本日の為替相場の焦点は、『本日と明日に行われる[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]』と『23日に[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]を控える点』、そして『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・23時00分:米)イエレンFRB議長の議会証言【上院銀行委員会で半期に1度の議会証言】
・26時00分:米)5年債入札
・27時30分:米)パウエルFRB理事の発言
に注目が集まる。
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
米国以外では、
・08時50分:日)BOJ議事要旨公表(4月27日・28日開催分)
・10時30分:豪)RBA議事録公表(6月7日開催分)
・10時30分:豪)第1四半期住宅価格指数
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
・22時00分:欧)ドラギECB総裁の議会証言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・EU首脳会議
・本日と明日に[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]が行われる
・23日に[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]を控える
・主要な株式市場の動向
・金融当局者や要人による発言
・米国の金融政策への思惑
・米国の国債市場と長期金利の動向
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・中国の景気動向への思惑
・日本政府・日銀による為替介入への思惑
などが重要。
★★★
本日は、EU首脳会議や[日)BOJ議事要旨公表(4月27日・28日開催分)]、[豪)RBA議事録公表(6月7日開催分)]が行われる。
また、本日と明日に[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]が予定されている他、23日には[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]を控える。
本日も注目度の高い米国の経済指標の発表はないが、米国の経済指標以外のイベントでは[米)イエレンFRB議長の議会証言【上院銀行委員会で半期に1度の議会証言】]や[米)5年債入札]が予定されている。
先週の為替相場は、大きな焦点となっていたFOMC金融政策発表及びイエレンFRB議長の記者会見での反応は限定的となったが、その後の日銀金融政策発表 及び黒田日銀総裁の記者会見を受けて円買いの流れが加速し、ドル円は一時103円半ばまで下落した。その他、23日に英国のEU離脱の賛否を問う国民投票 を控えて、ポンドやユーロを中心に金融市場全体が乱高下した。
週明けの為替相場は、先週末に英国のEU離脱懸念が後退した事で、ドル円もユーロドルも大きく上昇して始まった。しかしその後、ドル円はジリジリと戻されて再度104円割れとなり&ユーロドルもジリジリと戻されて1.13前半まで反落している。
本日は、本日と明日に行われる[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]と23日に[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]を控える点が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や[欧)ドラギECB総裁の議会証言]にも注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・08時50分:日)BOJ議事要旨公表(4月27日・28日開催分)
→注目度はそれなりにあるモノの反応は限定的か
・10時30分:豪)RBA議事録公表(6月7日開催分)
→内容次第だが、いずれにせよ今後の金融政策への思惑で豪ドルが大きく動くキッカケになりやすい
・10時30分:豪)第1四半期住宅価格指数
→発表での豪ドルへの影響はまずまず
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・18時00分:欧)ZEW景況感調査
→それ自体の注目度も高いが、時間的にも欧州勢が動き出すキッカケになりやすい
・22時00分:欧)ドラギECB総裁の議会証言
→発言内容次第。英国のEU離脱国民投票を直前に控える事や今後の金融政策への思惑で、ユーロが大きく動くキッカケになりやすい
・23時00分:米)イエレンFRB議長の議会証言【上院銀行委員会で半期に1度の議会証言】
・26時00分:米)5年債入札
・27時30分:米)パウエルFRB理事の発言
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→本日と明日に行われる[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]と23日に[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]を控える点が重要
影響力が大きすぎるイベントを直後に控えて、非常に難しい局面
丁半博打になりやすく、消化待ち&キャッシュ比率を高めるのがベストか
■6月20日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼21日・22日に[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]
▼23日に[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]
▼23日に[FRBが銀行に対する年次ストレステストの結果を公表]
▼主要な株式市場の動向
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策への思惑
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼原油や金を中心とした商品市場の動向
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼中国の景気動向への思惑
▼日本の為替介入に対する思惑
▼今週(6/20~)→オーストラリアと日本の議事録公表が予定(主要国の金融政策発表の予定はない)
▼来週(6/27~)→ユーロ圏の議事録公表が予定(主要国の金融政策発表の予定はない)
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6月21日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・EU首脳会議 ・本日と明日に[イエレンFRB議長の半期に1度の議会証言]が行われる ・23日に[英国のEU離脱の賛否を問う国民投票]を控える |
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08:25 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
08:50 | 日)BOJ議事要旨公表(4月27日・28日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
10:30 | 豪)RBA議事録公表(6月7日開催分) | ◎ | - | - | ||||||||||
豪)第1四半期住宅価格指数 [前期比/前年比] |
○ | +0.8% | +0.2% | |||||||||||
+7.5% | +8.7% | |||||||||||||
13:30 | 日)全産業活動指数 | × | +1.2% | +0.1% | ||||||||||
15:00 | ス)貿易収支 | × | - | +25.0億 | ||||||||||
16:00 | 南ア)景気先行指数 | × | - | 91.9 | ||||||||||
17:30 | 英)公共部門ネット負債 | △ | +94億 | +66億 | ||||||||||
18:00 | 独)ZEW景況感調査 | ◎ | +4.8 | +6.4 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 | ○ | - | +16.8 | |||||||||||
19:00 | 英)CBI企業動向調査 | × | -10 | -8 | ||||||||||
22:00 | 欧)ドラギECB総裁の議会証言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)イエレンFRB議長の議会証言【上院銀行委員会で半期に1度の議会証言】 | SS | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)5年債入札 | BB | 340億ドル | |||||||||||
- | 米)注目度の高い米国の経済指標の発表はない | - | - | - | ||||||||||
27:30 | 米)パウエルFRB理事の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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[米)イエレンFRB議長の議会証言]では直後の変動とその後の流れに臨機応変に対応しつつ、それ以外では押し目でのロングを回転する事で利益を積み重ねる (※16時過ぎの想定→押し目・103円前半~104円前半で反発したところをロング、利益確定は104円前半~104円後半、ただし[米)イエレンFRB議長の議会証言]の直後としばらくはその変動に臨機応変に対応する)
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