+1.45万人
14:00		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI]	×	40.5	41.2
				42.7	43.5
15:45		ス)失業率	×	2.9%	2.8%
16:00		独)経常収支	×	+108億	+111億
		独)貿易収支	×	+155億	+163億
20:00		南ア)製造業生産 [前月比/前年比]	×	-0.5%	+3.0%
				+0.6%	+3.0%
21:00		英)BOE政策金利＆声明発表	◎	0.50% 据え置き	0.50% 据え置き
		↑・BOE資産購入枠発表	◎	3750億 据え置き	3750億 据え置き
21:45		欧)ECB政策金利＆声明発表	◎	0.75% 据え置き	0.75% 据え置き
22:15		加)住宅着工件数	○	21.00万件	22.02万件 (22.52万件)
22:30		加)貿易収支	○	-15.0億	-13.2億 (-10.6億)
		加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比]	○	+0.2%	+0.2%
				+2.3%	+2.4%
		欧)ドラギECB総裁の記者会見	◎	要人発言
		米)新規失業保険申請件数	AA	36.5万件	36.3万件
		米)貿易収支	AA	-450億	-442億
26:30		ス)フリッツSNB理事の発言	△	要人発言
26:55		加)カーニーBOC総裁の発言	○	要人発言
27:00		米)30年債入札	BB	160億ドル
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

様子見

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ショートヨリ

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