本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場の動向』と『米国の長期金利の動向』、そして『米国の経済指標の発表』や『週末要因』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外では、
・07時45分:NZ)住宅建設許可
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・15時00分:独)小売売上高
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・21時30分:加)GDP
への注目度が高い。
これら以外では、
・週末要因
・EU首脳会議(27日・28日開催)
・来週に、オーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策発表を控える点
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
・ドル買いが優勢な流れの継続
・米国の国債市場と長期金利の動向
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・中国の金融システムや資本市場の動向
・金や原油などの商品市場の動向
・欧州債務問題への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
・日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
週末金曜日で、EU首脳会議は本日まで開催。
米国の経済指標の発表は、シカゴ購買部協会景気指数とミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、FOMC結果発表後に米国の量的緩和の早期縮小への思惑が高まり、米国を中心に株安・商品安・債券安・金利高・ドル高の流れが加速。ドルはほぼ全面高となり、ドル円は上昇し、ユーロドルは下落した。
週明けの為替相場は、主要な株式市場や米国の長期金利の動向に影響を受けて上下ししている。ドル買いが優勢ではあるが、未だレンジ内での推移となっており、大きな方向性は出ていない。また、週半ばから、FOMC後に軟調となっていた株式市場が大きめに反発している。
本日の為替相場は、引き続き、ドル買いが優勢な流れの継続に最大限の注意を払いながら、現在の焦点である主要な株式市場の動向、米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑、米国の国債市場と長期金利の動向、金融市場のリスク許容度、金融当局者や要人による発言、金や原油などの商品市場の動向、欧州債務問題への思惑などにも注目。
その他、本日行われる米国の経済指標の発表や週末要因、来週にオーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策発表を控える点にも気を付けたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響はまずまず
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→注目度はそれなりにあるが、発表での影響は限定的か
・15時00分:独)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・21時00分:独)消費者物価指数【速報値】
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→直近で米・経済指標発表での反応が大きくなっているので特に注目したい。同時に株式市場の動向にも気を付けつつ、発表後の流れを見極めて流れに乗りたいところ
■6月24日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の中長期国債の入札(25日・2年債、26日・5年債、27日・7年債)
▼EU首脳会議(27日・28日開催)
▼次の週にオーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策発表を控える
▼FOMC結果発表後の株安・商品安・債券安・金利高・ドル高の流れの継続
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策)
▼ドル買いが優勢な流れの継続
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼欧州債務問題への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
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6月28日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・EU首脳会議(27日・28日開催) ・来週に、オーストラリア、英国、ユーロ圏の金融政策発表を控える |
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07:45 | NZ)住宅建設許可 | ○ | -3.9% | +18.5% | ||||||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -21 | -22 | ||||||||||
08:30 | 日)全国消費者物価指数 | ○ | -0.4% | -0.7% | ||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | ±0.0% | -0.4% | ||||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | +0.1% | -0.2% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | +0.2% | +0.1% | ||||||||||||
日)失業率 | × | 4.0% | 4.1% | |||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.90 | 0.89 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.9% | ||||||||||
-2.4% | -3.4% | |||||||||||||
日)小売業販売額 | × | ±0.0% | -0.1% | |||||||||||
日)大型小売店販売額 | +0.2% | -2.3% | ||||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | -0.4% (+0.4%) |
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+0.2% | +1.8% | |||||||||||||
英)ネーションワイド住宅価格 [前月比/前年比] |
△ | +0.4% | +0.4% | |||||||||||
+2.1% | +1.1% | |||||||||||||
16:00 | ス)KOF景気先行指数 | △ | 1.19 | 1.10 | ||||||||||
21:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | +0.4% | ||||||||||
+1.7% | +1.5% | |||||||||||||
南ア)貿易収支 | × | -120億 | -150億 | |||||||||||
南ア)財政収支 | × | -150.0億 | -412.1億 | |||||||||||
米)スタインFRB理事の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | +0.1% | +0.2% | ||||||||||
加)鉱工業製品価格 | × | +0.1% | -0.8% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | +0.4% | -2.2% | |||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | AA | 55.0 | 58.7 | ||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | AA | 83.0 | 82.7 | ||||||||||
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レンジ内の上昇局面におけるロングとレンジ上抜け時の上昇追随ロング
ドル買いとユーロ買いが拮抗しているため、様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)