5月10日(火)■『先週から強まっているドル買いの行方』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『先週から強まっているドル買いの行方』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
・16時15分：米)ダドリーNY連銀総裁の発言
・26時00分：米)3年債入札
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない

米国以外では、
・10時30分：中)消費者物価指数
・10時30分：中)生産者物価指数
・17時30分：英)貿易収支
・翌6時00分：NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・翌6時05分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・五十日(10日)
・欧州の大手金融機関の決算発表(クレディ・スイス、ウニクレディト)
・米国の主要企業の決算発表(ウォルト・ディズニー、エレクトロニック・アーツ、アラガン、その他)
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
・12日に[英)BOE金融政策発表]を控える
・主要な株式市場の動向
・米国の国債市場と長期金利の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策への思惑
・日本の為替介入に対する思惑
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策への思惑
・日本の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
などが重要。


★★★

10日の五十日で、複数の欧州の大手金融機関の決算発表が行われる。
また、明日の日本時間早朝には[NZ)RBNZ金融安定報告書公表]及び[NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言]、明後日には[英)BOE金融政策発表]を控える。

本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)ダドリーNY連銀総裁の発言]と[米)3年債入札]の他、複数の主要企業の決算発表が予定されている。

先週の為替相場は、週明けからドル売りが加速してドル円が大きく下落し＆ユーロドルが大きく上昇したが、その後に一転してドル買いが優勢となってドル円は 大きく反発上昇し＆ユーロドルは大きく反転下落した。そして、週末に行われた米国の雇用統計の発表を受けて、発表直後はその内容の悪さからドル安＆株安で 反応したものの、次第に反転してドル高＆株高となって引けた。

週明けの為替相場は、小幅ながらドル買い方向に窓を空けてスタートし、その後もそのままドル買いの流れが優勢となっている。ドル円は大きく上昇して108円半ばまで＆ユーロドルはジリジリと下落して1.13後半まで。

本日は、先週から強まっているドル買いの行方が重要となる。
また、主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向や米国の金融政策への思惑、[米)3年債入札]での影響にも注視したい。


■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

・10時30分：中)消費者物価指数
・10時30分：中)生産者物価指数
→中国の株式市場を中心に日本の株式市場や為替相場への影響にも注意。一時期よりも市場への影響力は下がっているが、依然として注目度が高い

・16時15分：米)ダドリーNY連銀総裁の発言
→金融政策への言及次第

・17時30分：英)貿易収支
→発表での英ポンドへの影響は大きめ

・26時00分：米)3年債入札
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→本日も、注目度の高い米国の経済指標の発表はない
10日の五十日
先週から強まっているドル買いの流れがどうなるのかが重要
主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向と共に注視

・翌6時00分：NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・翌6時05分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→追加緩和に注目が集まっており、今後の金融政策への言及でNZドルが大きく動くキッカケに


■5月9日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼ドル・円・ユーロの方向性
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の為替介入に対する思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼日本の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(5/9～)→英国の金融政策発表と日本の議事録公表が予定
▼来週(5/16～)→南アフリカの金融政策発表とオーストラリア、ユーロ圏、米国の議事録公表が予定
▼日本が連休明け
▼[米)雇用統計]発表明け
▼9日にICIJがパナマ文書の追加情報を公開
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)

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5月10日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆影響度)	市場 予想値	前回 発表値
・五十日(10日) ・欧州の大手金融機関の決算発表(クレディ・スイス、ウニクレディト) ・米国の主要企業の決算発表(ウォルト・ディズニー、エレクトロニック・アーツ、アラガン、その他) ・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債) ・12日に[英)BOE金融政策発表]を控える
10:30		中)消費者物価指数	◎	+2.3%	+2.3%
		中)生産者物価指数	○	-3.7%	-4.3%
14:45		ス)失業率	×	3.5%	3.6%
15:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	×	-0.2%	-0.5%
				+1.1%	+1.3%
		独)貿易収支	×	+206億	+203億 (+202億)
16:15		米)ダドリーNY連銀総裁の発言	BB	要人発言
17:30		英)貿易収支	○	-114.50億	-119.64億
19:00		米)NFIB中小企業楽観指数	C	93.1	92.6
23:00		米)卸売在庫	C	+0.1%	-0.5%
		米)JOLT労働調査	C	540.0万件	544.5万件
26:00		米)3年債入札	BB	240億ドル
翌 06:00		NZ)RBNZ金融安定報告書公表	◎	-	-
翌 06:05		NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言	◎	要人発言
文字が、普通→太字→赤色太字の順番で重要なものになる。ピンク太字は金融政策関連のもの。 ピンクのバックは米国の材料でオレンジは金融政策関連、黄は要人発言、緑は企業の決算を表す。 重要ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 当コンテンツについての 免罪事項・ご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

様子見

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