1月7日(金)■週末。『欧州不安』と『米国の雇用統計への思惑と結果』、そして『バーナンキFRB議長の議会証言』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州不安』と『米国の雇用統計への思惑と結果』、そして『バーナンキFRB議長の議会証言』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「独)小売売上高」
・「欧)失業率」
・「独)鉱工業生産」
・「加)失業率＆雇用ネット変化」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「欧)トリシェECB総裁の発言」
・「米)バーナンキFRB議長の議会証言【上院予算委員会で経済見通しについて】」
・「週末要因」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「米国の景気回復期待」
・「FRBによる追加金融緩和観測」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。

★★★

週末金曜日。

米国の経済指標は、「雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率」がメイン。
その他、「バーナンキFRB議長による経済見通しに関する議会証言」への注目度も高い。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。

本日は「米国の雇用統計」や「バーナンキFRB議長による経済見通しに関する議会証言」といったビッグイベントでの相場の変動に注目しつつ、週末要因などにも注意したいところ。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・16時00分：独)小売売上高

・18時00分：欧)トリシェECB総裁の発言
→欧州不安に関する発言があれば大きな反応にもつながる

・19時00分：欧)失業率

・20時00分：独)鉱工業生産

・21時00分：加)失業率＆雇用ネット変化
→発表内容でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・22時30分：米)雇用統計：非農業部門雇用者数/失業率
→今週のメイン。発表直後での変動やその後の流れを掴み利益化したい。ただ、この後の23時30分のバーナンキFRB議長の議会証言での変動には注意しなければいけない

・23時30分：米)バーナンキFRB議長の議会証言【上院予算委員会で経済見通しについて】
→内容次第だが、反応しやすいと思われる


1月3日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼月始・期首・年始要因(2011年年明け最初の週)
▼米国の雇用統計への思惑や発表での変動
▼FOMC議事録(12月14日開催分)
▼年始で市場参加者が少ない時期である点
▼ドル買いorドル売りの方向性
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の長期金利
▼バーナンキFRB議長の議会証言(経済見通しについて)
▼中国の景気動向及び金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼FRBによる追加金融緩和観測

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1月7日(金)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週末金曜日
15:45		ス)失業率	△	3.7%	3.6%
16:00		独)経常収支	×	+155億	+117億
		独)貿易収支	×	+150億	+142億
		独)小売売上高 [前月比/前年比]	○	+1.0%	+2.3%
				+3.0%	-0.7%
16:45		仏)財政収支	×	-	-1331億
		仏)貿易収支	×	-	-34億
18:00		南ア)Naamsa自動車販売	×	-	+29.6%
		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
19:00		欧)第3四半期GDP【確報値】 [前期比/前年比]	×	+0.4%	+0.4%
				+1.9%	+1.9%
		欧)失業率	○	10.1%	10.1%
20:00		独)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	-0.1%	+2.9%
				+10.9%	+11.7%
21:00		加)失業率	◎	7.7%	7.6%
		↑・雇用ネット変化		+2.00万人	+1.52万人
22:30		米)雇用統計：非農業部門雇用者数	SS	+15.0万人	+3.9万人
		↑・失業率		9.7%	9.8%
23:30		米)バーナンキFRB議長の議会証言 【上院予算委員会で経済見通しについて】	S	要人発言
27:30		米)デュークFRB理事の発言	B	要人発言
29:00		米)消費者信用残高	C	+5億	+34億
翌 06:30		米)エバンズ：シカゴ連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

米国の雇用統計の発表での変動狙い。ユーロドルがメイン

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米国の雇用統計の発表での変動狙い

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