羊飼い

1月6日(木)■『欧州不安での影響』と『NYダウの動向』、そして『明日に米国の雇用統計を控える点』に注目！

2011年01月06日(木)07:31公開 [2011年01月06日(木)07:31更新]

本日の為替相場の焦点は、『欧州不安での影響』と『NYダウの動向』、そして『明日に米国の雇用統計を控える点』にあり。

米国の経済指標は、
・「週間新規失業保険申請件数」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「豪)住宅建設許可件数」
・「ス)消費者物価指数」
・「英)サービス業PMI」
・「欧)小売売上高」
・「加)Ivey購買部協会指数」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「明日に、米国の雇用統計が控える点」
・「明日に、バーナンキFRB議長の議会証言を控える点」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「米国の景気回復期待」
・「FRBによる追加金融緩和観測」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。

★★★

明日に「米国の雇用統計」や「バーナンキFRB議長の議会証言」といった注目度の高いイベントが控える。

米国の経済指標は、「週間新規失業保険申請件数」がメイン。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。

昨日の相場は米国の経済指標の結果で相場が大きく反応している。
明日に「米国の雇用統計」や「バーナンキFRB議長の議会証言」といったビッグイベントを控えての相場の変動に注意・注目したい。

■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)住宅建設許可件数
→内容での豪ドルへのインパクトは大きめ

・17時15分：ス)消費者物価指数

・18時28分：英)サービス業PMI
→ポンドへの影響度は意外と大きい

・19時00分：欧)小売売上高
→相場の気分次第か

・22時30分：米)週間新規失業保険申請件数
→明日に雇用統計の発表を控えて連想で反応が大きくなりやすい。ドル買いが加速するか

・24時00分：加)Ivey購買部協会指数

1月3日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼月始・期首・年始要因(2011年年明け最初の週)
▼米国の雇用統計への思惑や発表での変動
▼FOMC議事録(12月14日開催分)
▼年始で市場参加者が少ない時期である点
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の長期金利
▼バーナンキFRB議長の議会証言(経済見通しについて)
▼中国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼FRBによる追加金融緩和観測

1月6日(木)の為替相場の注目材料

指標ランク
(注目度＆重要度)

コンセン
サス

前回
発表値

・明日に、米国の雇用統計が控える
・明日に、バーナンキFRB議長の議会証言を控える

09:30

豪)住宅建設許可件数
[前月比/前年比]

○

-4.0%

+9.3%

-9.8%

+1.2%

17:15

ス)消費者物価指数
[前月比/前年比]

○

-0.1%

+0.2%

+0.4%

+0.2%

18:28

英)サービス業PMI

◎

52.8

53.0

19:00

欧)消費者信頼感【確報値】

-10.2

-9.4

欧)小売売上高
[前月比/前年比]

○

+0.2%

+0.5%

+2.1%

+1.8%

20:00

独)製造業受注
[前月比/前年比]

△

+1.0%

+1.6%

+15.9%

+17.9%

22:30

米)週間新規失業保険申請件数

40.5万件

38.8万件

24:00

加)Ivey購買部協会指数

○

54.0

57.5

普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。
指標ランクについて	米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記	指標部分についての免罪事項及びご利用上注意点