本日の為替相場の焦点は、『米国の雇用統計の発表明けでの影響』と『欧州の債務問題への思惑』、『欧米の株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時00分:米)製造業受注指数
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・18時28分:英)サービス業PMI
・19時00分:欧)小売売上高
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・ゴトオ日要因
・米国の雇用統計発表明けとなる点
・クリスマス休暇入りで市場参加者が減少する時期である点
・欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式など)
・日本政府&日銀による為替介入への警戒感
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
週明け月曜日で、5日のゴトオ日。
本日の米国の経済指標は、ISM非製造業景況指数がメイン。
その他、製造業受注指数にも注目が集まる。
米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などを主要因に大きく上下している。
先々週までの金融市場は、欧州の債務問題への懸念や欧米の株式市場の下落でリスク回避の流れが加速したが、先週以降は大きく反発し、リスク回避の巻き戻しやリスク選好ヨリの流れが優勢となった。
本日は、米国の雇用統計の発表明けの動向に注意しながら、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
特に、直近の金融市場は欧州各国の国債の入札状況や利回り、欧米の株式市場の動向に敏感。
その他、クリスマス休暇入りで市場参加者が減少していく時期である点も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
▼主要材料
・18時28分:英)サービス業PMI
→発表でのポンドへの影響は非常に大きい
・19時00分:欧)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・24時00分:米)ISM非製造業景況指数
・24時00分:米)製造業受注指数
→1つの時間に2種類の経済指標が発表される。メインはISM非製造業景況指数で、注目度も影響度も非常に高い。まずは発表直後の変動を狙いたいが、今の市場は欧米の株式市場の動向での金融市場のリスク許容度での方向性が重要となりそう
12月5日~の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼欧州各国の国債の動向(特に高債務国の国債利回りに敏感)
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼EU首脳会議(8日・9日開催)が開催される点
▼RBNZ、RBA、ECB、BOE、BOCの金融政策が発表される点
▼来週に、FOMCを控える点
▼クリスマス休暇入りで市場参加者が減少する時期である点
▼主要な経済指標の発表
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼日本政府&日銀による為替介入への警戒感
▼米国の国債の動向(長期金利の動向はドルに影響を与えやすい)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向
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12月5日(月)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
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・5日のゴトオ日 ・米国の雇用統計発表明け ・ドイツとフランスがEU条例の改正を提案 |
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09:30 | 豪)ANZ求人広告件数 | △ | - | -0.7% | ||||||||||
17:53 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 51.4 | 51.4 | ||||||||||
17:58 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 47.8 | 47.8 | ||||||||||
18:00 | 独)ショイブレ独財務相の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
18:28 | 英)サービス業PMI | ◎ | 50.5 | 51.3 | ||||||||||
19:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.7% (-0.6%) |
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-0.8% | -1.5% (-1.4%) |
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24:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | S | 53.8 | 52.9 | ||||||||||
米)製造業受注指数 | B | -0.3% | +0.3% | |||||||||||
26:10 | 米)エバンズ:シカゴ連銀総裁の発言 | B | 要人発言 | |||||||||||
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小幅レンジのため様子見。どちらかと言えばロングで
ロングヨリ。リスク選好方向への継続・加速時の追随で。反発には要注意
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