本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『[米)雇用統計]の発表を受けて加速したドル買いの流れの行方』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)10年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)住宅ローン貸出
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・翌5時00分:NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・翌5時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日(10日)
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ→D.R.ホートン、その他
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、12日・30年債)
・米国の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・中国の景気動向への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
などが重要。
★★★
本日は、10日の五十日で、EU財務相会合が行われる。
米国の経済指標は、[米)輸入物価指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)10年債入札]や複数の主要企業の決算発表が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)の動向や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
また、米国の中長期国債の入札は米国の長期金利に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、米国の雇用統計の良い結果を受けて、ドル買いが加速。ドル円は大きく上昇して123.3レベルまで&ユーロドルは大きく下落して1.070割れ直前までドル買いが進んだ。
週明けの為替相場は、ドル買い方向に窓を空けてスタート。その後の東京市場や欧州市場で、ドル円は上値を試して直近高値を更新し&ユーロドルは反発が優 勢となって1.07後半まで上昇した。NY市場に入って、ドル円は一時123円割れまで下落後に123円前半で上値重く推移し&ユーロドルはECBの追加 緩和観測で一時下値を試した後に戻して1.07半ばでの揉み合いとなった。
本日の為替相場は、[米)雇用統計]の発表を受けて加速したドル買いの流れが継続するのかどうかが最も重要となる。
直近で為替相場に大きな影響を与えている主要な株式市場や米国の長期金利、原油や金の価格の動向と共に注視したい。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や[米)10年債入札]、金融当局者や要人による発言にも要注意。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)住宅ローン貸出
→発表での豪ドルへの影響は大きめ
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
→発表での金融市場への影響は非常に大きい。中国のみならず世界の株式市場への影響に注意したい
・22時30分:米)輸入物価指数
・27時00分:米)10年債入札
→米国の経済指標は、[米)輸入物価指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、[米)10年債入札]や複数の主要企業の決算発表が予定
10日の五十日
本日も、[米)雇用統計]の発表を受けて加速したドル買いの流れが継続するのかどうかが重要
直近で為替相場に大きな影響を与えている主要な株式市場や米国の長期金利、原油や金の価格の動向と共に注視
・翌5時00分:NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・翌5時05分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→今後の金融政策への思惑が噴出しやすく、NZドルが大きく動くキッカケになりやすい
■11月9日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドルの方向性
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼中国の景気動向への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼今週(11/9~)に→主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼来週(11/16~)に→日本と南アフリカの金融政策発表とオーストラリアと米国の議事録公表が予定
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼[米)雇用統計]の発表明け
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(9日・3年債、10日・10年債、12日・30年債)
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11月10日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(10日) ・シンガポールが祝日で休場 ・EU財務相会合 ・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ→D.R.ホートン、その他 ・米国の中長期国債の入札が相次ぐ( |
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08:50 | 日)経常収支(国際収支) | △ | +21540億 | +16531億 | ||||||||||
日)貿易収支(国際収支) | △ | +853億 | -3261億 | |||||||||||
09:30 | 豪)住宅ローン貸出 | ○ | ±0.0% | +2.9% | ||||||||||
豪)NAB企業信頼感指数 | △ | - | +5 | |||||||||||
↑・NAB企業景況感指数 | - | +9 | ||||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ◎ | +1.5% | +1.6% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -5.9% | -5.9% | |||||||||||
14:00 |
日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI] |
× | 48.0 | 47.5 | ||||||||||
49.3 | 49.1 | |||||||||||||
15:45 | ス)失業率 | × | 3.3% | 3.2% | ||||||||||
16:30 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
△ | -0.7% | +0.4% | ||||||||||
-2.5% | -0.2% | |||||||||||||
22:30 |
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | -0.1% | -0.1% | ||||||||||
-9.4% | -10.7% | |||||||||||||
24:00 | 米)卸売在庫 | C | +0.1% | +0.1% | ||||||||||
26:00 | 加)ウィルキンスBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)10年債入札 | BB | 240億ドル | |||||||||||
翌 05:00 |
NZ)RBNZ金融安定報告書公表 | ◎ | - | - | ||||||||||
翌 05:05 |
NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
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様子見
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