本日の為替相場の焦点は、『米・雇用統計発表明けである点』と『欧州の金融政策への思惑』にあり。
米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外の経済指標は、
・「豪)小売売上高」
・「加)住宅建設許可」
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・「日)白川日銀総裁の発言」
・「米国の雇用統計発表明けとなる点」
・「週明け要因」
・「上海市場休場(2日~8日)」
・「ドル買いorドル売りの方向性」
・「欧州の金融政策への思惑」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、他・米国以外の株式市場等)」
・「エジプト情勢」
・「米国の主要企業の決算発表」
・「中国の景気動向及び金融政策」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で、米国の雇用統計発表明け。
本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先週の為替相場では、ECB政策金利&声明発表後のトリシェECB総裁の記者会見を受けてユーロ売りが加速したほか、米国の雇用統計の発表後にドル買いの流れが優勢となった。
週明けの本日は、まず最初に、米国の雇用統計発表後の各市場反応が気になるところ。
また、ECB理事会結果発表後のトリシェECB総裁の発言以降、それまで続いてきたユーロ買い・ドル売りの流れに変化が出ていることからも、先週末に米国の雇用統計というビッグイベントを消化しての、為替相場の方向性に注視したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・09時30分:豪)小売売上高
→発表内容での豪ドルへの影響は非常に大きい
・12時30分:日)白川日銀総裁の発言
→反応は限定的の可能性が高い
・22時30分:加)住宅建設許可
→相場の気分次第
※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→米・雇用統計発表後、世界を一周しての方向性を見極めたい
2月7日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼バーナンキFRB議長の議会証言(2月9日実施予定)
▼ドル買いorドル売りの方向性(ドル売りが続いていたが先週末に変化の兆しも)
▼欧州の金融政策への思惑(ECB理事会後のトリシェ発言で早期利上げ観測が後退)
▼欧州の財政・金融・信用不安(直近で不安は緩和ヨリも再燃しやすい話題ではある)
▼米国を中心とした主要経済指標(発表での市場の反応はまずまずといったところ)
▼金融市場のリスク許容度(株式が堅調&欧州不安が緩和でリスク選好ヨリ)
▼米国を中心とした株式市場(直近は堅調・強めに推移)
▼米国の長期金利(その上下に相場が振られている・変動要因になりやすい)
▼今週相次ぐ、米国の長期国債の入札(米国の長期金利に影響を与えやすい)
▼中国の景気動向及び金融政策(その思惑は金融市場全体に影響を与えやすい)
▼欧州の大手金融機関の決算発表(内容次第も反応は限定的か)
▼米国の主要企業の決算発表(市場への影響はまずまず)
▼米国の景気動向や追加金融緩和観測(直近は不明瞭)
▼エジプト情勢(終息・反応しにくくなる方向か)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
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2月7日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週明け ・上海市場休場(2日~8日) ・米国の雇用統計発表明け ・米国の主要企業の決算発表 |
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09:30 | 豪)ANZ求人広告件数 | △ | - | +2.0% | |||||||
豪)小売売上高 | ◎ | +0.5% | +0.3% | ||||||||
12:30 | 日)白川日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | ||||||||
14:00 |
日)景気動向指数【速報値】 [先行CI指数/一致CI指数] |
× | 101.4 | 100.6 | |||||||
103.2 | 102.4 | ||||||||||
20:00 |
独)製造業受注 [前月比/前年比] |
△ | -2.0% | +5.2% | |||||||
+20.5% | +20.6% | ||||||||||
22:00 | 独)ウェーバー独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||
22:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | - | -11.2% | |||||||
29:00 | 米)消費者信用残高 | C | +20.00億 | +13.46億 | |||||||
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ユーロドルがメイン
基本的には、米・雇用統計発表明けでの各市場の反応を見極め(様子見)、NY市場で流れが出来るようであれば追随
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