10月3日(月)■『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(株式主導)』、そして『米・ISM製造業景況指数』と『月初め＆四半期初め要因』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(株式主導)』、そして『米・ISM製造業景況指数』と『月初め＆四半期初め要因』にあり。

米国の経済指標は、
・米)ISM製造業景況指数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・日)第3四半期日銀短観
・中)非製造業PMI
・ス)小売売上高
・英)製造業PMI
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・週明け要因
・月初め＆四半期初め要因(本日が、10月入りでの最初の営業日)
・オーストラリアが祝日で休場
・中国市場休場(3日～7日)
・ユーロ圏財務相会合(3日・4日開催)
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米国債(長期金利)、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州の債務問題
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・欧州各国の国債の動向
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

週明けであり、10月入りでの最初の営業日。

米国の経済指標は、ISM製造業景況指数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。

週明けの本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での方向性に注視しながら、米国の経済指標の発表や月初め＆四半期初め要因での影響を見極めたい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時50分：日)第3四半期日銀短観
→日本の経済指標では1、2をあらそう注目度及び影響度を誇る。まずは、その内容に注目

・10時00分：中)非製造業PMI
→中国の景気先行きへの思惑は金融市場全体にも影響を与えやすいため、要注意

・16時15分：ス)小売売上高
→発表でのスイスフランへの影響はなかなか

・17時28分：英)製造業PMI
→発表でのポンドへの影響はカナリ大きい

・23時00分：米)ISM製造業景況指数
→本日の米経済指標のメイン。注目度も影響度もカナリ大きい。まずは発表での変動に注視したい。欧米の株価動向も引き続き重要


10月3日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼月初め＆四半期初めとなる点
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の債務問題
▼主要な株式市場の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
▼主要な経済指標の発表(週末には、米国の雇用統計が控える)
▼バーナンキFRB議長の経済見通しに関する議会証言
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利に影響)
▼欧州各国の国債の動向
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼10日(月)が祝日で、米国が連休入りとなる点

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10月3日(月)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・週明け ・10月入りでの最初の営業日(月初め＆四半期初め) ・オーストラリアが祝日で休場 ・中国市場休場(3日～7日) ・ユーロ圏財務相会合(3日・4日開催)
08:01		英)ホームトラック住宅調査 [前月比/前年比]	×	-	-0.1%
				-	-3.7%
08:50		日)第3四半期日銀短観 [大企業製造業業況判断]	◎	+2	-9
		↑・[大企業製造業先行き]		+3	+2
		↑・[大企業非製造業業況判断]		+2	-5
		↑・[大企業非製造業先行き]		+2	-2
		↑・[設備投資計画]		+4.3%	+4.2%
10:00		中)非製造業PMI	○	-	57.6
14:00		日)自動車販売台数	×	-	-25.5%
16:15		ス)小売売上高	○	-	+1.9%
16:30		ス)製造業PMI	△	50.5	51.7
16:53		独)製造業PMI【確報値】	×	50.0	50.0
16:58		欧)製造業PMI【確報値】	×	48.4	48.4
17:28		英)製造業PMI	◎	48.5	49.0
19:20		英)オズボーン英財務相の発言	△	要人発言
20:00		米)フィッシャー：ダラス連銀総裁の発言	B	要人発言
23:00		米)建設支出	C	-0.2%	-1.3%
		米)ISM製造業景況指数	S	50.3	50.6
翌 07:00		米)ラッカー：リッチモンド連銀総裁の発言	B	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

本日のレンジを見極めて、ロングヨリで

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反発に注意しながらも、リスク回避の流れが継続する方向で

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