ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

スペインの格下げでもユーロ売り限定的、
テクニカル的にはショートスタンスだが

2011年10月14日(金)19:08公開 (2011年10月14日(金)19:08更新)
持田有紀子

ザイFX限定!口座開設&取引で最大10000円もらえる! トレイダーズ証券みんなのFX

 水曜日の海外市場でユーロ円は107円台に乗せてきて、それが2回もトライした。どちらもチョロっと突っついたような感じでのソフトタッチだ。やはり意識されるのは日足でのレジスタンスであろうことは容易に見て取れる。107円台のミドルに位置する抵抗線を上抜いてこない限り、ユーロ円のダウントレンドはなおも継続中であることを意味する。

 1週間前には101円台とか102円台をやっていたのだから、急激な戻りではある。本来ならばトレンドフォローとしょうして買っていくべきところなのかもしれない。しかしテクニカル的にはレジスタンスの直前ではきっちり売り込むことになっている。ブレークしてしまうかもしれないが、それはロスカットの場所が明確で、しかもすぐ近くに置けるということで小さいロスで済む。

 もしトレンドが続くというのならば、107円ちょうどあたりが戻りの限界であって、そこから反転することを示唆している。ごく少量のリスクで大きいリターンが狙えることになる。自分がブルかどうかは関係ない。とにもかくにも106円台の後半から上は売りゾーンだと言えそうだ。

 私はできれば107円台で売り込みたいところだったが、前の日にすでにダブルトップの形を形成してしまった。ちょっと無理だろうと考えて、それならばと106.50アッパーでもよいと思って欧州市場に臨んだ。106円台の前半で欧州序盤はウロウロしていたが、一瞬だけ上がりそうになった。しかしすぐに叩かれ落ちてきた。

 やはり同じこと考えている人々が多いのだろう。待っていても上がりそうもないので、私は106.22で売り込んだ。想定していたレートからは1円ほども安い。本来ならば107.20くらいでストップアウトのロング転にするつもりであったが、それでは遠すぎるので、先ほどの戻しである106.54のちょっと外側で買い戻しのストップ注文を入れることにする。ストップがついて上がってきた場合には、また107.00の手前でショートメークすることで対処する。

 そうするとうまい具合にユーロ円の方が下がってきた。ダウントレンドにあるといっても目の前で102円台まで行くとも思っていない。トレーリングストップ的なアプローチでポジションクローズをするしかない。つまりいちばんユーロ円のいちばん差し込んだところからの25ポイント反転で買い戻すのだ。105円台の前半にまで来て、もっと下がるかもしれないのだが、取りこぼしも許されないのでそうするのである。

 私がショートポジションを持ってからは、ユーロ円は105.30を割れたところまで。そのあと25ポイントのリバースを見たので、105.59で買い戻した。儲かるには儲かったが、日足のチャートを根拠にしてポジションを作った割には、やめるときは何とも早急だった。まあ、安全策を取ったということで自分を納得させた。

 そのあとニューヨーク市場ではユーロ円は再び上がったようで、106円台に乗せている。米国株が小動きだったことで、かえって下落はなかったという安心感でリスクテークするムードが強くなったようだ。今日のアジア時間では朝いちでスペインの格下げが伝わったが、ユーロ売りは限定的であって、欧州時間になるころには欧州株の切り替えしにともなってユーロも買戻しが優勢となった。とりあえずリスクオフのムードは和らいでいる。

 ユーロドルは昨日の高値である1.3832の手前でひっかかっているが、ビッドは強い。テクニカルに攻めるのであれば、そこをレジスタンスとみなしてユーロドルの戻り売り、そして1.3835でロスカットとするしかなさそうだ。

 今晩はアメリカの小売売上高が発表される。予想としては良いものが出ているが、仮に悪くても株価が大幅下落に向かわない限り、リスク回避に向かわないかもしれない。まあ、気長にユーロ円の107円ちょうど近辺への戻りを待つしかないのかもしれない。


日本時間 19時00分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
【2024年12月】ザイFX!読者がおすすめするFX会社トップ3を公開!
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
トルコリラスワップポイントランキング ザイ投資戦略メルマガ キャンペーンおすすめ10
トルコリラスワップポイントランキング ザイ投資戦略メルマガ キャンペーンおすすめ10
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る