12月20日(火)■『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『クリスマス休暇及び年末相場で市場参加者が激減する点』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『欧州の債務問題への思惑』と『欧米の株式市場の動向』、そして『クリスマス休暇及び年末相場で市場参加者が激減する点』にあり。

米国の経済指標は、
・22時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・08時00分：豪)景気先行指数
・18時00分：独)IFO景況指数
・21時00分：加)消費者物価指数＆【コア】
・翌6時45分：NZ)第3四半期経常収支
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・09時30分：豪)RBA議事録(12月5日開催分)
・米国の主要企業の決算発表→オラクル、他
・今週に米国の長期国債入札が相次ぐ(本日は5年国債を350億ドル)
・クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期
・欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに敏感)
・欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式、米国債、金、原油、米国以外の株式や国債など)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。


★★★

RBA議事録(12月5日開催分)の公表日。

米国の経済指標は、住宅着工件数/建設許可件数がメイン。

米国の株式市場の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利に影響を与えやすい。

ここ最近の為替相場は、欧州の債務問題や金融市場のリスク許容度、世界経済の先行き懸念などで大きく上下してきた。
ただし、先週末は、クリスマス休暇＆年末相場で新規材料に乏しく揉み合いが続いた。

本日は、引き続き欧州の債務問題と金融市場のリスク許容度での方向性を見極めたい。
特に、直近の金融市場は欧州各国の国債の入札状況や利回り、欧米の株式市場の動向に敏感。
また、クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期である点には十分に注意したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・08時00分：豪)景気先行指数
→発表での豪ドルへの影響はまずまず

・09時30分：豪)RBA議事録(12月5日開催分)
→景気見通しや今後の金融政策への思惑が噴出すれば流れのキッカケに

・18時00分：独)IFO景況指数
→欧州の経済指標の中でも１，２を争う。発表でのユーロへの影響は非常に大きい

・21時00分：加)消費者物価指数＆【コア】
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい

・22時30分：米)住宅着工件数/建設許可件数
→米国の経済指標はこれのみ。クリスマス休暇・年末相場でどこまで反応するか

・翌6時45分：NZ)第3四半期経常収支
→発表でのNZドルへの影響はまずまず


12月19日～の週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下
▼クリスマス休暇・年末相場入りで市場参加者が減少する時期
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や国債利回りに感)
▼欧州の債務問題(欧州各国に広がる)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表
▼米国の国債の動向(今週入札が相次ぐ、長期金利はドルに影響)
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場の動向

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12月20日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・米国の主要企業の決算発表→オラクル、他
08:00		豪)景気先行指数	○	-	+0.1%
09:01		英)GFK消費者信頼感調査	△	-32	-31
		英)ネーションワイド消費者信頼感	△	36	36
09:30		豪)RBA議事録(12月5日開催分)	◎	-	-
13:30		日)全産業活動指数	×	+1.0%	-0.9%
14:00		日)景気動向指数【確報値】 [一致CI指数/先行CI指数]	×	-	90.3
				-	91.5
16:00		独)GFK消費者信頼感調査	△	+5.5	+5.6
		独)生産者物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.1%	+0.2%
				+5.2%	+5.3%
		ス)貿易収支	△	+20.0億	+21.5億 (+21.6億)
18:00		独)IFO景況指数	◎	106.0	106.6
		↑・IFO現況指数		116.0	116.7
		↑・IFO景気期待指数		97.0	97.3
21:00		加)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.1%	+0.2%
				+2.9%	+2.9%
		↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.2%	+0.3%
				+2.2%	+2.1%
22:30		米)住宅着工件数	A	63.5万件	62.8万件
		↑・建設許可件数		63.5万件	65.3万件 (64.4万件)
27:00		米)5年国債入札	BB	350億
翌 06:45		NZ)第3四半期経常収支	○	-37.50億	-9.21億
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点 ※15時～20時に市場予想値(コンセンサス)の最新の数値をチェックし、更新した数値は赤字で表記

クリスマス休暇・年末相場で基本的には見送り

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クリスマス休暇・年末相場で基本的には見送り

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