本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題』と『金融市場のリスク許容度(株式主導)』、そして『米・経済指標の発表』と『週末・月末・四半期末要因』にあり。
米国の経済指標は、
・米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーター
・米)シカゴ購買部協会景気指数
・米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・NZ)住宅建設許可
・日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
・日)鉱工業生産【速報値】
・独)小売売上高
・欧)消費者物価指数【速報値】
・欧)失業率
・ス)KOF先行指数
・加)GDP
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・週末要因
・月末・四半期末要因(本日が、9月の月末最終営業日)
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米国債(長期金利)、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州の債務問題
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・欧州各国の国債の動向
・日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週末であり、9月の月末最終営業日。
米国の経済指標は、ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】がメイン。
その他、シカゴ購買部協会景気指数や個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーターも重要。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
本日は、引き続き、欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での方向性に注視しながら、米国の経済指標の発表や週末・月末・四半期末要因での影響を見極めたい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・06時45分:NZ)住宅建設許可
→発表でのNZドルへの影響はまずまず
・08時30分:日)全国消費者物価指数&【除生鮮】
→反応は限定的か
・08時50分:日)鉱工業生産【速報値】
→反応は限定的か
・15時00分:独)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・18時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
→思惑が噴出しやすく、内容次第でユーロ変動のキッカケになりやすい
・18時00分:欧)失業率
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・18時30分:ス)KOF先行指数
→発表でのスイスへの影響はまずまず
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響はカナリ大きい
・21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコアデフレーター
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・22時55分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】
→3つの時間に3種類の経済指標。どれも注目に値するが、欧米の株式市場の動向にも重要
9月26日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G20財務相・中央銀行総裁会議明けとなる点
▼東京市場が連休明けとなる点
▼月末&四半期末となる点
▼29日(木)に、独連邦議会(下院)でEFSF拡充の議会採決が行われる点
▼金融市場のリスク許容度
▼主要な株式市場の動向
▼欧州の債務問題
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
▼日本政府&日銀による為替介入の実施と警戒感
▼主要な経済指標の発表
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利・今週、米国の長期国債の入札が相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向(今週、欧州の国債の入札が相次ぐ)
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9月30日(金)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・週末金曜日 ・30日のゴトオ日 ・9月の月末最終営業日(四半期末でもある) |
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06:45 | NZ)住宅建設許可 | ○ | -1.5% | +13.0% | ||||||||||
08:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | △ | -33 | -31 | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 4.7% | 4.7% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 0.65 | 0.64 | ||||||||||||
日)全世帯家計調査支出 | △ | -2.8% | -2.1% | |||||||||||
日)東京消費者物価指数 | △ | -0.2% | -0.2% | |||||||||||
↑・東京消費者物価指数【除生鮮】 | -0.1% | -0.2% | ||||||||||||
日)全国消費者物価指数 | ○ | +0.1% | +0.2% | |||||||||||
↑・全国消費者物価指数【除生鮮】 | +0.1% | +0.1% | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +1.5% | +0.4% | ||||||||||
+1.1% | -3.0% | |||||||||||||
10:00 | NZ)NBNZ企業信頼感 | × | - | +34.4 | ||||||||||
11:00 | NZ)マネーサプライM3 | × | - | +6.3% | ||||||||||
13:00 | 日)自動車生産 | × | - | -8.9% | ||||||||||
14:00 | 日)建設工事受注 | × | - | +5.7% | ||||||||||
日)住宅着工戸数 | × | +4.5% | +21.2% | |||||||||||
日)西村日銀副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
15:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | -0.5% | ±0.0% (+0.3%) |
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-1.0% | -1.6% (-1.8%) |
|||||||||||||
15:45 | 仏)生産者物価指数 | × | - | +6.1% | ||||||||||
18:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +2.5% | +2.5% | ||||||||||
欧)失業率 | ○ | 10.0% | 10.0% | |||||||||||
18:30 | ス)KOF先行指数 | ○ | +1.30 | +1.61 | ||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | -17億 | -39億 | ||||||||||
21:30 |
加)GDP [前月比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.2% | ||||||||||
+2.3% | +2.0% | |||||||||||||
米)個人所得 | BB | +0.1% | +0.3% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.2% | +0.8% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター[前年比] | +2.9% | +2.8% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.7% | +1.6% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 55.0 | 56.5 | ||||||||||
22:55 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【確報値】 | AA | 57.8 | 57.8 | ||||||||||
24:00 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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本日のレンジを見極めて、ロングヨリで
本日の流れを見極めて(リスク選好ヨリかリスク回避ヨリか。欧米の株価動向が重要)、追随で
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