本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』と『米国の金融政策への思惑』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・26時00分:米)2年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時30分:英)カーニーBOE総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・金や原油などの商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・中国の景気動向への思惑
・イラク情勢
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日の米国の経済指標は、消費者信頼感指数と新築住宅販売件数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表され、米国の2年債の入札も行われる。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週初はドル円もユーロドルも直近レンジ内での推移となっていたが、18日にFOMC金融政策結果発表&イエレンFRB議長の記者会見が 行われた後にドル売りに傾いて、ドル円は下落してレンジ下限での揉み合い&ユーロドルは上値を試して1.36台乗せとなった。しかし、週末には再びドルが 買い戻されて、ドル円は102円に乗せ&ユーロドルは1.36台を割り込んだ。
週明けの為替相場は、先週末より多少のドル買いヨリでスタートした後は、ドル売りが優勢となって、ドル円は下落&ユーロドルは上昇している。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、直近で為替相場の主な変動要因となっている主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と注目度の高い米国の経済市場の発表に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時00分:独)IFO景況指数
→発表でのユーロへの影響はカナリ大きい。欧州の経済指標でも注目度及び影響度が1,2を争うモノ
・17時30分:英)カーニーBOE総裁の発言
→言及次第も、今後の金融政策への思惑が噴出すれば大きな変動のキッカケになりやすい
・22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・26時00分:米)2年債入札
→米国の経済指標は消費者信頼感指数と新築住宅販売件数がメイン。
その他、S&P/ケース・シラー住宅価格指数も発表され、米国の2年債の入札も行われる。
直近で為替相場の主な変動要因となっている米国の株式市場と米国の長期金利の動向には引き続き注意。
週明けの為替相場は多少のドル売りヨリに傾いたが、この流れが加速するのか、レンジ内での推移が続くのかが重要となる。
■6月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼イラク情勢
▼ウクライナ情勢
▼[FOMC結果発表]明け
▼今週(6/23~)に→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(6/30~)に→オーストラリア、欧州の金融政策発表が予定(議事録公表はなし)
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債)
▼来週(7/3)に[ECB金融政策結果発表]を控える
▼来週(7/3)に[米)雇用統計]の発表を控える
▼6月の月末・四半期末要因(来週月曜日・30日が6月・月末での最後の営業日)
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6月24日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日・2年債、25日・5年債、26日・7年債) | ||||||||||||||
15:00 | ス)貿易収支 | △ | - | +24.3億 (+24.5億) |
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16:00 | 南ア)景気先行指数 | × | - | 99.1 | ||||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ◎ | 110.3 | 110.4 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 115.0 | 114.8 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 106.0 | 106.2 | ||||||||||||
17:30 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
21:05 | 米)プロッサー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
B | +0.80% | +1.24% | ||||||||||
+11.50% | +12.37% | |||||||||||||
米)住宅価格指数 | C | +0.5% | +0.7% | |||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | A | 83.5 | 83.0 | ||||||||||
米)新築住宅販売件数 | A | 43.9万件 | 43.3万件 | |||||||||||
米)リッチモンド連銀製造業指数 | C | +7 | +7 | |||||||||||
26:00 | 米)2年債入札 | BB | 300億ドル | |||||||||||
翌 07:30 |
米)ウィリアムズ:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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