11月21日(水)■『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務懸念』、そして『日本の金融政策緩和への思惑』や『明日が感謝祭で米国が休暇入りとなる点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧米の株式市場の動向』と『欧州債務懸念』、そして『日本の金融政策緩和への思惑』や『明日が感謝祭で米国が休暇入りとなる点』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・24時00分：米)景気先行指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・18時30分：英)公共部門ネット負債
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・18時30分：英)BOE議事録公表(11月7日・8日開催分)
・米国の週間原油在庫の公表
・米国の10年インフレ連動債入札
・米国の主要企業の決算発表→ディア、他
・明日から米国が感謝祭絡みの休暇入りとなる点
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の財政の崖問題への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・衆議院解散での日本の政局や金融政策への思惑
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

明日から米国が感謝祭絡みの休暇入り。

米国の経済指標は、新規失業保険申請件数とミシガン大消費者信頼感指数【確報値】、景気先行指数に大きな注目が集まる。

米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

先週の為替相場は、衆議院解散決定での日本の政局や金融政策への思惑でドル円が大幅上昇したほか、欧米の株式市場が大幅下落でリスク回避の流れが強まった。

週明けの為替相場は、ドル円が継続的に上昇しているほかは、米国の財政の崖問題解決への期待から欧米の株式市場が大幅上昇してリスク選好の流れが優勢となったが、感謝祭を控えてか調整的な動きになってきている。

本日は、引き続き、金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)や欧州債務懸念、衆議院解散での日本の政局や金融政策への思惑、米国の財政の崖問題での影響が大きな焦点。
また、注目度の高い米国の経済指標の発表や明日から米国が感謝祭絡みの休暇入りとなる点にも注目。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

・18時30分：英)BOE議事録公表(11月7日・8日開催分)
→今後の金融政策への思惑次第

・18時30分：英)公共部門ネット負債
→発表での影響はなかなか

・22時30分：米)新規失業保険申請件数
・23時55分：米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
・24時00分：米)景気先行指数
→明日が感謝祭で休場のため、経済指標の発表が前倒しに。3つの時間に3種類の経済指標が発表される。どれも、注目度及び影響度が非常に大きい。まずは、発表での変動を狙いたい


11月19日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼ユーロ財務相会合(20日開催)やEU首脳会議(22日・23日開催)による影響
▼米国が感謝祭絡みの連休入りとなる点
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼衆議院解散での日本の政局や金融政策への思惑
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の追加金融緩和への思惑
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑

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11月21日(水)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表→ディア、他 ・明日から米国が感謝祭絡みの休暇入り
08:30		豪)ウエストパック先行指数	×	-	+0.5%
08:50		日)貿易収支	△	-3600億	-5586億 (-5617億)
14:00		日)金融経済月報(基本的見解)	△	-	-
17:00		南ア)消費者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.4%	+0.9%
				+5.4%	+5.5%
18:30		英)BOE議事録公表(11月7日・8日開催分)	◎	-	-
		英)公共部門ネット負債	○	+40億	+107億
20:30		独)ショイブレ独財務相の発言	△	要人発言
21:00		米)MBA住宅ローン申請指数	C	-	+12.6%
22:30		米)新規失業保険申請件数	AA	41.0万件	43.9万件
23:00		加)住宅価格指数 [前月比/前年比]	×	-	-0.4%
				-	+3.6%
23:30		英)ウィールMPC委員の発言	△	要人発言
23:55		米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】	S	84.5	84.9
24:00		米)景気先行指数	S	+0.1%	+0.6%
24:30		米)週間原油在庫	B	-	+108.9万
25:35		加)レーンBOC副総裁の発言	△	要人発言
26:00		ス)フリッツSNB理事の発言	△	要人発言
27:00		米)10年インフレ連動債入札	BB	130億ドル
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のもの。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

感謝祭絡みでトレードはお休み

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