本日の為替相場の焦点は、『ドル売りが優勢な流れの行方』と『イエレンFRB議長の議会証言』、そして『明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
・23時00分:米)イエレンFRB議長の議会証言【上下院経済合同委員会】
・26時00分:米)10年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・07時45分:NZ)第1四半期失業率&就業者数
・08時50分:日)BOJ議事録公表(4月7日・8日開催分)
・10時30分:豪)小売売上高
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
・15時00分:独)製造業受注
・21時30分:加)住宅建設許可
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・日本が連休明け
・HSBCの四半期決算発表
・コルメツ銀行の四半期決算発表
・クレディ・アグリコルの四半期決算発表
・ソシエテ・ジェネラルの四半期決算発表
・INGグループの四半期決算発表
・米国の主要企業の決算発表→プルデンシャル、テスラ・モーターズ、オールステート、その他
・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・ドル売りが優勢な流れの行方
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・米国の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・ウクライナ情勢
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気失速懸念
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日は、日本が連休明け。
欧州や英国の大手金融機関の四半期決算が数多く発表される。
また、明日には[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]と[英)BOE政策金利&声明&資産購入枠発表]を控える。
米国の経済指標は、第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用ぐらいしかない。
その他、イエレンFRB議長の議会証言に大きな注目が集まるほか、10年債の入札も行われる。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、FOMCや米・雇用統計など注目度の高いイベントが数多くあったにもかかわらず、ドル円もユーロドルもレンジ内での上下に終始した。
今週の為替相場は、多少の円高ヨリに窓を空けて始まったあとはドル円もユーロドルも引き続きレンジ内での推移となっていたが、昨日の相場で株安・ドル安の流れが加速してドル円は大きめに下落&ユーロドルは大きく上昇した。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、ドル売りが優勢な流れの行方、金融市場のリスク許容度、欧州の金融政策への思惑、米国の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、米国の株式市場及び長期金利の動向やドル売りが優勢な流れの行方、イエレンFRB議長の発言での影響に注目したい。
また、明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]を控える点にも注意。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・07時45分:NZ)第1四半期失業率&就業者数
→発表でのNZドルへの影響は非常に大きい
・08時50分:日)BOJ議事録公表(4月7日・8日開催分)
→内容にサプライズはないと思われるが、今後の金融政策への思惑で多少は動くはず
・10時30分:豪)小売売上高
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・10時45分:中)HSBCサービス業PMI
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。直近では、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向あり。
・15時00分:独)製造業受注
→相場の気分次第か
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用
・23時00分:米)イエレンFRB議長の議会証言【上下院経済合同委員会】
・26時00分:米)10年債入札
→本日の米国のイベントは、経済指標が第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】/単位労働費用ぐらいしかないが、イエレンFRB議長の議会証言【上下院経済合同委員会】に大きな注目が集まるほか、10年債の入札も行われる。
米国の株式市場及び長期金利の動向は引き続き重要。
ドル売りが優勢な流れの行方が気になるところ。
日本が連休明けで、明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]を控える。
■5月5日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼主要な経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼欧州の金融政策への思惑
▼米国の金融政策への思惑
▼金融当局者や要人による発言
▼ウクライナ情勢
▼金や原油などの商品市場の動向
▼中国の景気失速懸念
▼日本の金融政策への思惑
▼新興国からの資金流出や株価下落・通貨下落の加速への懸念
▼欧州の債務問題への思惑
▼今週(5/5~)にオーストラリア、英国、欧州の金融政策発表と日本の議事録公表
▼来週(5/12~)には金融政策発表も議事録公表も予定ない
▼[FOMC]明け
▼[米・雇用統計]発表明け
▼8日に[ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(6日・3年債、7日・10年債、8日・30年債)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
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5月7日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日本が連休明け ・HSBCの四半期決算発表 ・コルメツ銀行の四半期決算発表 ・クレディ・アグリコルの四半期決算発表 ・ソシエテ・ジェネラルの四半期決算発表 ・INGグループの四半期決算発表 ・米国の主要企業の決算発表→プルデンシャル、テスラ・モーターズ、オールステート、その他 ・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギ総裁の記者会見]を控える |
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06:30 | 米)スタインFRB理事の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
07:45 | NZ)第1四半期失業率 | ◎ | 5.8% | 6.0% | ||||||||||
↑・就業者数 [前期比/前年比] |
+0.6% | +1.1% | ||||||||||||
+3.4% | +3.0% | |||||||||||||
08:30 | 豪)AIG建設業指数 | × | - | 46.2 | ||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事録公表(4月7日・8日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
10:30 | 豪)小売売上高 | ◎ | +0.4% | +0.2% | ||||||||||
10:45 | 中)HSBCサービス業PMI | ◎ | - | 51.9 | ||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.2% | 3.3% | ||||||||||
15:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
○ | +0.3% | +0.6% | ||||||||||
+4.4% | +6.1% | |||||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | +4.0% | -11.6% | ||||||||||
米)第1四半期非農業部門労働生産性【速報値】 | A | -1.2% | +1.8% | |||||||||||
↑・単位労働費用 | +2.8% | -0.1% | ||||||||||||
23:00 | 米)イエレンFRB議長の議会証言【上下院経済合同委員会】 | SS | 要人発言 | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | B | - | +169.8万 | ||||||||||
26:00 | 米)10年債入札 | BB | - | |||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +155.00億 | +164.89億 | ||||||||||
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戻り売り&下落加速局面での追随ショート
ドル売りでのロングヨリも、明日にECB理事会結果発表を控えて抑えめに
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