本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』と『FOMC後の株安・商品安・債券安・金利高・ドル高の流れの行方』、そして『米国の長期金利の動向』や『米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)中古住宅販売保留
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)貿易収支
・16時55分:独)失業率&失業者数
・17時30分:英)第1四半期経常収支
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
・翌7時45分:NZ)住宅建設許可
への注目度が高い。
これら以外では、
・EU首脳会議(27日・28日開催)
・米国の中長期国債の入札(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)
・FOMC後の株安・商品安・債券安・金利高・ドル高の流れの行方
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・ドル買いが優勢な流れの継続
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融システムや資本市場の動向
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州債務問題への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日は、EU首脳会議が開催され、米国の7年国債の入札が行われる。
米国の経済指標の発表は、新規失業保険申請件数と中古住宅販売保留がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターも発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、中長期国債の入札は長期金利(米国債)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、FOMC結果発表後に米国の量的緩和の早期縮小への思惑が高まり、米国を中心に株安・商品安・債券安・金利高・ドル高の流れが加速。ドルはほぼ全面高となり、ドル円は上昇し、ユーロドルは下落した。
週明けの為替相場は、主要な株式市場や米国の長期金利の動向に影響を受けて上下ししているが、未だレンジ内での推移となっており、大きな方向性は出ていない。昨日の相場で、FOMC後に軟調となっていた株式市場が大きく反発している。
本日の為替相場は、引き続き、FOMC結果発表後の株安・商品安・債券安・金利高・ドル高の流れの行方に最大限の注意を払いながら、現在の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、金融当局者や要人による発言、中国の金融システムや資本市場の動向、金や原油などの商品市場の動向、欧州債務問題への思惑などにも注目したい。
その他、本日行われる米国の経済指標の発表や米国の7年国債の入札も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)貿易収支
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・16時55分:独)失業率&失業者数
→発表での影響はまずまず。欧州市場が動き出すキッカケになりやすいか
・17時30分:英)第1四半期経常収支
・17時30分:英)第1四半期GDP【確報値】
→発表でのポンドへの影響はなかなか
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)中古住宅販売保留
→FOMC後にQE早期縮小への思惑を中心に金融市場が大変動。経済指標発表での反応も大きくなっているので要注目&要注意。同時に株式市場の動向にも気を付けつつ、発表後の流れを見極めて流れに乗りたい
・翌7時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響はそれなり
■6月24日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の中長期国債の入札(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)
▼EU首脳会議(27日・28日開催)
▼次の週にオーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策発表を控える
▼FOMC結果発表後の株安・商品安・債券安・金利高・ドル高の流れの継続
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
▼ドル買いが優勢な流れの継続
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
【外為どっとコム】FXレポートや億トレーダーのインタビューが満載!マネ育ch
6月27日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・EU首脳会議(27日・28日開催) | ||||||||||||||
07:45 | NZ)貿易収支 | ◎ | +4.27億 | +1.57億 | ||||||||||
10:00 | NZ)ANZ企業信頼感 | △ | - | 41.8 | ||||||||||
NZ)ANZ企業活動見通し | - | 34.3 | ||||||||||||
13:30 | 日)全産業活動指数 | × | +0.4% | -0.3% | ||||||||||
15:00 |
独)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.2% | -1.4% | ||||||||||
-2.6% | -3.2% | |||||||||||||
16:55 | 独)失業率 | ○ | 6.9% | 6.9% | ||||||||||
↑・失業者数 | +0.8万人 | +2.1万人 | ||||||||||||
17:30 | 英)第1四半期経常収支 | ○ | -120億 | -140億 | ||||||||||
英)第1四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.3% | |||||||||||
+0.6% | +0.6% | |||||||||||||
18:00 | 欧)消費者信頼感【確報値】 | × | -18.8 | -18.8 | ||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.5% | +0.4% | ||||||||||
+5.2% | +5.4% | |||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | AA | 34.5万件 | 35.4万件 | ||||||||||
米)個人所得 | BB | +0.2% | ±0.0% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.3% | -0.2% (+0.3%) |
||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.1% | +0.7% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | ±0.0% | ||||||||||||
+1.1% | +1.1% | |||||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
AA | +1.0% | +0.3% | ||||||||||
+8.3% | +13.9% | |||||||||||||
米)ダドリーNY連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
23:30 | 米)パウエルFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | BB | 290億ドル | |||||||||||
翌 07:45 |
NZ)住宅建設許可 | ○ | -3.9% | +18.5% | ||||||||||
|
暫くはレンジの可能性も。レンジ内における反発局面でのロングや上昇局面でのロング追随で攻める。もし、上抜けたときはロングで追随。米国の経済指標の結果や米国の株式市場の動向も重要
トレンドは下方向か。戻りから再度下を試す局面での超短期的なショート。また、直近レンジの下抜け時にはショートで追随。米国の経済指標の結果や米国の株式市場の動向はかなり重要
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)