本日の為替相場の焦点は、『東京市場が休場明けでの影響』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米・消費者信頼感指数の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
への注目度が高い。
米国以外では、
・17時00分:独)IFO景況指数
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
・翌7時45分:NZ)貿易収支
への注目度が高い。
これら以外では、
・東京市場が休場明けでの影響
・安部首相が米国とカナダを訪問(23日~27日)
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・米国の財政問題(政府会計年度末で政府機関閉鎖回避の議会協議期限が迫る)
・次期FRB議長問題
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
・シリア問題
・欧州の金融政策への思惑
・欧州債務問題への思惑
・安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
東京市場が休場明けで、米国の2年国債の入札日。
米国の経済指標は、消費者信頼感指数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表される。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、18日の米・FOMC結果発表で市場の予想に反して資産購入額が維持されたことから大きくドル売りに傾いたが、その後の相場でドル円は大きく反発してイッテコイとなってそこから更に上値を試し、ユーロドルは高値圏での揉み合いとなった。
週明けの為替相場は、ドル売りヨリで窓空けスタートした後は、ドル円もユーロドルも下落して軟調推移が続いている。
本日の為替相場は、引き続き、現在の為替相場の焦点である米国の長期金利の動向や主要な株式市場の動向、米国の財政問題、米国の量的緩和早期縮小への思惑などに注意したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や金融当局者や要人による発言も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・17時00分:独)IFO景況指数
→発表でのユーロへの影響は非常に大きい
・21時30分:加)小売売上高&【除自動車】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→消費者信頼感指数がメイン。為替相場は、週明けから先週末の流れと逆行しているのが気になるところ。相場の方向性を経済指標での反応で見極めたい。
・翌7時45分:NZ)貿易収支
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
■9月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週は主要国の議事録公表や金融政策発表の予定はない
▼ドイツ総選挙投開票明け
▼23日(月)が東京市場休場
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
▼来週に米国の雇用統計の発表を控える
▼来週にオーストラリア、日本、ユーロ圏の金融政策発表を控える
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の量的緩和早期縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼次期FRB議長問題
▼シリア問題
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金融当局者や要人による発言
▼欧州の金融政策への思惑
▼欧州債務問題への思惑
▼安倍政権の経済政策や税制絡みの話題
▼日本の金融政策への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼世界経済の先行きへの思惑(欧米が主体、中国の動向も重要)
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9月24日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・東京市場が休場明け ・安部首相が米国とカナダを訪問(23日~27日) |
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17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 108.0 | 107.5 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 112.5 | 112.0 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 104.0 | 103.3 | ||||||||||||
19:30 | 英)マイルズMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
21:30 | 加)小売売上高 | ◎ | +0.5% | -0.6% | ||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.6% | -0.8% | ||||||||||||
21:45 | 英)タッカーBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
B | +0.80% | +0.89% | ||||||||||
+12.40% | +12.07% | |||||||||||||
米)住宅価格指数 | C | +0.8% | +0.7% | |||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 80.0 | 81.5 | ||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +12 | +14 | |||||||||||
26:00 | 英)ビーンBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
米)ジョージ:カンザスシティ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
米)2年債入札 | BB | 330億ドル | ||||||||||||
翌 07:45 |
NZ)貿易収支 | ◎ | -7.70億 | -7.74億 | ||||||||||
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押し目&反転待ち、米・消費者信頼感指数の発表での変動狙い
独・IFO景況指数の発表での変動狙い
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