雇用統計はADPの民間調査の内容を覆して良いものとなった。就業者数はマイナス転することすら考えられたのに、14万人の増加で予想を上回った。失業率も低い。 それにインフレの反映である平均時給も予想を下回っ…

 昨日はトランプ大統領がベトナムと合意したとつぶやいた。46％の相互関税だったのを、ベトナム産は20％、他の経由の産品は40％ということらしい。それでもまだ高率ではある。 まだSNSでつぶやいただけなので、合…

 昨日のアジア時間ではクロス円の売りものがかさんだ。トランプ大統領が日本のコメ不足について言及したからであり、なぜアメリカから輸入しないのかと疑問を呈したからだ。それで日本株は大幅に下げることになり、…

 カナダは30日に発動の予定だったデジタル課税を、すんでのところで撤回した。対米交渉の継続のほうを優先させた格好だ。トランプ大統領の脅しは効いたようで、道理が引っ込められて無理が通った形となった。これ以…

 マーケットのリスクテークは続いており、米国株は史上最高値を更新中である。そのためリスク許容度が増大しており、為替相場ではクロス円の値段が高止まりを続けている。ユーロ円はまだ170円台には達していないが…

 昨日は欧州時間でドル売り圧力が強まった。ドル円は143円台に突入して、なおも買い戻される雰囲気もない。それもそのはずでユーロドルのほうが1.17台に乗せてきて、しかもステーブルなのだ。一連のFED要人の７月利…

 経済イベントが少ない中、パウエル議長の議会証言が繰り返された。内容は同じなので、マーケットにインパクトはなし。それもあってかニューヨーク序盤までは押し目のないドル買いが進んだ。 ドル円は145円台の前…

 あまり影響力は期待できなかったが、パウエル議長の議会証言が米下院であった。先週のFOMC後にも会見しているので、それとドラスティックに変わったことを言うわけがないのである。やはり不確実性の高まりからしば…

 昨日は日本時間の夜中の１時過ぎになって、イランがカタール内にある米軍基地を攻撃したとの一報があった。いかにも遅すぎる感じだ。反撃した割にはその時点からのマーケットの反応、すなわち有事のドル買いやリス…

 先週の金曜日は中東情勢の成り行きを見守るだけだった。そしてトランプ大統領の言うとおりに２週間の猶予の期間を待つだけかと思われた。それが週末に米軍が重爆撃機を使ったイランの各施設を攻撃したのだ。 米側…