本日の為替相場の焦点は、『ドラギECB総裁の記者会見明けでの影響』と『主要な株式市場の動向』、そして『米国の雇用統計の発表』や『週末要因』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
への注目度が高い。
米国以外では、
・17時30分:英)貿易収支
・19時00分:独)鉱工業生産
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
への注目度が高い。
これら以外では、
・『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響
・週末要因
・米中首脳会談(7日・8日開催)
・8日と9日に多くの中国の経済指標発表を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期解除への思惑(金融政策)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州債務問題への思惑
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
『ドラギECB総裁の記者会見』明けで、週末金曜日。
米国の経済指標の発表は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、世界の株式市場が軟調となったことでリスク回避の流れが強まって、ドル円は大きく下値を試し、ユーロドルは上値を試した後に軟調となった。
今週の為替相場は、昨日の相場で、ドル円は大きく下落し、ユーロドルは大幅上昇となった。
本日の為替相場は、『ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響や米国の雇用統計の発表に最大限の注意を払いつつ、現在の為替相場の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期解除への思惑、金融市場のリスク許容度、米国の国債市場と長期金利の動向、金融当局者や要人による発言、欧州の金融政策への思惑などにも注目したい。
その他、週末要因なども重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)貿易収支
→発表での影響はそれなり
・19時00分:独)鉱工業生産
→欧州市場が動き出すキッカケになりやすいか
・21時30分:加)失業率&雇用ネット変化
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
→金融市場にとって月に一度のビッグイベント。この発表で全てが変わる可能性も。株式市場の動向と共に注視したい
■6月3日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週にオーストラリアと英国とユーロ圏の金融政策の発表
▼6月の月始め要因
▼安倍首相が成長戦略第3弾を発表
▼米中首脳会談の開催(7日・8日)
▼6日にECB金融政策結果発表
▼週末に米国の雇用統計の発表
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期解除への思惑(金融政策)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心、週末の雇用統計が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼欧州債務問題への思惑
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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6月7日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明け ・週末金曜日 ・米中首脳会談(7日・8日開催) ・8日と9日に多くの中国の経済指標発表を控える |
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08:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 35.2 | ||||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【速報値】 [一致CI指数/先行CI指数] |
× | 94.9 | 93.8 | ||||||||||
98.8 | 97.9 | |||||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | × | +170億 | +188億 | ||||||||||
独)経常収支 | × | +130億 | +202億 | |||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -88.00億 | -90.56億 | ||||||||||
19:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +1.2% | ||||||||||
-0.7% | -2.5% | |||||||||||||
21:30 | 加)失業率 | ◎ | 7.2% | 7.2% | ||||||||||
↑・雇用ネット変化 | +1.50万人 | +1.25万人 | ||||||||||||
加)第1四半期労働生産率 | × | +0.2% | +0.1% | |||||||||||
米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +16.3万人 | +16.5万人 | |||||||||||
↑・失業率 | 7.5% | 7.5% | ||||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +129.00億 | +79.66億 | ||||||||||
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米国の雇用統計発表後の流れを見極めて
米国の雇用統計発表後の流れを見極めて
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