本日の為替相場の焦点は、『FOMC結果発表明けやECB理事会明けでの影響』と『米・雇用統計の発表』、そして『米国の長期金利や株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)製造業受注指数
への注目度が高い。
米国以外では、
・10時30分:豪)第2四半期生産者物価指数
・17時30分:英)建設業PMI
への注目度が高い。
これら以外では、
・『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響
・週末要因
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策、7月31日にFOMC結果発表を消化)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
・欧州の大手金融機関決算が本格化
・金や原油などの商品市場の動向
・世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
などの要因も重要。
★★★
『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けの週末金曜日。
米国の経済指標は、雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率がメイン。
その他、個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーターと製造業受注指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、米国の長期金利の動向でドルが振られやすく、日替わり相場となった。週末には、著名FEDウォッチャーによる発言をキッカケに量的緩和縮小への思惑が後退してドル売りが加速した。
今週の為替相場は、FOMC結果発表後にドル買いが優勢な流れとなっている。昨日に、米国の経済指標が良い内容だったことや米国の長期金利が上昇したこともあり、ドル買いが更に加速している。
本日の為替相場は、『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』の発表に最大限注意しながら、引き続き、現在の為替相場の焦点である米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和早期縮小への思惑、欧州の金融政策への思惑などにも注目したい。
その他、FOMC結果発表以降のドル買いが優勢な流れの行方や週末要因及びポジション調整も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)第2四半期生産者物価指数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・17時30分:英)建設業PMI
→発表でのポンドへの影響はまずまず
・21時30分:米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・23時00分:米)製造業受注指数
→米国の雇用統計が最大の焦点。この発表次第でコレまでの金融市場の流れが変わる可能性も
■7月29日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週に、英国とユーロ圏と米国の金融政策発表が行われる
▼来週に、オーストラリアと日本の金融政策発表を控える
▼7月31日(水)に、『FOMC政策金利&声明発表』を控える
▼8月1日(木)に、『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』を控える
▼8月2日(金)に、『米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率』を控える
▼7月の月末要因・8月の月初め要因
▼世界的に夏季休暇の時期(商いが薄くなりがち)
▼主要な株式市場の動向
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼米国の量的緩和[QE]早期縮小への思惑(米国の金融政策、今週にFOMC結果発表)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心、週末に米・雇用統計発表)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑(今週にECB理事会結果発表)
▼欧州債務問題への思惑
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼米国の主要企業の決算発表が本格化(大手金融機関の決算発表も)
▼欧州の大手金融機関決算が本格化
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の国債市場の動向(入札状況や利回り、長期金利)
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の金融システムや資本市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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8月2日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・『ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見』明けでの影響 ・週末金曜日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→RBS、その他 ・米国の主要企業の決算発表→シェブロン、ワシントン・ポスト、その他 |
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10:30 |
豪)第2四半期生産者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | - | +0.3% | ||||||||||
- | +1.6% | |||||||||||||
16:30 | ス)製造業PMI | △ | 52.4 | 51.9 | ||||||||||
17:30 | 英)建設業PMI | ○ | 51.5 | 51.0 | ||||||||||
18:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | ±0.0% | -0.3% | ||||||||||
+0.3% | -0.1% | |||||||||||||
21:30 | 米)雇用統計:非農業部門雇用者数 | SS | +18.5万人 | +19.5万人 | ||||||||||
↑・失業率 | 7.5% | 7.6% | ||||||||||||
米)個人所得 | BB | +0.4% | +0.5% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.5% | +0.3% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +1.3% | +1.0% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.1% | +0.1% | ||||||||||||
+1.1% | +1.1% | |||||||||||||
23:00 | 米)製造業受注指数 | B | +2.3% | +2.1% | ||||||||||
25:15 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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直近ではドル買いヨリも、米国の雇用統計発表後の流れに臨機応変。まずは発表直後の変動を狙い、その後は週末クローズに向けての流れを狙う
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