本日の為替相場の焦点は、『新年で休場明けとなる点』と『米・財政の崖問題』、そして『日本の金融政策及び円高対策』や『欧州債務問題』にあり。
米国の経済指標は、
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・18時30分:英)製造業PMI
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・月始め&年始め要因(2013年入りでの最初の営業日、休場明け)
・ニュージーランド、日本、スイスが休場
・年末・年始で商いが薄くなる時期
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の財政の崖問題への思惑
・日本の金融政策や円高対策への思惑
・欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・金融当局者や要人による発言
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
などの要因に注意。
★★★
2013年入りでの最初の営業日で、新年での休場明け。
米国の経済指標は、ISM製造業景況指数がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、ドル円は大きく上昇して直近高値を何度も更新した。ユーロドルは上昇後に揉み合いとなった。
月始め&年始めの本日は、2013年入りでの最初の営業日及び休場明けである事に最大限の注意を払いながらも、引き続き、直近の為替相場の焦点である金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、米国の財政の崖問題、日本の金融政策や円高対策、欧州債務問題に注視したい。
また、年末・年始で商いが薄くなる時期である点、ここまで力強く上昇しているドル円やクロス円の上昇が継続するかどうかも重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・18時30分:英)製造業PMI
→発表での影響は非常に大きい
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→発表での影響はまずまず
・24時00分:米)ISM製造業景況指数
→米国の経済指標はこれのみ。注目度も市場影響度も非常に大きいが、休場明け&年明けでどこまで動くか
12月31日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼月末・年末&月始め・年始めでの影響
▼年末・年始で商いが薄くなる時期
▼米国の雇用統計の発表
▼FOMC議事録公表(12月11日・12日開催分)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の財政の崖問題への思惑
▼日本の金融政策や円高対策への思惑
▼欧州債務問題への思惑(スペインとギリシャが中心)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の追加金融緩和への思惑
▼欧州の追加金融緩和への思惑
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1月2日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月始め&年始めでの最初の営業日(休場明け) ・ニュージーランド、日本、スイスが休場 |
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07:30 | 豪)AIG製造業指数 | × | - | 43.6 | ||||||||||
17:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 46.3 | 46.3 | ||||||||||
18:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 46.3 | 46.3 | ||||||||||
18:30 | 英)製造業PMI | ◎ | 49.1 | 49.1 | ||||||||||
22:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.7% | -0.1% | ||||||||||
+1.9% | +1.9% | |||||||||||||
24:00 | 米)ISM製造業景況指数 | AA | 50.4 | 49.5 | ||||||||||
米)建設支出 | C | +0.6% | +1.4% | |||||||||||
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ロングで
なし
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