本日の為替相場の焦点は、『[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表明けでの影響』と『ドル買いが優勢な流れの行方』、そして『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・08時50分:日)第2四半期GDP【二次速報】
・時間未定:中)貿易収支
・16時15分:ス)消費者物価指数
・16時15分:ス)小売売上高
・21時30分:加)住宅建設許可
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・週明け要因
・中国が祝日で休場
・ドル買いが優勢な流れの行方(米国の早期利上げ観測などが要因)
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度(リスク選好orリスク回避)
・日本の金融政策への思惑
・金や原油などの商品市場の動向
・中国の景気動向への思惑
・ウクライナ情勢(地政学リスク)
・イラク情勢(地政学リスク)
・パレスチナ情勢(地政学リスク)
などの要因が重要。
★★★
本日は、週明け月曜日で中国が祝日で休場。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場は、8月中旬からのドル買いが優勢な流れが継続&加速。ドル円は大きく上昇して直近高値を更新し、ユーロドルはジリジリと下落して直近安値を更新した。ドル円は105円台に乗せ、ユーロドルは1.300を割り込んだ。
そして、週末に行われた米国の雇用統計の発表では、米雇用統計の悪い結果で、ドル円は発表直後は下値を試すも反発上昇してイッテコイ&ユーロドルは発表直後は上値を試すも反転下落してイッテコイとなり、いずれもドル買い方向に堅調となった。
週明けの為替相場は、先週末より円安・ドル高・ユーロ高ヨリでスタートしている。
直近の為替相場は、ドル買いが優勢な流れの行方(米国の早期利上げ観測などが要因)、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑などが主な焦点。
本日は特に、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表明けでの影響に最大限注意しながら、ドル買いが優勢な流れの行方、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)第2四半期GDP【二次速報】
→発表での日本円への影響はまずまず
・時間未定:中)貿易収支
→発表での影響は大きめ。中国の景気先行きや今後の金融政策への思惑は金融市場全体に影響を与えやすい。直近では、特に豪ドルが影響を受けやすい傾向にある
・16時15分:ス)消費者物価指数
・16時15分:ス)小売売上高
→発表でのスイスフランへの影響はまずまず
・21時30分:加)住宅建設許可
→発表でのカナダドルへの影響はそれなり
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
本日の米国のイベントは、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
本日は特に、[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表明けでの影響に最大限注意しながら、ドル買いが優勢な流れの行方、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向にも注目したい。
■9月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼ドル買いが優勢な流れの行方(米国の早期利上げ観測などが要因)
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度(リスク選好orリスク回避)
▼中国の景気動向への思惑
▼金や原油などの商品市場の動向
▼日本の金融政策への思惑
▼ウクライナ情勢(地政学リスク)
▼イラク情勢(地政学リスク)
▼パレスチナ情勢(地政学リスク)
▼今週(9/8~)に→ニュージーランドの金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼来週(9/15~)に→スイス、南アフリカ、米国の金融政策発表とオーストラリア、英国の議事録公表が予定
▼[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]明け
▼[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]発表明け
▼来週(9月17日)に[米)FOMC結果発表]が控える
ザイFX限定!口座開設&取引で5000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX
9月8日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
|||||||||||
・週明け ・中国が祝日で休場 |
||||||||||||||
07:45 | NZ)第2四半期製造業売上高 | × | - | +0.6% | ||||||||||
08:50 | 日)経常収支(国際収支) | △ | +4442億 | -3991億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | △ | -7259億 | -5371億 | |||||||||||
日)第2四半期GDP【二次速報】 [前期比/前期比年率] |
○ | -1.8% | -1.7% | |||||||||||
-7.0% | -6.8% | |||||||||||||
↑・名目GDP【二次速報】 | -0.1% | -0.1% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【二次速報】 | +2.0% | +2.0% | ||||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +400.0億 | +473.0億 | ||||||||||
13:30 | 日)企業倒産件数 | × | - | +2.0% | ||||||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | 51.0 | 51.3 | ||||||||||
- | 51.5 | |||||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 3.0% | 2.9% | ||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 | △ | +168億 | +165億 (+166億) |
||||||||||
独)経常収支 | × | +140億 | +150億 | |||||||||||
16:15 |
ス)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
○ | -0.1% | -0.4% | ||||||||||
±0.0% | ±0.0% | |||||||||||||
ス)小売売上高 | ○ | - | +3.4% | |||||||||||
21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -8.5% | +13.5% | ||||||||||
21:45 | 米)ルー財務長官の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)消費者信用残高 | C | +170.00億 | +172.55億 | ||||||||||
|
ドル買いヨリの流れが続きやすいと判断。押し目狙いでのロングを中心に。ドル買い加速時には追随狙いのロングも。ただし、急激な調整には注意
ドル買いヨリの流れが続きやすいと判断。戻り狙いでのショートを中心に。ドル買い加速時には追随狙いのショートも。ただし、急激な調整には注意
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)