本日の為替相場の焦点は、『ドル売りが優勢な流れの行方』と『イエレンFRB議長の議会証言』、そして『[欧)ECB政策金利&声明発表後のドラギECB総裁の記者会見]』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)イエレンFRB議長の議会証言【上院予算委員会】
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・時間未定:中)貿易収支
・15時00分:独)鉱工業生産
・16時15分:ス)消費者物価指数
・20時00分:英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・ドル売りが優勢な流れの行方
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・ウクライナ情勢
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気失速懸念
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日は、[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]と[英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表]が行われる。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
その他、昨日に引き続きイエレンFRB議長の議会証言【上院予算委員会】に大きな注目が集まるほか、30年債の入札も行われる。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、FOMCや米・雇用統計など注目度の高いイベントが数多くあったにもかかわらず、ドル円もユーロドルもレンジ内での上下に終始した。
今週の為替相場は、週明けはドル円もユーロドルも先週に引き続いてレンジ内での推移となっていたが、その後にドル売りの流れが強まってドル円は大きめに下落&ユーロドルは大きく上昇している。
直近の為替相場は、ドル売りが優勢な流れの行方、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑、ウクライナ情勢などが主な焦点。
本日は特に、ドル売りが優勢な流れの行方と昨日に引き続き続いて行われるイエレンFRB議長の議会証言【上院予算委員会】、[欧)ECB政策金利&声明発表後のドラギECB総裁の記者会見]での影響に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・時間未定:中)貿易収支
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。直近では、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向あり。
・15時00分:独)鉱工業生産
→相場の気分次第
・16時15分:ス)消費者物価指数
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず
・20時00分:英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表
→サプライズの可能性は非常に低い。ただ、それでも今後の金融政策への思惑でポンドが動くキッカケになりやすい
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
→サプライズがなければ発表での影響は限定的となりやすい。このあとの21時30分から行われるECB総裁の記者会見に注目が集まる
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)イエレンFRB議長の議会証言【上院予算委員会】
・26時00分:米)30年債入札
→本日の米国のイベントは、経済指標は新規失業保険申請件数がメインで、昨日に引き続きイエレンFRB議長の議会証言【上院予算委員会】にも大きな注目が集まる。
その他30年債の入札も行われる。
新規失業保険申請件数と同時刻に行われる[欧)ECB政策金利&声明発表後のドラギECB総裁の記者会見]でのユーロへの影響はカナリ大きなものになる可能性が高いため、要注意。
米国の株式市場及び長期金利の動向は引き続き重要。
また、今週に入って優勢となっているドル売りの流れを見極めたい。
■5月5日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼ウクライナ情勢
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国の景気失速懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼欧州の債務問題への思惑
▼今週(5/5~)にオーストラリア、英国、欧州の金融政策発表と日本の議事録公表
▼来週(5/12~)には金融政策発表も議事録公表も予定ない
▼[FOMC]明け
▼[米・雇用統計]発表明け
▼8日に[ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(6日・3年債、7日・10年債、8日・30年債)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
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5月8日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +55% | +57% | ||||||||||
10:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.9% | 5.8% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +0.88万人 | +1.81万人 | ||||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +167.0億 | +77.1億 (+77.0億) |
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15:00 |
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.4% | ||||||||||
+4.4% | +4.8% | |||||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.4% | ||||||||||
+0.1% | ±0.0% | |||||||||||||
20:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.50% 据え置き |
0.50% 据え置き |
||||||||||
英)BOE資産購入枠発表 | ◎ | 3750億 据え置き |
3750億 据え置き |
|||||||||||
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
△ | -1.1% | -1.9% | |||||||||||
+2.9% | +1.4% | |||||||||||||
20:45 | 欧)ECB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 17.50万件 | 15.68万件 | ||||||||||
21:30 | 欧)ドラギECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | |||||||||||
- | +1.5% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 32.5万件 | 34.4万件 | |||||||||||
22:25 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
22:30 | 米)イエレンFRB議長の議会証言【上院予算委員会】 | SS | 要人発言 | |||||||||||
米)タルーロFRB理事の発言 | B | 要人発言 | ||||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 160億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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戻り売り&下落加速局面での追随ショート
ドラギECB総裁の記者会見後の流れ狙い
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