10月11日(火)■『日本、米国、カナダが休場明けとなる点』と『欧州の債務問題』及び『金融市場のリスク許容度(欧米の株価主導)』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『日本、米国、カナダが休場明けとなる点』と『欧州の債務問題』及び『金融市場のリスク許容度(欧米の株価主導)』にあり。

米国の経済指標は、
注目度の高いものの発表はない。

米国以外の経済指標は、
・英)鉱工業生産
・英)製造業生産高
・加)住宅着工件数
に注目が集まる。

経済指標以外では、
・欧)トリシェECB総裁の発言
★明日に変更★・米)FOMC議事録（9月20日・21日開催分）
・明日に、FOMC議事録を控える点
・東京、米国、カナダが連休明けとなる点
・米国の主要企業の決算発表→アルコア、他
・金融市場のリスク許容度
・欧州の債務問題が主因での欧州不安
・他の金融市場の動向(米株式、米国債(長期金利)、金、原油、米国以外の株式など)
・世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
・欧州各国の国債の動向
・金融当局者や要人による発言
・日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
・G20財務相・中央銀行総裁会議の開催(14日・15日開催)を控える点
などの要因に注意。


★★★

日本、米国、カナダが休場明けで、FOMC議事録（9月20日・21日開催分）が公表される(明日に変更)。

本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)及び金や原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度(株式市場主導)、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。

先週末の相場は米国の雇用統計発表や格付け機関によるイタリアとスペインの国債格下げの影響で大きく動き、今週に入っては欧米の株式市場が大きく上昇し、リスク回避の巻き戻しが加速した。
本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念での方向性を見極めながら、FOMC議事録の公表(明日に変更)などのイベントでの反応に注目したい。

最も重要なのは、欧米の株式市場の動向。それによって為替相場の方向性が決まると言っても過言ではない状況。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・07時00分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第

・16時30分：欧)トリシェECB総裁の発言
→言及次第

・17時30分：英)鉱工業生産
・17時30分：英)製造業生産高
→発表でのポンドへの影響はまずまず

・21時15分：加)住宅着工件数
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず

※本日は『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
→欧米の株式市場の動向が重要

★明日に変更★・27時00分：米)FOMC議事録（9月20日・21日開催分）
→内容次第。米国の株式市場の動向にも注目


10月10日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼10日(月)が、日本＆米国＆カナダで祝日で連休となる点
▼金融市場のリスク許容度
▼欧州の債務問題が主因での欧州不安
▼主要な株式市場の動向
▼世界経済の先行き懸念(欧米の景気先行きが主体、中国の動向も)
▼主要な経済指標の発表
▼FOMC議事録の公表(9月20日・21日開催分)
▼G20財務相・中央銀行総裁会議の開催(14日・15日開催)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
▼米国の国債の動向(米国の長期金利に影響、長期国債入札が相次ぐ)
▼欧州各国の国債の動向
▼日本政府＆日銀による為替介入の実施と警戒感
▼米国の主要企業の決算発表
▼欧州議会の本会議の開催(12日・13日開催)

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10月11日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・東京、米国、カナダが連休明け ・米国の主要企業の決算発表→アルコア、他 ・明日に、FOMC議事録を控える
07:00		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
08:01		英)RICS住宅価格	△	-24%	-23%
08:50		日)経常収支	×	+4536億	+9902億
		日)貿易収支	×	-6923億	+1233億
09:30		豪)NAB企業景況感指数	△	-	-3
		豪)NAB企業信頼感指数		-	-8
13:30		日)企業倒産件数	×	-	-3.6%
14:00		日)金融経済月報(基本的見解)	△	-	-
		日)消費者態度指数	×	37.2	37.0
15:00		日)景気ウォッチャー調査 [現状判断DI/先行判断DI]	×	46.5	47.3
				-	47.1
16:30		欧)トリシェECB総裁の発言	○	要人発言
17:30		英)DCLG住宅価格	×	-	-1.5%
		英)鉱工業生産 [前月比/前年比]	○	-0.2%	-0.2%
				-1.1%	-0.7%
		英)製造業生産高 [前月比/前年比]	○	-0.2%	+0.1%
				+1.6%	+2.0%
21:15		加)住宅着工件数	○	18.95万件	18.47万件 (18.46万件)
23:00		米)IBD/TIPP景気楽観度指数	C	38.4	39.9
24:00		英)ポーゼンMPC委員の発言	△	要人発言
26:00		米)3年国債入札	BB	320億ドル
★明日に 変更★		米)FOMC議事録 （9月20日・21日開催分）	S	-	-
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

レンジを見極めて、ロングヨリで

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欧米の株価動向が重要。株価上昇・リスク選好の流れで、ロング追随

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