本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』や『米国の金融政策への思惑』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・時間未定:中)貿易収支
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・17時30分:英)貿易収支
・20時00分:英)BOE政策金利&声明発表
・20時00分:英)BOE資産購入枠発表
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・[米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]明けでの影響
・五十日要因
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
・米中戦略経済対話(9日・10日開催)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気動向への思惑
・日本の金融政策への思惑
などの要因も重要。
★★★
本日は、[米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]明けの10日の五十日で、[英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表]が行われる。
また、今日までの予定で米中戦略経済対話が開催中。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメインで、米国の30年債の入札も予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札状況は米国の長期金利に影響を与えやすい。
今週の為替相場は、先週末の終値とほぼ同レベルでスタートした後は、株安&米金利安&ドル安の流れが優勢となって、ドル円は101円半ばまで下落&ユーロ ドルは1.36前半まで上昇した。しかし、昨日の相場で米国の株式市場が反発上昇し、その後にFOMC議事録が公表された影響もあって、米金利は上昇&ド ルも上昇した。
直近の為替相場は、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、直近で為替相場の主な変動要因となっている主要な株式市場及び米国の長期金利の動向と[米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]明けでの影響も含めた米国の金融政策への思惑での影響に注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・時間未定:中)貿易収支
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。特に豪ドルに影響を与えやすい
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい
・17時30分:英)貿易収支
→発表でのポンドへの影響は大きめ
・20時00分:英)BOE政策金利&声明発表
・20時00分:英)BOE資産購入枠発表
→サプライズがなくても、今後の金融政策への思惑などで大きな変動のキッカケになりやすい
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・26時00分:米)30年債入札
→本日の米国のイベントは、経済指標は新規失業保険申請件数がメインで、米国の30年債の入札も予定されている。
直近で為替相場の主な変動要因となっている米国の株式市場と米国の長期金利の動向は引き続き重要。
その他、ドルが不安定かつ方向感なく推移しており、[米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]明けでの影響も含めた米国の金融政策への思惑での影響にも注目したい。
■7月7日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼金や原油などの商品市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼イラク情勢
▼ウクライナ情勢
▼今週(7/7~)に→英国の金融政策発表や米国の議事録公表が予定
▼来週(7/14~)に→日本、南アフリカ、カナダの金融政策発表や日本の議事録公表が予定
▼[欧)ECB金融政策結果発表&ドラギECB総裁の記者会見]明けでの影響
▼[米)雇用統計]発表明けでの影響
▼米国が独立記念日絡みの連休明け
▼9日(水)にFOMC議事録が公表(6月17日・18日開催分)
▼今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(8日・3年債、9日・10年債、10日・30年債)
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7月10日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・[米)FOMC議事録公表(6月17日・18日開催分)]明け ・10日の五十日 ・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ( ・米中戦略経済対話(9日・10日開催) |
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07:30 | NZ)製造業PMI | △ | - | 52.7 | ||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +55% | +57% | ||||||||||
08:50 |
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.1% | +0.3% | ||||||||||
+4.5% | +4.4% | |||||||||||||
日)第三次産業活動指数 | △ | +1.7% | -5.4% | |||||||||||
日)機械受注 [前月比/前年比] |
△ | +0.7% | -9.1% | |||||||||||
+10.1% | +17.6% | |||||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +369.5億 | +359.2億 | ||||||||||
10:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.9% | 5.8% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.20万人 | -0.48万人 | ||||||||||||
14:00 | 日)消費者態度指数 | × | 40.0 | 39.3 | ||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
17:30 | 英)貿易収支 | ○ | -87.50億 | -96.24億 (-89.20億) |
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20:00 | 英)BOE政策金利&声明発表 | ◎ | 0.50% 据え置き |
0.50% 据え置き |
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英)BOE資産購入枠発表 | ◎ | 3750億 据え置き |
3750億 据え置き |
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南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
△ | -0.8% | +3.5% | |||||||||||
-1.6% | +1.5% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
- | +1.6% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 31.5万件 | 31.5万件 | |||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.6% | +1.1% | ||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億ドル | |||||||||||
29:30 | 米)フィッシャーFRB副議長の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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羊飼いの都合により、7月7日~7月16日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、7月7日~7月16日の戦略コメントはお休み
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