10月最初の営業日。
本日の為替相場の焦点は、『金融安定化法案の行方』や『米国の経済指標』、そして『NY株式市場の動向』にあり。
週明けから金融安定化法案を巡り大きく上下していることから、引き続き「金融安定化法案の行方」が大きな焦点となりそうだ。事実だけではなく、思惑などによる大きな動きにも気をつけたい。
米国の経済指標は、「ADP全国雇用者数」と「ISM製造業景況指数」への注目度が高い。
「ADP全国雇用者数」とは、雇用統計の非農業部門雇用者数の予測を目的として作成されたもので、注目度も市場の反応も徐々に大きくなってきている指標。週末に控える雇用統計を占う上で大きな注目が集まる。
「ISM製造業景況指数」とは、ISM(全米供給管理協会)が実施した製造業の購買担当役員へのアンケート結果。歴史も古く、発表時期が早い事から注目度は高い。50%が景気拡大と景気後退の分岐点となる。今回も大きく反応しそうだ。
「NY株式市場の動向」からは引き続き目が離せない。この動向に為替相場が大きく振られる可能性は非常に高い。
明日には「ECB政策金利発表とトリシェ総裁の記者会見」、週末には「米雇用統計」が控える事から、金融市場が上下に大きく振れる展開は続きそうだ。
10月入りで、新しい四半期に入った影響も気になるところ。
本日の注目材料
→米国以外
▼日)第3四半期日銀短観
→米国
▼米)ADP全国雇用者数
▼米)ISM製造業景況指数
今週の為替相場の焦点
・金融安定化法案の行方とそれに対する思惑
・雇用統計を中心とした米国の経済指標
・消費者物価指数を中心としたユーロ圏の経済指標
・ECB政策金利発表とトリシェ総裁の記者会見
・NY株式市場の動向
・原油価格の動向
・欧・米の金融当局者や要人の発言
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・月始め、四半期始め | ||||||||
08:50 |
日)第3四半期日銀短観 【大企業製造業業況判断】 |
◎ | -2 | 5 | ||||
↑・【大企業製造業先行き】 | -3 | 4 | ||||||
↑・ 【大企業非製造業業況判断】 | 5 | 10 | ||||||
↑・ 【大企業非製造業先行き】 | 2 | 8 | ||||||
↑・ 【設備投資計画:前年度比】 | +2.5% | +2.4% | ||||||
15:00 |
独)小売売上高指数 [前月比]前年比] |
△ | +0.5% | -1.5% | ||||
-2.6% | ±0.0% | |||||||
16:30 | ス)SVME購買部協会景気指数 | △ | 51.0 | 52.5 | ||||
16:55 | 独)製造業PMI【確報値】 | × | 48.1 | 48.1 | ||||
17:00 | 欧)製造業PMI【確報値】 | × | 45.3 | 45.3 | ||||
17:30 | 英)製造業PMI | △ | 45.0 | 45.9 | ||||
18:00 | 欧)失業率 | △ | 7.3% | 7.3% | ||||
南ア)インベステックPMI | △ | - | 47.0 | |||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | -10.6% | ||||
21:15 | 米)ADP全国雇用者数 | AA | -5.0万人 | -3.3万人 | ||||
23:00 | 米)ISM製造業景況指数 | S | 49.5 | 49.9 | ||||
米)建設支出 | BB | -0.5% | -0.6% | |||||
23:35 | 米)週間原油在庫 | BB | - | -152万 | ||||
要人発言予定 | ||||||||
18:00 | 欧)トリシェ:ECB総裁◆討論会 | |||||||
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米国の経済指標の結果やNY株式市場の動向での上下についていく
米国の経済指標の結果やNY株式市場の動向での上下についていく
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