羊飼い

11月30日(水)■『ここまで加速したドル買いに対する調整の流れ』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』に注目！

2016年11月30日(水)07:43公開 [2016年11月30日(水)07:43更新]

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本日の為替相場の焦点は、『ここまで加速したドル買いに対する調整の流れ』と『主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。

米国の経済指標及びイベントは、
･22時00分：米)カプラン：ダラス連銀総裁の発言
･22時15分：米)ADP全国雇用者数
･22時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
･23時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
･24時00分：米)中古住宅販売保留
･24時30分：米)週間原油在庫
･25時45分：米)パウエルFRB理事の発言
･26時35分：米)メスター：クリーブランド連銀総裁の発言
･28時00分：米)地区連銀経済報告（ベージュブック）
に注目が集まる。

米国以外では、
･09時10分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
･16時00分：英)BOE金融安定報告書公表
･17時55分：独)失業率＆失業者数
･19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
･21時30分：欧)ドラギECB総裁の発言
･22時30分：加)GDP＆第3四半期GDP
に注目が集まる。

経済指標や要人発言以外では、
・月末(11月・月末での最後の営業日)
・五十日(30日)
・OPEC(石油輸出国機構)総会
・週末(2日)に[米)雇用統計]の発表を控える
・トランプ次期米大統領への期待
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・欧州の金融政策
・日本の金融政策
・英国のEU離脱
・中国の景気動向
などが重要。

★★★

本日は、11月・月末での最後の営業日で、OPEC(石油輸出国機構)総会や[英)BOE金融安定報告書公表]、[欧)ドラギECB総裁の発言]などが行われる。
また、週末(2日)には[米)雇用統計]の発表を控える。

米国の経済指標は、注目度の高いモノが目白押し。
[米)ADP全国雇用者数]と[米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター]、[米)シカゴ購買部協会景気指数]、[米)中古住宅販売保留]に大きな注目が集まる。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)週間原油在庫]と[米)地区連銀経済報告（ベージュブック）]のほか、複数のFRB関係者の発言が予定されている。

今週の為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、先週まで大きく加速したドル買いに対する巻き戻しが優勢となって、ドル円は一時111円前半まで反落し＆ユーロドルは一時1.06後半まで反発した。その後、大きく戻される場面があるものの依然として調整の流れが優勢となっている。

本日は、ここまで加速したドル買いに対する調整の流れと主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表やOPEC(石油輸出国機構)総会、[米)週間原油在庫]、週末に[米)雇用統計]の発表を控える点にも注意したい。

■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)

･09時10分：NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→発言内容次第

･16時00分：英)BOE金融安定報告書公表
→今後の金融政策への思惑で英ポンドが大きく動くキッカケになりやすい

･17時55分：独)失業率＆失業者数
･19時00分：欧)消費者物価指数【速報値】
→早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視したい

･21時30分：欧)ドラギECB総裁の発言
→来週にECB金融政策発表を控えて、ユーロが大きく動くキッカケになりやすい

･22時30分：加)GDP＆第3四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい

･22時00分：米)カプラン：ダラス連銀総裁の発言
･22時15分：米)ADP全国雇用者数
･22時30分：米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
･23時45分：米)シカゴ購買部協会景気指数
･24時00分：米)中古住宅販売保留
･24時30分：米)週間原油在庫
･25時45分：米)パウエルFRB理事の発言
･26時35分：米)メスター：クリーブランド連銀総裁の発言
･28時00分：米)地区連銀経済報告（ベージュブック）
→先週末に兆しを見せたドル買いへの調整が週明けに本格化したように見えたが、依然としてドルも底堅く、上下のブレも大きめ
本日は、ここまで加速したドル買いに対する調整の流れがどうなるかが最も重要となる
引き続き、主要な株式市場＆米国の長期金利＆原油価格の動向と共に注視したい
米国の経済指標は、注目度の高いモノが目白押し
本日も、経済指標の発表で為替相場をはじめとする金融市場は敏感に反応しやすい
その他、OPEC(石油輸出国機構)総会、[米)週間原油在庫]、週末に[米)雇用統計]の発表を控える点にも注目

■11月28日～の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(11/28～)に主要国の金融政策発表や議事録公表の予定はない
▼米国が感謝祭絡絡みの休暇明け
▼30日に[OPEC総会]
▼2日に[米)雇用統計]の発表
▼4日に[イタリア国民投票(憲法改正の是非を問う)]
▼8日に[米)ECB金融政策発表]
▼14日に[米)FOMC金融政策発表]
▼20日に[日)日銀金融政策発表]
▼11月の月末要因
▼12月の月初め要因
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼来週(12/5～)にオーストラリア、ユーロ圏、カナダの金融政策発表が予定
▼トランプ次期米大統領への期待
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼米国の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼英国のEU離脱
▼中国の景気動向

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11月30日(水)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆影響度)

市場
予想値

前回
発表値

・月末(11月・月末での最後の営業日)
・五十日(30日)
・OPEC(石油輸出国機構)総会
・週末(2日)に[米)雇用統計]の発表を控える

08:50

日)鉱工業生産【速報値】
[前月比/前年比]

±0.0%

+0.6%

-1.3%

+1.5%

09:00

NZ)ANZ企業信頼感

△

+24.5

↑・ANZ企業活動見通し

+38.4

09:01

英)GFK消費者信頼感調査

-4

-3

09:10

NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言

◎

要人発言

09:30

豪)住宅建設許可件数
[前月比/前年比]

○

+2.0%

-8.7%

-6.2%

-6.4%

14:00

日)住宅着工戸数

+11.0%

+10.0%

日)建設工事受注

+16.3%

16:00

独)小売売上高
[前月比/前年比]

△

+1.0%

-1.4%

+1.0%

+0.4%

英)BOE金融安定報告書公表

◎

17:00

ス)KOF先行指数

△

104.0

104.7

17:55

独)失業率

○

6.0%

↑・失業者数

-0.5万人

-1.3万人

19:00

欧)消費者物価指数【速報値】

○

+0.6%

+0.5%

21:00

南ア)貿易収支

-43億

+67億

南ア)財政収支

-39.4億

米)MBA住宅ローン申請指数

+5.5%

21:30

欧)ドラギECB総裁の発言

◎

要人発言

22:00

米)カプラン：ダラス連銀総裁の発言

要人発言

22:15

米)ADP全国雇用者数

+17.0万人

+14.7万人

22:30

加)GDP

◎

+0.1%

+0.2%

↑・第3四半期GDP

+3.4%

-1.6%

加)鉱工業製品価格

△

+0.6%

+0.4%

加)原料価格指数

△

+3.5%

-0.1%

米)個人所得

+0.4%

+0.3%

↑・個人支出

+0.5%

↑・PCEデフレーター

+1.5%

+1.2%

↑・PCEコア・デフレーター
[前月比/前年比]

+0.1%

+1.7%

23:45

米)シカゴ購買部協会景気指数

52.5

50.6

24:00

米)中古住宅販売保留
[前月比/前年比]

+0.1%

+1.5%

+2.0%